裏切りのサーカス

本編128分／2011年／イギリス＝フランス＝ドイツ／

【ストーリー】
東西冷戦下、英国情報局秘密情報部MI6とソ連国家保安委員会KGBは熾烈な情報戦を繰り広げていた。 ある策略により、英国諜報部<サーカス>を去ることとなった老スパイ・スマイリー(ゲイリー・オールドマン)の元に、困難な任務が下される。 それは、長年に渡り組織の幹部に潜り込んでいるソ連の二重スパイ<もぐら>を捜し出すこと。 標的は組織幹部の4人、<ティンカー(鋳掛け屋)、テイラー(仕立屋)、ソルジャー(兵隊)、プアマン(貧乏人)>。 過去の記録を遡り、証言を集め、容疑者を洗いあげていくスマイリー。浮かび上がるソ連の深部情報ソース<ウィッチクラフト>、そしてかつての宿敵、ソ連のスパイ ＜STAFF＞ <カーラ>の影。やがて彼が見いだす意外な裏切者の正体とは―。

【スタッフ】
監督:トーマス・アルフレッドソン『ぼくのエリ 200歳の少女』
製作:ブリジット・オコナー&ピーター・ストローハン
(第84回アカデミー賞 脚色賞ノミネート)
音楽:アルベルト・イグレシアス『ナイロビの蜂』
(第84回アカデミー賞 作曲賞ノミネート)
原作:「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」
ジョン・ル・カレ著(ハヤカワ文庫刊)
特別協力:ポール・スミス

【キャスト】
ゲイリー・オールドマン『レオン』『ハリー・ポッター』シリーズ『バットマン』シリーズ
コリン・ファース『シングルマン』『英国王のスピーチ』
トム・ハーディ『Black&White/ブラック&ホワイト』『ダークナイト ライジング』
ジョン・ハート『ミッドナイト・エクスプレス』『エレファント・マン
トビ―・ジョーンズ『ブッシュ』『フロスト×ニクソン』『マリリン 7日間の恋』

Jack English ©2010 StudioCanal SA ©2011 Karla Films Ltd - Paradis Films sarl - Kinowelt Filmproduktion GmbH All Rights Reserved.

スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの傑作『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を映画化。“サーカス”と呼ばれる英国諜報部に潜むソ連からの二重スパイ。派手なアクションではなく、熾烈な情報戦を徹底してリアルに描いた異質のスパイ映画だ。(CDジャーナル　データベースより)