A Matter Of Life And Death [フィギュア+パッチ付きコレクターズボックス] のレビューです。ブルース・ディッキンソンとエイドリアン・スミスが戻って来てからの作品で一番好きなアルバムです。バンドにとってもかなりの自信作だったようで、発売当時はこのアルバムをアルバム曲順通りに完全再現したツアーでした。今回はリマスター、フィギュアのおまけつきという事で買い替えました。全体的に暗い印象ですが、イギリスのバンドらしくて良いと思います。歌メロ、ギターソロのメロディが素晴らしく歌いたくなるような曲ばかりです。

ここ数年で全作品がぽつりぽつりとリマスターで再発されてきましたが、2000年代のリマスターで十分に満足しているので、エディのフィギュア付きのCDのみ購入しました。CDは聞き比べしていません。ライヴの内容は最高です。まだ若かりしメンバーが全力で最高の楽曲を演奏して最高に盛り上がっています。自宅で聴いてる我々もライヴ会場にいるような音になっています。私のコレクションの中のライヴ盤ではベスト３に入る素晴らしい作品です。

IRON MAIDENのFEAR OF THE DARK、アルバムのラストを飾るタイトル曲が、我が人生のベストソングで美しいメロディと激しく早いリズム。私が音楽に求める全てが含まれています。この１曲だけでも聞く価値アリです。他の曲ではafraid to shoot strangerがお勧めです。

アルバム自体は個人的にはXファクターよりもお気に入りです。2019年に出た2015年リマスター音源を使用したスタジオ・コレクション・リマスタードについての評価ですが、オリジナル盤と聞き比べてみて正直ほとんど違いが分かりませんでした。元々悪くない音だったし90年代後半という事でリマスター効果はほぼないかもしれません。

メイデンの歴史の中でもトップクラスの完成度を誇る名盤だと思います。ただ、2019年に発売されたスタジオ・コレクション・リマスタードの音源とオリジナル盤を聞き比べてみたのですが音にほぼ違いは感じられませんでした。2000年発売のアルバムという事で元々音質が良好だったのですでに持っている人はわざわざ買い直す必要はないかなと思いました。

ブルース・ディッキンソン脱退前（その後、復帰しますが）の最後のアルバム。どの曲も印象的なフックを持っており、捨て曲なしの名盤だと思います。個人的にはアイアン・メイデンはこのアルバムまでだなぁ…。

近作の中でもマストな秀作ですね！

入手しておいて良かったです！

レガシーオブザビーストツアーの楽曲を収録したアルバムで、名曲のオンパレードである。ブルースもこの年でも声が出ており、あっぱれである

2枚組と言っても140分もあるだらだら長いものではなく、92分というのが実に丁度良い。 新味はないものの集大成的と言える多彩な内容で、一分の隙も無くメイデン・ワールドが広がる入魂作だ。 オープニングから最後まで一気に聴かせる。 全11曲…スティーヴ・ハリス単独作が2曲しかなく、ハリスが曲作りに参加していない曲が4曲もあるのだが、そのせいか「Powerslave」(1984)「Somewhere In Time」(1986)あたりに近い印象もあり。 10分超えの曲が3曲もあって、特にブルース・ディキンソン単独作のラスト・ナンバーは史上最長の18分。