THE BEATNIKS 7年振りのNEW ALBUM!!「EXITENTIALIST A XIE XIE」発売
高橋幸宏と鈴木慶一による1981年結成のユニットTHE BEATNIKS(ザ・ビートニクス)。前作「LAST TRAIN TO EXITOWN」以来7年ぶりとなるニューアルバム「EXITENTIALIST A XIE XIE」(エキジテンシャリスト・ア・シェーシェー)がレーベルBETTER DAYSから発売される。
ユニットの活動条件でもある「怒り」をテーマとした強い社会性を帯びた楽曲や、ライブでも大好評のユーモラスな作品、繊細な音の構築によって形作られた楽曲など40年に及ぶキャリアの中で培われた音楽財産を駆使した、大人のロック集大成と呼べる仕上がりとなっている。
レコーディングはほとんどのプロダクションを高橋幸宏と鈴木慶一の二人で行うのがTHE BEATNIKSのスタイルだが、今回はゲスト・ミュージシャンとして、作曲〜プリ・プロダクションの段階からスタジオ作業を共にしてきたゴンドウトモヒコ(Flugel, Computer Programming & Editing)をはじめ、砂原良徳(Additional Production)、矢口博康(Sax)、沖山優司(Bass)、小山田圭吾(E.Guitar)、千葉広樹 (W.Bass)、佐橋佳幸(Guitars)、徳澤青弦(Cello)、重住ひろこ(Chorus)、LEO今井(Vocal)という二人が今最も信頼する凄腕のミュージシャンたちが参加。
また、本作はレーベルBETTER DAYSにとっても約30年ぶりの新作アルバムのリリースとなる。1977年に日本コロムビアで生まれたレーベルBETTER DAYSは、かつて坂本龍一、渡辺香津美、清水靖晃など、のちに音楽界に多大な影響を与え
る存在をデビューさせ、KYLYN、マライア、カラード・ミュージックなど数々のアーティストを送り出し、その先鋭的なアプローチと圧倒的なクオリティで70年代から80年代を駆け抜けた伝説のレーベルとして知られている。40年経った現在、日本はもとより、ヨーロッパを中心とした海外クラブミュージック・シーンで評価を受けるとともに、多くの作品がリイシューされるなど注目を浴びている。
そんな伝説のレーベルの再始動第1弾に相応しいTHE BEATNIKSの最新作に注目いただきたい。
<THE BEATNIKS>
1981年THE BEATNIKS (ザ・ビートニクス)結成。当時「YMO」のメンバーで、現在「METAFIVE」で活動する高橋幸宏と「ムーンライダーズ」のヴォーカルであり音楽プロデューサーや、北野作品「アウトレイジ」シリーズなどの映画音楽家としても活躍する鈴木慶一によるユニット。
1stアルバム『EXITENTIALISM〜出口主義』は、国内のみならず欧米でも発売。主にヨーロッパのアーティストにも大きな影響を与えた。自分たちをとりまく社会や そのあり方などに怒りを感じたとき、それがモチベ ーションとなって制作をはじめると言われる。
これまでに発売されているオリジナル・アルバム4枚。その他、世界的ファッション・デザイナー山本耀司の パリ・コレクション用として製作された音楽集なども発表している。
(メーカー・インフォメーションより)
高橋幸宏と鈴木慶一によるザ・ビートニクスの約7年ぶりとなるオリジナル・アルバム。赤塚不二夫生誕80周年を記念して開催された“バカ田大学”の出演をきっかけに制作した楽曲ほか、砂原良徳や小山田圭吾らが参加した全10曲を収録。長いキャリアから余裕を感じさせる大人ロック集。(ガ)(CDジャーナル データベースより)