Carla Bley / Andy Sheppard / Steve Swallow (カーラ・ブレイ/アンディ・シェパード/スティーブ・スワロー) レビュー一覧
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投稿日:2016/05/24
夜の帳が下り始める頃、貴方のいる場所が都会のマンションの一室であろうと、田園風景に佇む一軒家であろうと、このアルバムは、貴方にそっと寄り添ってくれるに違いありません。 才女・Carla Bley(1936年生)の知的なピアノの響きに、Andy Sheppard(1957年生)の円やかなサックスが共鳴し、その間をSteve Swallow(1940年生)による固めの音色のエレクトリックベースが自在に舞っていきます。 3人は、ドラムスにBilly Drummondを加えてのライブ・アルバム「The Lost Chords(2004年)」で共演を果たしており、2007年にはクインテットでの「The Lost Chords find Paolo Fresu」もリリース。 その3人の「Trios(2013年)」に続くアルバムが「Andando el Tiempo」で、旧知の仲間が、正に阿吽の呼吸で演奏を繰り広げています。 ちなみにSteve Swallowは、Carlaの元夫・Paul Bley(1932年〜2016年)の長年にわたる共演者でした。そして、現在はCarlaの良きパートナーでもあります。 曲は全てCarlaのオリジナル。Carlaがピアノの前で譜面を鮮やかにめくっているジャケットが物語るように、作曲面に力点を置いた作品でもあるようです。 Carlaの優れた楽曲を更なる高みに押し上げる3人の演奏能力にも唸らされます。 子供たちが寝静まった後、大人たちの間で密やかに交わされる会話のようなサウンド、とでも表現すれば良いのでしょうか? 1曲目「Andando el Tiempo」は3つのパートに分かれており、「Saints Alive!」「Naked Bridges / Diving Brides」と続く47分余り。 録音は2015年11月、スイス・ルガーノにて。プロデューは、もちろんManfred Eicherです。
hiro さん
投稿日:2014/01/25
Piano Trioといっても、 Carla Bley(piano)、Andy Sheppard(saxophones)、Steve Swallow(bass )というECMらしい編成の「Trios」。しっとりとしたメロディに導かれて、静かに始まる1曲目から引き込まれます。曲は全てCarla Bleyのオリジナル。5曲中、3曲が三部構成となっており、曲調の変化も楽しめる構成となっています。全体に、pianoよりもsaxが強調されている感じで、 Carlaの原曲の良さがふくよかなsaxにより際立っていると思います。また、Steve SwallowはContrabassでなく、electric bass(5弦)を弾いているので、3曲目の4ビートや5曲目のサンバ風のパートでは、bassという楽器の重さより、心地よい軽みのような感覚が味わえます。夜更けまで語り合うことができる、成熟した男女に似合うような、大人による大人のためのアルバムだと思います。ご存じの通り、 Carla Bleyは、Paul Bleyの奥様だったのですが、旦那さんの友人でありベーシストのGary Peacockと深い関係に陥りまして、また旦那の方は、 Garyの奥様Annette Peacockと同じような関係に。そして、現在のCarlaのパートナーはPaul とも共演歴が長い、このアルバムのベーシストSteve Swallowです。恋の強者たちだからこその作品かもしれません。
hiro さん
投稿日:2002/11/30
カーラ・ブレイとスティーヴ・スワロウの、一歩間違えると「バカップル」になりかねない関係に待ったをかけるかのごとく、アンディ・シェパードのサックスが間に入って喝を入れています。とは言えブレイのピアノはシンプルでリリカル。ジャケ裏は毎度のことながら笑わせてくれます。
なわとび さん
既に投票済みです
ありがとうございました
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