ポール・マッカートニー 最新アルバム『マッカートニー III』国内盤S...
自身の名を冠したソロアルバム『マッカートニー』リリースから50周年、ポール・マッカートニー待望のニューアルバム『マッカートニー III』発売中。コロナ禍のロックダウン中、過去のマテリアルをベースに自宅で一人で制作した、文字どおり ”純ワンオペ” なソロアルバム。国内盤SHM-CD スペシャルエディションには、アウトテイ...
HMV&BOOKS online-ロック|2021年01月11日 (月) 01:00
2020年12月26日 (土) 22:00 - HMV&BOOKS online - ロック
クラシックロック 2020年セールスランキング 今年はレジェンドたちの最新作が大充実!プリンス、ワム!、ストーンズなど再発系にもGJ多し!
ポール・マッカートニー、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、ニール・ヤング、クイーン、AC/DC、オジー・オズボーン、ジェイムス・テイラー、プリテンダーズ、ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースなど、今年はエンタメ業界が軒並み苦戦を強いられた中、ロックレジェンドたちの最新作がシーンを盛り上げました。
また再発では、プリンス、ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、U.F.O.、クリームなどの名盤デラックスエディションが安定の上位ランクイン。いずれのボーナスコンテンツもコレクター納得のバリューの高さ。
ほか、ワム!、a-ha、ケニー・ロギンスといった80s系を中心としたDVD付き日本独自企画『ジャパニーズ・シングルス・コレクション』シリーズや、生誕80周年を迎えたジョン・レノン、1月に来日公演を行なったクイーンなど、日本でも人気の高いアーティストたちの最新ベストアルバムも大人気。中でもワム!の『ジャパニーズ・シングルス・コレクション』は、ファン待望の最新リマスターに加えて、1984〜85年に「フリーダム」などとのタイアップで放送されていた日本のテレビCM<マクセルカセットテープ 「UDT」/「UD II」>を特典映像として収録した、リアルタイム世代から80s洋楽好きまで悶絶することうけあいのお宝品です!
こちらでは、2020年HMV&BOOKS onlineでよく売れたクラシックロック系のアイテム (ロックレジェンドの最新作、名盤再発/デラックス盤再発、貴重ライヴ音源など) をご紹介します。
自身の名を冠したソロアルバム『マッカートニー』リリースから50年目に登場となった、ポール・マッカートニー待望のニューアルバム『マッカートニー III』。当初は2020年のアルバム発売を予定していなかったが、コロナ禍のロックダウン中に過去のマテリアルにタッチすることで創作熱が思いがけずにオーバーシュート。自宅で一人で制作を開始し、楽器のレイヤーを重ねに重ね、文字どおり純ワンオペなソロ作品ができあがった。ゆえに ”シンプル”。ゆえに ”イズベスト”。
90年代初めに書かれるもお蔵入りとなっていた「ホエン・ウィンター・カムズ」は、新たな旋律が加えられた「ロング・テイルド・ウィンター・バード」としてアルバムのオープニングに据えられている。
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前作『ロック・オア・バスト』リリース後の2017年に、バンドの創始者であり、弟アンガス・ヤングと二人三脚でバンドを牽引してきたマルコム・ヤングが他界。稀代のリフメイカーだったマルコムの死は途方もなく大きな喪失感をバンドとファンにもたらしたが、AC/DCは前進することを選んだ。
6年ぶりとなる本作『パワー・アップ』は、マルコムとアンガスが全曲を手掛け、まったくもって変わらない、むしろブライアン・ジョンソン、フィル・ラッド、クリフ・ウィリアムズの正式カムバックによって、みんなでマルコムの ”ロック魂” を引き継いでいくんだという、さらなるパワーアップの決意表明がアルバム全編にみなぎっている。
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ヨーコ・オノがエクゼクティヴプロデューサーを務め、ショーン・レノンがプロデュースした、ジョン・レノン生誕80周年を記念するニューベストアルバム『ギミ・サム・トゥルース.』。ヨーコとショーンが選曲した、ジョンのソロ作品で最も重要で最も愛された楽曲を全く新しいリミックスを施して収録。オリジナルマルチトラックの新たなトランスファーによるリミックスを施した上に、最高の音質にまでクリーンアップされている。
36曲収録の2CDに、各曲のステレオオーディオミックス、5.1 サラウンドサウンドミックス、ドルビーアトモスミックスのHDオーディオを収録したブルーレイ付き完全生産限定デラックスエディションもあり。
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オジーの実に10年ぶりとなる通算11枚目のオリジナルアルバム。ガンズ・アンド・ローゼスのダフ・マッケイガン、レッチリのチャド・スミスがリズム隊を務め、「ストレイト・トゥ・ヘル」ではスラッシュが、表題曲ではなんとヴォーカルとピアノでエルトン・ジョンが参加し、この美しい壮大なバラードをデュエットで披露している。
プロデューサー兼ギタリストとしてアンドリュー・ワットを迎えて制作された本作は、過去幾度となく死にかけてきたオジー復活劇の始まりか、それとも渾身のラスト一撃か!?
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プリンス『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のスーパーデラックスエディションには、バーニー・グランドマンによる2020年最新リマスター (初のリマスター!)に加えて、幻となったジャズファンクアルバム『ザ・フレッシュ (The Flesh)』制作のため1985〜86年に行なわれたジャズの帝王マイルス・デイヴィスやマーカス・ミラーとのスタジオセッションテイク、またこちらもマイルスをゲストに迎えた1987年12月31日ペイズリー・パークでのライヴ映像などを収録。
殿下と帝王の邂逅、そのワクテカな ”裏歴史” を学び知るための最良な教材資料でもある。
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『レッキング・ボール』以来8年ぶりに盟友Eストリート・バンドとタッグを組んだBOSSのオリジナル最新アルバムは、「たった5日間で作ったアルバムが、結果として自分史上最高のレコーディング体験のひとつ」と自らが語る会心すぎる1枚。ニュージャージーの自宅スタジオでオーバーダブ一切なしで録音されたということで、ざらついた音触のタイトなバンドサウンドが実に心地よい。
書き下ろし新曲、さらには70年代に書かれていたマテリアルを基に作られた3曲「ジェイニー・ニーズ・ア・シューター」「イフ・アイ・ワズ・ザ・プリースト」「ソング・フォー・オーファンズ」を加えた全12曲を収録。
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新型コロナの影響で残念ながら来日公演は中止となってしまったが、『テンペスト』以来8年ぶりに届けられた ”オリジナル楽曲” によるこのニューアルバムがすばらしかったということでヨシとしたい。アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの作品に着想を得たとも言われている「アイ・コンテイン・マルチテュード」、17分近い大作「マーダー・モスト・ファウル」など、多様な音楽要素を交えながら放たれる10篇の歌。
全世界が ”時代は変わる” ことを改めて痛感した2020年。そんなニューノーマル元年の総決算として、日本語訳を通して詞の意味をしっかりかみしめながら、この年の瀬に聴きたい1枚でもある。
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一般的に「悲しみのアンジー」収録でよく知られているであろう『山羊の頭のスープ』。しかしこのスープのダシは、そんな甘っちょろいバラッドブイヨンをベースにしているわけではない。今回めでたくオフィシャルで陽の目を見たジミー・ペイジ参加の「スカーレット」や、ギターリフとクラヴィネットの絡みでねっちょり仕上がった「クリス・クロス」などを聴けば、あくまでストーンズ流に発酵されたファンクロック的エッセンスが下味の基礎になっていることがよくわかる。つまり「ダンシング・ウィズ・ミスターD」での喉ごしがこのアルバム本来のうまみ。神ライヴ録「ブリュッセル・アフェア」などをセットにしたスーパーデラックス盤がおすすめ。
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ワム!の日本でリリースされた全シングル曲とミュージックビデオを網羅し、また超貴重なお宝映像を追加した日本独自企画の最新にして最強のベストコレクション。
世界初CD化となる「ラスト・クリスマス」のインストヴァージョン、世界初DVD化のTVライヴ映像、さらに彼らのヒット曲が起用された日本のTV-CMの映像特典などイロイロ盛りだくさんだが、ファン積年のウサを晴らしてくれたという意味でも、「全曲最新デジタルリマスター」を施したソニーミュージックさんのGJにMVPを贈りたい。
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ポールのおなじみ《アーカイヴコレクション》の最新プロダクツは、ELOのジェフ・リンとジョージ・マーティンを共同プロデューサーに迎えて制作され、ヒットシングル「ヤング・ボーイ」や、リンゴとの最初のコラボとなる「ビューティフル・ナイト」などを収めた1997年のソロアルバム『フレイミング・パイ』。
デラックスエディション付属の ”おまけ” 云々というよりは、改めて聴き直しても「やはりいいな」という声が多く聞こえてきそうな、後期ビートルズテイストも違和感なく味わえるナイスアルバムだということ。
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