完本 紳士と淑女 1980‐2009 文春新書

徳岡孝夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166607167
ISBN 10 : 4166607162
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
追加情報
:
18cm,375p

内容詳細

30年間、雑誌「諸君!」の巻頭を飾ってきた辛口名物コラムの筆者がついに正体を明かした。深い洞察力とジャーナリスティックなセンスで書き続けた数々の名文から、263本のコラムを精選した決定版。

【著者紹介】
徳岡孝夫 : 1930年大阪府生まれ。京都大学文学部英文科卒。毎日新聞社入社。フルブライト留学生として米シラキュース大学新聞学部大学院修学。ベトナム戦争中には東南アジア特派員。NYタイムズのコラムニストも務めた。1985年、学芸部編集委員を最後に退社。主著に『五衰の人 三島由紀夫私記』(第10回新潮学芸賞)、『横浜・山手の出来事』(第44回日本推理作家協会賞)など。1986年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白義 さん

    完本と書いてるけど、傑作選。長年に渡り愛された名物コラムだけあって達者な文章だが、中身は今読むとよくある反進歩派保守という感じで、今読んでも面白さを十分に味わえない感じがある。庶民派と言われてはいるけど本書の嫌みの対象である朝日岩波的インテリが元気をなくした現在、よくも悪くも、これでもまだものすごい高踏でハイソな方々向けのコラム集なのだという事実が前に出てしまった。いわゆる文春系保守というものが肌でわかり、名文なので、その嫌みの言い方、表現力に学ぶべき本という感じか

  • koishikawa85 さん

    本当にかつて通読したのだろうか、全く記憶にない。140ページほど読んで挫折。徳岡さんの文章は好きだが、このコラムはいただけない。なんか右翼チックなだけで話につくんだよな。不思議だ。

  • ダイキ さん

    「汚職を完全追放するには、人間すべてを殺す以外に手はない。だが正義は、国を滅ぼせる。」(はしがき)、どこを見ても〈正義〉ばかりが瀰漫して憚らない現代を省みて慄然とする。鎌倉時代、栂尾明惠上人は、「大悪の者がいないから世は治まらない」と説いたという。「今や彼の連載コラムも終わった。日本の言論界には、そのぶん平和が戻った。めでたいことと言うべきだろう。」(〃)と嘆息する徳岡氏は、そんな〈正義〉の世相に、三十年もの間、その大小の評価はひとまず置くとして、〈悪〉の自存に努めていたのではないだろうか。

  • セルジオ肥前 さん

    トイレの間に少しずつ読んだ。約30年を数ヶ月で回顧した感じになったが、小沢一郎にはずっと以前から金銭がらみの疑惑が付き纏っているのが凄いと思った。

  • 朝吹龍一朗 さん

    右翼左翼を斬りまくり。最後に大木惇夫で締めるのはご愛嬌か。相当片手落ちの批判であることはおそらく筆者も承知。読者の咀嚼力を問う一冊。

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人物・団体紹介

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徳岡孝夫

ジャーナリスト。昭和5年1月、大阪市生まれ。毎日新聞社で社会部、「サンデー毎日」、「英文毎日」の記者、編集次長、編集委員などを歴任。「ニューヨーク・タイムズ」のコラムニストも務めた。第34回菊池寛賞受賞。著書に『五衰の人―三島由紀夫私記』(新潮学芸賞受賞)、『横浜・山手の出来事』(日本推理作家協会賞

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