Gipsy Kings

Gipsy Kings (ジプシー・キングス) プロフィール

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テレビCMや時代劇のテーマ曲等で今やお子様でさえもが「ボ〜ラ〜レッ」と歌ってしまうほど日本でも浸透しているジプシー・キングスの音楽。

彼等は南フランス、プロヴァンス地方、アルルの郊外に生まれ育ったロマ(ジプシー)。現在のメンバーはニコラ・レイエス、カヌート・レイエスアンドレ・レイエス、パチャイ・レイエス、ポール・レイエス、そしてニコラの息子であるジョルジュ・レイエスのレイエス一族(レイエス兄弟たちの父はフラメンコの巨匠であるホセ・レイエス)と、トニ−ノ・バリアルド、ディエゴ・バリアルド、パコ・バリアルドのバリアルド兄弟(こちらはフラメンコ・ギターの名手、マニタ・デ・プラタを叔父に持つ)ファミリーで結成されている。彼等がじわじわと話題になってきたのが゜87年、プロデューサーのクロード・マルチネスによってフラメンコを基調としたサウンドにポップス〜ロック的要素を取り入れた事により、まずフランスにて彼等のファースト・アルバム“ジプシー・キングス”が大ヒット。たちまちその噂はアメリカをはじめとし、世界中に轟く事となった。

'80年代後半、日本でもにわかにブームとなったワールド・ミュージックと言われるジャンルの中で、ジプシー・キングスの存在は大きかった。’87年にリリースされたアルバム“ジプシー・キングス”から“ジョビ・ビョバ”と“バンボレオ”の大ヒットがまさにそれを語っている。後もフランス・ワールド・カップのオフィシャル・アルバムへの参加、テレビCM、“鬼平犯科長”でのエンディング・テーマ曲に彼らの曲、“Inspiration”が使用されたりと、そのサウンドは一部のワールド・ミュージック・ファンだけに留まる事なく浸透してゆく。

2001年、ここのバンドの中心的人物であるトニー・バリアルドが初のソロ・アルバム“Essences(エッセンシズ)”をリリースした。彼はジプシー・キングスの前身バンドの時代からそのジプシー・キングス・サウンドを構築し、なお且つ卓越したテクニックからもこのバンドの要的存在。またパコ・デ・ルシアの愛弟子であり、またマニタス・デ・プラタの甥。今回のリリースにあたっては、兼ねてよりソロ・アルバムの制作を薦められていたというプロ−デューサー、クロード・マルティネスによる作品でお聴きになられればおわかり頂けると思いますが、若干ジャズ寄りな音創り。ジョン・コルトレインの曲をモチーフに録音された楽曲やジプシーにとっての象徴的存在とも言われるジャンゴ・ラインハルトをイメージした楽曲“リメンバー・ジャンゴ〜忘れ得ぬジャンゴ”にも注目。ジプシー・キングスでは表現される事のない音世界がここで披露されている。ジプシー・キングス・ファン、当然の必聴盤。

今回、昨年(2000年)の11年振りの来日公演に続き、2001年も7月にジプシー・キングスの公演が行なわれ話題となった。

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