交響曲第4番、他 ザンデルリング&ミュンヘン・フィル
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2011年09月20日
ザンデルリンクさん、お亡くなりになられたとの由。合掌。長い現役生活を通じ、社会主義にも振り回された、なかなかに波乱の生涯ではなかったかと拝察いたします。さて、このディスク、物故のニュースを知り、聴いてみることとしました。ここまでのみなさまのレビューはほとんどが大変に高い評価。期待して聴きましたが、甚だ遺憾ながら、いかがでしょうか、当方はさして感銘を受けませんでした。全編にわたって決然としたリードがなく、アインザッツの不揃いは気になり、強い表現意欲も感じられません。エグモントは平凡。バッハはソリストとも息が合わず、どこか手探り状態。ブラームスは構えの大きさが安定感を与えますが、一種その地味な武骨さが風合いを滲みださせているというくらいで、格別の充実感はなかったなあ。録音は、基本音楽はよくとらえていますが、ややヒスが目立って、しかも交響曲などは開始直前の「呼吸」がバサッと切られたままに唐突に始まって、ちょっとガサツな編集。残念ながら、故人の業績をしのぶには至りませんでした。ま、私個人の好みがどうも合わないのかもしれません。チャイコフスキーもさっぱりいいと思いませんでしたし。妄言多謝。あらためて、合掌。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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