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スピッツ アルバム16作品のアナログ盤ジャケットに注目
2017年07月03日 (月) 16:55
|HMV&BOOKS online - ジャパニーズポップス
スピッツ結成30周年を記念し、1stアルバム『スピッツ』から15thアルバム『醒めない』までのオリジナルアルバム15作品にミニアルバム『オーロラになれなかった人のために』を加えた全16作品のアナログ盤を一挙再発売。 音源に関しては全て再カッティングし、重量盤にてプレス。また、ファンには慣れ親しんだメインビジュアルはそのままに、30周年仕様のジャケットデザインへ一新。CDとほぼ一緒のデザインのものから、よく見ると絶妙に違っているタイトルもあり、ファンならずともこれは必見。
★ジャケットデザインに注目!
左:アナログ 右:CD
『スピッツ』


1991年3月発売の1stアルバム。デビューシングルでもあった「ヒバリのこころ」を始め、当時のシリーズライヴタイトルでもあった「五千光年の夢」や「海とピンク」「うめぼし」等、アマチュア時の楽曲も多数収録。初のFM局のパワープレイにも選ばれた「ニノウデの世界」やギターの三輪が作曲した「月に帰る」を含む、出発点ながら、どれをとっても現在の彼らの根底に流れている要素が詰まった全12曲。
『名前をつけてやる』


ストリングスの導入も試み、オルタナやシューゲイズの要素も見え隠れする1991年11月発売の2ndアルバム。初タイアップ曲「魔女旅に出る」、スキャットやネオアコ感あふれる「ウサギのバイク」、オルタナギターや変拍子も取り込まれた「日曜日」、ギターの音色の幅が耳を惹くタイトル曲や4ビートが採り入れられた「あわ」、カウパンクなリズムにディメンションの効いたギターも印象的な「恋のうた」等々、初期の彼らの多彩さも楽しめる1枚。
『オーロラになれなかった人のために』


前作アルバム中の「魔女旅に出る」にてオーケストラアレンジを担当した長谷川智樹とタッグを組み、全編にわたりオーケストラアレンジを施した、1992年4月発売のミニアルバム。ホーンやティンパニがブレイブ感を掻き立てる「魔女」、美しいギターアルペジオとグロッケンの上、丁寧に描写するかのような歌声も印象的な「田舎の生活」、後にアニメ『ハチミツとクローバー』にも起用された「涙」等が収まった全5曲。
『惑星のかけら』


インディーズ時代の作品を手掛けた牧野英司がエンジニアリングを担当したロックバンド・スピッツのガツンとした面が堪能できる1992年9月発売の3rdアルバム。英語の歌詞の導入やツインリード的なギターソロも耳を惹く「ハニーハニー」、バンジョーも起用された牧歌感漂う「僕の天使マリ」、「シュラフ」でのフルートや「日なたの窓に憧れて」でのシークエンス、ラストにはインスト曲「リコシェ号」も収録。
『Crispy!』


初めて外部プロデューサーを迎え制作された1993年9月発売の4枚目のアルバム。プロデュース&全曲共同アレンジは、この後、数作一緒に制作していくこととなる笹路正徳が担当しています。シンセやストリングス、ホーンを積極的に取り入れた、景色感の強いアレンジも印象的です。初のチャートイン曲となった「君が思い出になる前に」、また「裸のままで」での各人のソロ回しも必聴。
『空の飛び方』


「空も飛べるはず」「青い車」(共に土方隆行プロデュース曲)のシングル連続リリースを経て、1994年9月発売された5thアルバム。アルバム全体のプロデュースは笹路正徳が担当。後にドラマ『白線流し』の主題歌として大ヒットした「空も飛べるはず」を始め、「スパイダー」「サンシャイン」等、ライヴでの人気曲も収録。バンドサウンドに程よい加減の装飾を加えたサウンド・アレンジも印象的な、ブレイク前夜の万端さが伝わってくる1枚。
『ハチミツ』


30週以上チャートインした「ロビンソン」、初登場2位、98万枚実売を記録した「涙がキラリ☆」の 2大ヒット曲を含む、当時170万枚を売り上げ、彼らを一気に国民的ロックバンドへと押し上げた6thアルバム。こちらも笹路正徳との共同プロデュース作。宮島哲博がエンジニアを手掛け、繊細なボーカルラインと力強いバンドサウンド、メリハリの効いた装飾音がアルバムの景色感を更に引き上げている。「トンガリ」は後のツアータイトルでもあった。
『インディゴ地平線』


初のロングツアーの大成功を経て、作品に、コンサートに、彼らのファン層が広がったなか発売された1996年10月発売の7thアルバム。「チェリー」(161万枚の大ヒット)、「渚」(初のチャート初登場1位)を含む本作は、プロデューサー笹路正徳を迎えて制作された。他にもダイナミズム溢れる「インディゴ地平線」、疾走感溢れるパンキッシュな三輪の「花泥棒」、田村提供の「ほうき星」等、各メンバー作曲の曲も必聴。
『フェイクファー』


共同アレンジャーに棚谷祐一(当時カーネーション)を迎え、シークエンスの前面的な起用や16ビートのダンサブルな曲も現われた1998年3月発売の8thアルバム。カッコいいギターリフとマンチェビートの融合も耳を惹く「センタメンタル」、ホーンと生命力溢れるゴスペルクアイア的なコーラスも特徴的な「謝々!」、当時、シークエンスの大胆な導入には驚かされた「運命の人」等を収録。ブックレット内の手書きの歌詞やクレジット等も味がある。
『ハヤブサ』


プロデューサーに石田小吉、エンジニアに寺田康彦を迎えた2000年7月発売の9thアルバム。楽曲のミキシングとマスタリング作業はアメリカで行われました。ドライヴ感あふれる「放浪カモメはどこまでも」、シークエンスとロックバンド的ダイナミズムの融合も耳を惹く「いろは」、そしてライヴでの定番&大盛り上がり疾走ナンバー「8823」「メモリーズ・カスタム」等を収録。踊らせ、ノらせ、盛り上がらせとライヴで映える曲が揃っている。
『三日月ロック』


亀田誠治をプロデューサーに迎え制作された、2002年9月発売の10thアルバム。後にアニメ『ハチミツとクローバー』にも起用された「夜を駆ける」を筆頭に、ウェットな「水色の街」、サビのキャッチ―だけど切ない感じが特徴的な「さわって・変わって」、当時、打ち込みのビートとシークエンスとの融合にも驚かされた「ババロア」、カルピスCM曲だった「ハネモノ」。そして、ライヴでもハイライト的に起用され、盛り上がる「けもの道」も収録。
『スーベニア』


エンジニアに高山徹を迎え、繊細ながら力強さや生命力を宿した曲が目立つ、2005年1月発売の11thアルバム。オリコン1位を獲得した「スターゲイザー」(『あいのり』主題歌)、春の出発感と郷愁感の同居も見事な「春の歌」(AQUARIUS CMソング)、三線や琉球旋律も起用された「ナンプラー日和」やレゲエも取り入れられた「自転車」等、彼らの音楽の幅も楽しめる、タイトル通り数々の歌の贈り物のような1枚。
『さざなみLP(CD)』


結成20周年でもあった、2007年10月発売の12thアルバムはスピッツ&亀田誠治がプロデュース、前作に引き続き高山徹がエンジニアを担当し制作された1枚。大橋卓弥(スキマスイッチ)と植村花菜が参加した「群青」、スピッツ流4つ打ちディスコが楽しめる「不思議」、映画『ハチミツとクローバー』の主題歌「魔法のコトバ」等も収録。歌詞になぞられ色のついた文字や突如現れるハングル文字等のブックレット内の遊び心を探し出すのも一興。
『とげまる』


2009年には初のアリーナ公演を大成功に収める中、2010年10月に発売された13thアルバム。タイアップ曲の収録も過去最多となっています。タイトル同様の音楽性が各楽曲に表れている今作は、「若葉」(映画『櫻の園』主題歌でもあった)や、初期を彷彿とさせながらも20年を経てこそ出せる<ロックバンド・スピッツ>を感じさせる、久々のセルフプロデュース楽曲でもあった「探検隊」「どんどどん」等を収録。
『小さな生き物』


スピッツ&亀田誠治の共同プロデュースによる2013年9月発売の14thアルバム。時空を超えた物語を聴く者に広がらせる「未来コオロギ」、新たなる決意表明や聴き手への代弁にも映るタイトル曲、ついつい口ずさみたくなるキャッチ―な「潮騒ちゃん」、次なる出発を勇気を持って後押ししてくれるかのような「僕はきっと旅に出る」等、これまで以上に多彩で様々なことに挑戦しつつも、ひときわ身近さを感じさせてくれる全13曲。
『醒めない』


2016年7月発売の15thアルバム。意図的にストリングスの起用を控えたという今作は、そのぶんソリッドなロックバンド、スピッツを浮かび上がらせています。結成30年目の所信表明にもとれる「みなと」、タカハシマイ(Czecho No Republic)をバックボーカルに迎えた「子グマ!子グマ!」、<人間=なさけないケモノ>と人間ならではの業をさらりと歌う「ナサケモノ」、4ピースロックバンドの演奏する姿が浮かんでくる疾走感たっぷりな「こんにちは」等を収録。
スピッツ結成30周年、『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』の発売を記念して、HMV&BOOKSではスピッツ「アルバムジャケT展」の開催と「オリジナルしおり」の配布が決定。
■【HMV限定】SPITZ 30th ANNIVERSARYクリアボトル 発売決定
スピッツの結成30周年を記念してオリジナルコラボグッズの販売が決定。2回目受付分は7月14日(金)お届け予定。
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