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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲第1番 ケンペ&ミュンヘン・フィル(XRCD)

交響曲第1番 ケンペ&ミュンヘン・フィル(XRCD)

商品ユーザレビュー

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    遊悠音詩人  |  埼玉県  |  不明  |  2010年12月20日

    オリジナル・マスターからの復刻でないことが余りにも惜しい!XRCDはホールそのものの空気感までも再現できる超高音質なディスクだが、その特性がフルに発揮できるのは、やはりオリジナル・マスターを使用したときであろう。RCA原盤の復刻では殆ど守られていたが、今回はBASFの日本盤LPプレス用のマスターということで、オリジナルではない。そのせいもあるのだろうか、ダイナミック・レンジがXRCDにしてはかなり力不足で、加えて盛大なヒスノイズが混入している状態である。痛々しいテープから出来る限りの音は取ったのだろうが、高音質を標榜するまでのレベルには至っていないと思う。だが、演奏は素晴らしい。安易に効果やウケを狙うなどといった打算的な表現は皆無。厚みのあるサウンドで、しかも少しの力みもなく、自然体に奏でられている。とてもよい演奏だけに、オリジナル・マスターからの復刻を切に願う。

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  • ★★★★★ 

    レオブルー  |  東京都  |  不明  |  2009年12月26日

    ケンペの真面目な人柄が随所に窺われ、渋めのオケと相まって味わいのある、やっとブラームスにめぐりあえたくらいの安心のサウンドです。XRCDは今回初めて聴いたのですが、アナログ的ハイファイで、SACDにははるかに及ばず残念です。オーケストラものは情報量が多く、肝心なところが聴き取れず数多くの駄評にさらされた名演の数は決して少なくないと思います。残りの2〜4も順次聴いてみますが、帯域は多分広くないと予想します。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2009年11月29日

    私事で恐縮であるが、筆者がブラームスの第1にはじめて接したのは中学生の頃であったが、その時に聴いたのがこのケンぺ盤であった。当時はLPであったが、決して派手さはないものの、北ヨーロッパならではの幾分くすんだ渋い色調の音色が印象的で、しばらくは愛聴していたと記憶する。その後、様々な指揮者、例えば、カラヤンやベーム、更には時代を遡って、フルトヴェングラーやクレンペラー、トスカニーニなどの名演を聴くにつれて、それらの演奏があまりにも個性的であることもあり、ある意味では地味なケンぺ盤のことはすっかり忘れてしまっていた。本演奏は数年前にスクリベンダム盤が発売され、久々に聴くことになったが、音質は悪くないものの、LPを聴いた時の感触がすっかりなくなっていたのが少々残念であった。しかし、今回のXRCD盤を聴いて、LPを聴いて感動していた少年時代を思い出した。渋くていぶし銀のケンぺならではのブラームスの音が聴こえてくるではないか。ケンぺの演奏は決して華麗さなどとは無縁である。しかし、よく聴くと、渋い曲想のはしばしに感じられる滋味溢れる内容の豊かさ。これこそ、ケンぺ&ミュンヘン・フィルが見事に描き出した至高のブラームス象と言えるだろう。

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  • ★★★★★ 

    蝉の抜殻  |  神奈川県  |  不明  |  2009年11月05日

    まだ中学生の頃、初めて買ったクラシックがケンペ&MPOでした。学校の音楽の先生はカラヤンやベームを薦めてくれたし、放課後聴かせてくれたが、当時の自分はケンペとライトナーが大好きでONAIRされた演奏は可能な限り聴きまくった。ケンぺのLPは当時テイテクレコードから安く出ていたので、買ってきて、音楽室の1本50万のスピーカー(ダイヤトーンの高級品:プレーヤーはトリオの高級品でカートリッジはシュアーだった)で聴かせてもらった。その音が忘れられない。少し前スクリベンダムの復刻CDを買った。感心はしたが、あのLPの音に全く適わなかった。今回XRCDに期待したい。表層は穏やかなので、サウンド派からの支持はもう一つだが、論理的なツボの音楽的な意味を鮮やかに聴かせてくれるような演奏が好きな聴き手にとって、ケンぺはアイドルであり最良の音楽家だ。緩やかに全体を俯瞰しつつ終止を目指す過程が最高です。

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