ショパン:ピアノ協奏曲第1・2番 ツィマーマン/ポーランド祝祭管弦楽団
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etude | 茨城 | 不明 | 2009年02月15日
すばらしい演奏です。ショパンの協奏曲を見事なまでに叙情的に奏でています。オケのパートを、まるでピアノと同じように表現するなんて、過去の演奏には無かったでしょう。ツィマーマンは、一つ一つの音をとても大切に表現するピアニストだと思います。目をつむって聞いてください。第1番、第2番の第一楽章ともまるで映画音楽を聴いているような美しい演奏です。また、録音状態、音質等についてもオーディオ雑誌等では優秀の部類に評価されていますよ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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宇野咆哮 | 日本 | 不明 | 2008年11月11日
本来、ショパンの演奏はこうあるべきなのでは。洗練されながらもどこかしらポーランドの田舎くささ、野暮ったさを感じさせるのがショパンの魅力である。時代錯誤的なロマンティシズムがなぜか新鮮に感じられるのは、ショパンの音楽が生来持っている魅力なのだ。これは同国人ツィメルマンだからこそ可能であり、また許される演奏なのかも。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ワルター・メンゲルベルク | ※宇野先生風。 | 不明 | 2008年06月09日
濃厚至極!ロマン派がロマン派たる所以がここにある!身も心も溶けるようなポルタメント、哀愁をそそるテンポ・ルバート、追憶の彼方へ消えそうなルフト・ハオゼ…。その甘美なことは、かのメンゲルベルクもかくやと思われる程!事実ツィマーマンは、1920年代のコンセルトヘボウの音を理想としているという。徹底して19世紀風のロマンティシズムの世界を表現したいのだ。時代錯誤も甚だしいかも知れない。賛否拮抗するのも頷ける。だが、ハマる人にとっては、他の数多の演奏などどうでもよくなってしまうだろう。それくらい強烈な印象を聴き手にもたらすのだ。ピアノも凄い。時に滴り、時に憧れ、時に沈み、時に戯れ…その表情の何と多彩なこと!極め付きはこの音質の良さ!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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fukifuki | ibaraki pref. | 不明 | 2008年03月08日
この曲はともすればオケパートがそっけない感じを受けるのですが、この演奏は情感たっぷりでしっとりした味わいがあり最高です。オケパートの未熟さを完全にカバーし、素晴らしい曲に変身しています。 ワルターのベト2緩徐楽章のあのロマン的な表現と同じように好き嫌いが出ると思いますが、個人的にはこういう演奏は大好きです。ショパンが聴いたらどう思いますかね?2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kazu | 仙台市 | 不明 | 2007年12月11日
初めのオケから、じんわりと味が出てきます。 アルゲリッチ・アシュケナージ・フランソワ・ルビンシュタイン等と比較するのは出来ません。 この協奏曲の最高傑作の一部と考えたほうが良いでしょう。 1番のフィナーレ・ロンドは、聞く者を魅了します! 2番の第二楽章も、また、泣かせます!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オウムガイ | アマゾン川 | 不明 | 2007年02月21日
これは泣きます。この管弦楽は泣きます。ロマンたっぷりに歌われる。難点を挙げるとすれば、アンサンブルは劣るような気がしますが、これはオケが設立されて間もないからでしょうか。それともこういう演奏なのでしょうか?素人の私には分かりませんが、そう感じさせる演奏でした。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひで | 横浜市 | 不明 | 2006年06月29日
ここまで、ごまかすことなくすみずみまで磨き上げた演奏は無いのではないでしょうか。他の演奏が、いかに画一的なものになってしまっいるかが、よく分かります。もっと他の演奏家も、様々な可能性を見出してほしいものです。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Minerva | Japan | 不明 | 2006年06月25日
初めて聴いた時は正直言って少し驚愕しました。しかし聴き慣れた今となっては、この演奏を抜きにしてショパンのピアノ協奏曲を語ることはできません。あまりの美しさに魅了され手放すことができません。素晴らしい演奏です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Mako | 札幌 | 不明 | 2006年06月02日
あるショパンの伝記(書籍)からの抜粋。=パリ時代、ショパンがその才能を高く評価し、まるで自分のようだと考えていた生徒にはショパンは非常に寛容で、「ピアノ協奏曲第1番に対する私たちの解釈は異なっている。だから君の感覚どおりに演奏するといい。そのように演奏される可能性もあるのだから。」と言ったという。また、師の評価を得たいと、レッスンで師の演奏の模倣をする生徒には、「それだけがすべてではありませんよ。」と言ってショパンは全く違った演奏をしてみせたといいます。= このCDに収められたツィメルマンの音楽を、間違いなくショパンは高く評価しているでしょう!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風雷暴 | 横浜 | 不明 | 2006年04月28日
ルパン4世さん、この方向では本盤無敵で対抗しうる盤は無いと思います。本盤も好きですが、僕にはチト重ったるクドいので、方向の違うアルヘリッチ(No1)&ルービンシュタイン(No2)のセットライヴ盤(Accordレーベルだが現在廃盤?役立たずでスイマセン)を主に愛聴してます。他氏の愛聴盤をご参考下さい。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぶひ | 東京都国立市 | 不明 | 2006年04月27日
好き嫌いがはっきり別れる演奏でしょうね。 食べ物の好みと一緒で音楽も好みの問題だと思う。 暴言でしょうか・・・ 私ですがこのCDのために他のCDを売ってしまったほど。(以前のジュリーにとの競演も)。ショパン好きであるにもかかわらずピアコンはいまいちピンと来る物がなくて寂しかったのですが、これほどまで情景が思い浮かぶ素敵な演奏は他にないと思います。(あくまでも主観) 他のものの”オケ部分”は美しいピアノの旋律を引き立てるそれなりの伴奏でしたがコレは全く違う!! チャイコフスキー悲愴のフリッチャイ同様、一つ一0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ルパン4世 | 浜松市 | 不明 | 2006年04月15日
凄い演奏だと思います。これだけ濃厚で雄弁なショパンのコンチェルトはおよそ聴いたことがありません。この演奏は100年経っても聴き継がれるのではないでしょうか。果たしてこの演奏を超える表現はありうるのかどうか・・・。風雷暴氏など、私などより多くの演奏を耳にしておられると思われる諸氏、ぜひ対抗盤を挙げてもらえないでしょうか?0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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無印メルクル | さいたま | 不明 | 2005年12月17日
私は99年のヨーロッパ滞在中、このコンビの実演を聴けた幸運な?人間です。第一楽章の冒頭が始まるや否や、これは大事件だ!と直感。かつてない濃厚で雄大なショパンのコンチェルトに、ただただ聴き惚れるのみでした。なお弾き振りですが、通常のように蓋を取り外し、オケと正対する形ではなく、ピアノは蓋のあるまま通常配置。要するにジャケ写真の通りでした。ツィマーマンは横を向いて指揮をしながら、完璧なソロが立ち現れました。徹底したリハーサルのなせる業でしょう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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K.K | 岩手 | 不明 | 2005年12月03日
やり過ぎな感も否めなくはない。しかし、私は他のどの演奏からも得られない美しさがこの演奏にはあると思う。「別格」という言葉がぴったりだ。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Giselle | Sapporo | 不明 | 2005年11月30日
実に美しい演奏!時間をかけて繰り返し聴くことをお薦めします。ショパン自身の演奏はピアノの音がとても小さく、ショパンはささやくようにピアノを語らせるのが好みだったと言われています。ただスコアを見てわかるとおり、これらのスコアには、もはや作曲者が好んだ ”ささやくような演奏”という領域をはるかに超えた無限の可能性があり、それゆえ作品の解釈にも多様性があるのです。このような美しいスコアを後世に残してくれた天才ショパンに感謝し、そして自身の音楽に対する美学に従って、そのスコアからこの上ない美しい音楽を創り上げたツィメルマンと彼のPFOにも感謝したい!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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