後悔の経済学 世界を変えた苦い友情 文春文庫

マイケル・ルイス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918385
ISBN 10 : 4167918382
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
530p;16

内容詳細

「人間の直感はなぜ間違うか?」。その命題を突き詰めてあらゆる学問の常識を覆したのは、2人の天才心理学者だった。生い立ちも性格も全く違うカーネマンとトヴェルスキーの共同研究は、やがて経済学にも革命を齎すが…。『マネー・ボール』で著者が見落としていた先に隠されていた、感動のヒューマン・ドラマ。

目次 : 見落としていた物語/ 専門家はなぜ判断を誤るのか?/ ダニエル・カーネマンは信用しない/ エイモス・トヴェルスキーは発見する/ 無意識の世界を可視化する/ 直感は間違える/ 脳は記憶にだまされる/ 人はストーリーを求める/ まず医療の現場が注目した/ そして経済学も/ 説明のしかたで選択は変わる/ 終わりの始まり/ 最後の共同研究/ そして行動経済学は生まれた

【著者紹介】
マイケル・ルイス : 1960年ニューオリンズ生まれ。80年代のマネーカルチャーを創造した投資銀行ソロモン・ブラザーズでの体験を書いた『ライアーズ・ポーカー』で作家デビュー

渡会圭子 : 1963(昭和38)年生まれ。上智大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なかしー さん

    単行本『かくて行動経済学は生まれり』を改題した文庫版。行動経済学の誕生秘話であり、ダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーの物語。内気なカーネマンはなんでも記憶するアイディアマンでありながら自身が持てない。対して、外交的なトヴェルスキーは数理的な頭脳を持つ自信家。対照的な二人によって生み出される行動経済学とい新たな学問領域。「ファスト&スロー」は長くてちょっとまだの方や挫折したけど行動経済学には興味がある方は、物語仕立ての本書から入った方がもしかしたら入門しやすいかもしれません。

  • nas さん

    行動経済学って言葉を知らなかったけど調べたらめっちゃ本が出てくるな。相変わらず題材が面白いし、内容もいい。最初の方の確率関係の話は読むのが厳しいレベルだったけど人が間違えないように教育してはいけない間違いを指摘できる環境を作らないと行けないとかはわかりやすくて面白かった行動経済学の本も1冊くらい読んでみたいけど当たりを引くのが大変そう。まぁ本に出てきたファスト&スローでいいのかな、多分

  • hiyu さん

    ダニエル・カーネマン、エイモス・トヴェルスキー両者にまつわる状況が良く示されていたように思う。同時にエイモスについては全くと言ってよいほど知らなったのでその点においても非常に興味深かった。

  • なをみん さん

    一見、素直には信じられなくて当然の行動経済学の基本について、こうやってたっぷり学者的学問的背景で語られると素直に理屈が頭に馴染んだ気もして良かったと思います。二人組ならではのあれこれの機微も、読み物としてドキドキしました。

  • tacacuro さん

    ダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』が長年積読状態だった。年末、たまたま本屋でこのカーネマンの物語を見つけたので先にこちらを読むことにしたら、その生い立ちや共同研究者エイモス・トヴェルスキーと数々の偉業を生み出すプロセスがあまりにドラマチックで一気に読めてしまった。『ファスト&スロー』に気持ちよく入っていけそうだ。行動経済学も本書から入門すればいいのでは。

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人物・団体紹介

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マイケル・ルイス

1960年ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。プリンストン大学で美術史専攻後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで修士号を取得(経済学)。ソロモン・ブラザーズでの債券セールスマンとしての経験をもとに執筆した『ライアーズ・ポーカー』で作家デビュー。ブラッド・ピット主演で映画化された『マネー・ボール

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