ロック＆ポップス 1984年の名盤 30選 - 発売40周年を迎える名盤をそろえよう

ロック＆ポップス 1984年の名盤 30選 - 発売40周年を迎える名盤をそろえよう

MTV全盛の「1984年」は ロック＆ポップス名盤・名曲の豊作年！

プリンス、マドンナ、ブルース・スプリングスティーン、U2から、ワム!、カルチャー・クラブ、ハワード・ジョーンズ、ブライアン・アダムス、スタイル・カウンシル、ヴァン・ヘイレン、「フットルース」「ゴーストバスターズ」サントラまで、1984年に発表された洋楽ロック＆ポップスの名盤の数々をご紹介。

プリンス / Purple Rain

24週連続全米チャートNo.１に輝いたプリンスの代表作であり、ビジュアルアーティストとしての本領を発揮した初の同名映画のサントラ。タイトル曲をはじめ、シングルチャートを制覇した「Let's Go Crazy」「When Doves Cry」ほか、計５曲のヒットシングルが生まれた。2017年リマスターによるデラックス ”エクスパンデッド” エディションには、シングルエディット、シングルB面曲、1985年のライヴ映像を収録のDVDを付属。

Prince & The Revolution - Let's Go Crazy (Official Music Video)

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ブルース・スプリングスティーン / Born in the U.S.A.

ベトナム帰還兵の苦悩をパワフルに力強く歌った辛辣なタイトル曲が国粋主義者の誤解を招くも、タイトル曲を含む７枚のカットシングルすべてが大ヒット。全米１位を獲得し、80年代においてアメリカで最も売れたロックアルバムとなった。また全世界でも2,000万枚以上のビッグセールスを記録。翌年のグラミー賞では「最優秀ロック・ヴォーカリスト賞」を受賞した。

Bruce Springsteen - Born in the U.S.A. (Official Video)

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マドンナ / Like A Virgin

80年代のセックスシンボルと称されたマドンナの世界中での人気を決定づけた大ブレイクの２ndアルバム。チーフプロデューサー／ギタリストを務めたナイル・ロジャースをはじめ、バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソンといったシックの面々がレコーディングを全面バックアップ。「Like A Virgin」「Material Girl」「Dress You Up」を収録し、アメリカ、日本をはじめ世界11ヶ国でチャートのNo.１を獲得した。

Madonna - Material Girl (Official Video) [HD]

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U2 / The Unforgettable Fire

ブライアン・イーノ、ダニエル・ラノワといった鬼才プロデューサー陣を迎えて制作された４thアルバム。ドラマティックかつエモーショナルな路線に拍車がかかった１枚で、名曲「Pride (In the Name of Love)」も収録。

U2 - Pride (In The Name Of Love) (Official Music Video)

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ワム! / Make It Big

ワム！がポップス界の頂点に立った２ndアルバム。その人気は英国だけでなく全米に飛び火し、３曲の全米NO.１シングルを生み、アルバムも全米・全英共にNo.１を獲得。英米と日本の３カ国だけで1,000万枚近くのセールスを記録した。「Wake Me Up Before You Go-Go (ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)」「Everything She Wants (恋のかけひき)」「Careless Whisper」など名曲満載。

George Michael - Careless Whisper (Official Video)

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「フットルース」オリジナルサウンドトラック

80年代サントラブームの火付け役となった映画「フットルース」(ケビン・ベーコン主演) のサウンドトラック。ケニー・ロギンスによるメインテーマをはじめ、マイク・レノ＆アン・ウィルソン「Almost Paradise (パラダイス〜愛のテーマ)」、ボニー・タイラー「Holding Out for a Hero (ヒーロー)」など日本でもおなじみのヒット曲が満載。

Kenny Loggins - Footloose (Official Video)

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ブライアン・アダムス / Reckless

ボブ・クリアマウンテンのプロデュースで、ストレートかつ切ないロックンロールを聴かせる、全世界で1,000万枚以上のセールスを記録したモンスターアルバム。初の全米No.１ヒット「Heaven」をはじめ、「Summer Of '69 (想い出のサマー)」「Run To You」、ティナ・ターナーとのデュエット「It's Only Love」など、シングル５曲がすべてトップ20入りを果たした。発売30周年を記念したデラックスエディションには、当時の未発表曲「Reckless」や1985年ハマースミスオデオンでのライヴなどを追加収録。

Bryan Adams - Heaven

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ホール＆オーツ / Big Bam Boom

ボブ・クリアマウンテンをプロデューサーに迎え、アーサー・ベイカーをミックスコンサルタント＆アディショナルプロダクションに起用。コンピューターサウンドに重点を置いて将来を見据えて音作りをした、程よいダンスビートとロックサウンドのバランスが新鮮かつ心地よい通算15枚目のアルバム。本作からは、全米シングルチャート１位となった「Out Of Touch」や「Method Of Modern Love」の２曲のTOP10ヒットが生まれた。

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スタイル・カウンシル / Cafe Bleu

ザ・ジャム解散後、ポール・ウェラーが元デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズのメンバーだったキーボーディストのミック・タルボットと立ち上げたユニットのスタイリッシュなデビューアルバム。ジャズ、ソウル、ボサノヴァ、ロックをセンスよくミックスした音楽性は、ニューアコースティックサウンドの先駆けとして評価された。日本の音楽シーンやファッションシーンにも影響を与え、数多くのフォロワーを生んでいる。

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ヴァン・ヘイレン / 1984

80年代初頭イギリス主導によるヘヴィメタルムーヴメントを一気にアメリカに引き戻し、そのアメリカだけで1,000万枚以上を売り上げ、全米レコード協会認定のダイアモンドディスクに輝いたメガヒットアルバム。シンセサイザーを大胆に取り入れ全く新しいサウンドにチャレンジした意欲作でもあり、バンド初の全米チャート１位を獲得した「Jump」をはじめ、「Panama」「Hot for Teacher」などヒット曲が満載。

Van Halen - Jump (Official Music Video)

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ハワード・ジョーンズ / Human's Lib

80年代UKニューウェイヴの ”ポップな異端児” ハワード・ジョーンズの記念すべき全英No.1デビューアルバム。80sポップの代表曲「New Song」や「What is Love？」など、デジタルシンセサイザーの音色に満ちたエレポップヒットが満載の名盤。

Howard Jones - New Song

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クイーン / The Works

メンバー各自が半年間のソロ活動を経たのちに発表されたアルバム。分厚いコーラスとロックスピリッツが炸裂し、クイーンのモダンな世界の方向性を示唆している。「RADIO GA GA」「I Want To Break Free」「Keep Passing The Open Windows (愛こそすべて)」などを収録。2枚組リミテッド・エディションには、シングルB面曲のほか、1985年1月にブラジル・リオで開催されたロックフェス “Rock In Rio” 出演時のライヴ音源などを追加収録。

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「ゴーストバスターズ」オリジナルサウンドトラック

ニューヨークを脅かすゴーストたちに立ち向かうことになった３人組 (ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス) の活躍を描く大ヒットホラーコメディ映画「ゴースト・バスターズ」のサウンドトラック。日本でもオリコン洋楽シングルチャートで６週連続第１位の大ヒットを記録したレイ・パーカーJr.によるテーマ曲をはじめ、エア・サプライ、トンプソン・ツインズ、ローラ・ブラニガンなどの佳曲を収録。

Ray Parker Jr. - Ghostbusters (Official Video)

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カルチャー・クラブ / Waking Up With The House On Fire

最後に日本語で「センソウハンタイ」と歌われる「The War Song (戦争のうた)」や、日本の化粧品のCMで使われた「Don't Talk About It」を含む３rdアルバム。ボーイ・ジョージのソウルフルなヴォーカルに深みが増し、それを引き立てるコーラス隊の存在も光る。ポップな面は維持しつつも、スムースかつ洗練されたサウンドが極上の ”ブルー・アイド・ソウル” アルバムへと昇華させている。

The War Song (Remastered 2003)

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XTC / The Big Express

前作『Mummer』ではアコースティカルな感触や内省的なムードに覆われていたが、原点回帰ともいえるエッジが利いたエキセントリックなパワーポップサウンドを打ち出した７thアルバム。「Wake Up」の左右にパンニングされた鋭いギターの面白さや、「Seagulls Screaming Kiss Her, Kiss Her」でのカモメの叫びなどに見られるアンディ・パートリッジ流のポップさなどに、ギターバンドとしての意地を感じさせる。

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カーズ / Heartbeat City

80年代のアメリカを代表するバンドとなったカーズが、ロバート・ジョン ”マット” ランジをプロデューサーに迎えて制作した５thアルバム。第１回MTVビデオ・ミュージック・アワードの「最優秀賞」に輝いた「You Might Think」をはじめ、「Drive」「Hello Again」「Magic」の4曲がシングルヒットし、バンド最大のセールスを記録したクールでハイセンスな傑作。

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シャーデー / Diamond Life

ナイジェリア生まれ、英国育ちで、ジャズやR＆Bをこよなく愛するリードシンガー、シャーデー・アデュを中心にしたシャーデーが、世界の音楽シーンにクールな衝撃を与えたデビューアルバム。ブラックミュージックの多彩なエッセンスが溶け込んだ洗練された楽曲に、包容力のあるアデュのヴォーカルがコラージュされ、ワン＆オンリーの世界観を醸し出している。「Smooth Operator」が大ヒットし、グラミー賞「最優秀新人」を受賞した。

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プリテンダーズ / Learning To Crawl

メンバーの相次ぐ死去という悲劇を乗り越え、音楽的にも成熟したサウンドを聴かせ、力強い再出発を印象付けた３rdアルバム。子供の出産を経て、より優しく逞しくなったクリッシー・ハインドの歌も魅力的。「2000 Miles」「Back on the Chain Gang」といった全英シングルチャートTOP20入りを果たしたヒット曲が生まれ、最終的にアルバムもゴールドディスクとプラチナムディスクを獲得する大ヒットとなった。

Pretenders - 2000 Miles (Official Music Video) [HD Remaster]

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INXS / The Swing

オーストラリアから世界征覇をめざすINXS (インエクセス) 初のアメリカ録音盤にして、全世界に彼らのサウンドスタイルを知らしめた４thアルバム。ナイル・ロジャースをプロデューサーに迎え、バックヴォーカルにはダリル・ホールが参加した大ヒットシングル「Original Sin」を収録。このヒットにより、マイケル・ハッチェンスのヴォーカルに注目が集まりはじめるなどバンドは上昇気流に乗った。

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エコー＆ザ・バニーメン / Ocean Rain

デビュー以来の性急なビート感はほぼ影を潜め、35人編成のオーケストラのストリングスによるドラマティックなアレンジやアコギを鳴らした柔らかなポップさが前面に出た４thアルバム。「Silver」「Seven Seas」、全英チャート９位のヒットとなった「The Killing Moon」を収録。

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「ストリート・オブ・ファイヤー」オリジナルサウンドトラック

音楽が効果的に配されたウォルター・ヒル監督による青春ロックンロール映画のサウンドトラック。シングルヒットを記録したダン・ハートマン「I Can Dream About You (あなたを夢みて)」をはじめ、フィクス、グレッグ・フィリンゲインズ、また本映画のために結成されたファイヤー・インクなどによる80年代を象徴するナンバーを収録。

Dan Hartman - I Can Dream About You

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デヴィッド・ボウイ / Tonight

大ヒットした前作『Let's Dance』に引き続き、ゴージャスでダンサンブルなポップロックサウンドを展開。リードシングルの「Blue Jean」やティナ・ターナーとのデュエットとなった表題曲のほか、イギー・ポップとの共作曲のデュオによるセルフカヴァー「Don't Look Down」、ビーチ・ボーイズ「God Only Knows」などを収録。『Let's Dance』のセールスには及ばなかったものの、ヴォーカリストとして深みを増したボウイのオーセンティックなポップ作品として、近年その評価はかなり高まっている。

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TOTO / Isolation

リードヴォーカルがボビー・キンボールから元トリリオンのファーギー・フレデリクセンに交代した新生TOTO。サウンドが前作からより一層ハードロッキンなものになった５thアルバム。ソリッドな音作りとスティーヴ・ルカサーのギタープレイも人気を呼び、メタル系ロックファンやギターキッズから絶大な支持を集めた。

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ザ・スミス / The Smiths

モリッシー、ジョニー・マー、アンディ・ルーク、マイク・ジョイス。この後瞬く間に80年代UK音楽シーンのカリスマへと上り詰めるザ・スミスの記念すべきデビューアルバム。まだ初々しさが残るものの、彼らの代表曲である「This Charming Man」「Still Ill」「Hand In Glove」などを収録した重要作。

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デッド・オア・アライヴ / Sophisticated Boom Boom

ポストパンク〜ゴス・ニューウェーブ系の音からユーロビートへの移行過程を切り取った記念すべきメジャーデビューアルバム。本作での試行錯誤があったからこそ、この後のハイエナジーなディスコサウンドが生まれたという意味でも重要な１枚。ピート・バーンズの自己陶酔的な性格とカリスマ性を見事に表現したジャケットも秀逸。

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メタリカ / Ride The Lightning

自らが生み出した「スラッシュメタル」という存在をメインストリームにまで導いた、このアルバムなしに今のへヴィミュージック、メタルは語れない、新たなフォーミュラを作り上げた傑作２ndアルバム。名曲「Creeping Death」「Fade To Black」「For Whom The Bell Tolls」収録。

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ホワイトスネイク / Slide It In

ホワイトスネイクにとって初のプラチナムディスクとなり、全米を含む世界規模での成功へと彼らを導いたハードロック史に燦然と輝く不朽の名作。「Love Ain't No Stranger」「Slow An' Easy」「Slide It In」といったハードロックの名曲を収録し全世界で600万枚以上のセールスを記録。

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フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド / Welcome To The Pleasuredome

アート・オブ・ノイズ、バグルズ、イエスを渡り歩いた奇才トレヴァー・ホーンのプロデュースによるミリオンセラーを記録した傑作デビューアルバム。日本のテレビCMなどでもおなじみの名曲「Relax」をはじめ、「Welcome To The Pleasure Dome」「Two Tribes」「The Power Of Love」などを収録。MTV時代の申し子ともいえる過激なミュージックビデオや歌詞とともに80年代をセンセーショナルに駆け抜けた。

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デペッシュ・モード / Some Great Reward

ビートを強化し、さらにメタリックでヘヴィなサウンドへと進化したデペッシュ・モードの名声を決定づけた４thアルバム。インダストリアル色と持ち前のポップ感覚が融合され、欧州のみならず米国でも高い支持を得た。人種差別や暴力に言及した「People Are People」や「Master and Servant」などのヒット曲を収録。

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ボン・ジョヴィ / Bon Jovi

1984年8月に開催された「スーパー・ロック '84 イン・ジャパン」でのパフォーマンスで日本での人気を不動のものとし、本国アメリカより早く支持を得たボン・ジョヴィのデビューアルバム。哀愁のメロディを聴かせるタイトル曲もやはり日本でいち早く大ヒットとなった。ほか、「She Don't Know Me」などキャッチーな佳曲が目白押し。

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