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ショパン (1810-1849)

CD 24の前奏曲、4つのバラード、舟歌(1955−60年ライヴ)、ピアノ協奏曲第1番(デッカ音源)、他 グルダ、ボールト&ロンドン・フィル(2CD)

24の前奏曲、4つのバラード、舟歌(1955−60年ライヴ)、ピアノ協奏曲第1番(デッカ音源)、他 グルダ、ボールト&ロンドン・フィル(2CD)

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  • ★★★☆☆ 

    しょーぱん  |  神奈川県  |  不明  |  2012年01月03日

    没後10年を記念してのグルダのレアな「ショパン・アルバム」となれば食指が動くというもの。ところがグラモフォンにしてはトホホな音質で正直レアな初物であるというプレミアムから差し引いてお釣りが来る人と来ない人に分かれてしまうだろう。グルダとショパンが大好きな人ならお釣りは十分来ます。それにしてもデッカ音源の音質の抜群にいい事と言ったらもう!ここだけでも価値ありかも。後半のグルダ本人の即興集はグルダワールド全開で「音楽なんてクソ真面目に聞いてんじゃねえよ!」という自由人グルダのメッセージがこめられていて面白い。

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  • ★★★☆☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年02月26日

    グルダのショパンというのはきわめて珍しい。それもそのはず、本盤におさめられた楽曲の大半が、1950年代前半という若き日に録音されたものの、お蔵入りになっていたものだからである。どの曲も、いわゆる通説となっているショパンらしい優美な演奏とは言えない。いかにもドイツ人らしいゴツゴツした武骨さを感じさせるものものしい演奏だ。この野暮ったいほどの重々しい演奏は、はっきり言って、ショパンのファンからすれば許しがたい演奏かもしれない。しかしながら、例えば有名な前奏曲の雨だれ。このショパンの心臓の鼓動とも言われる苦悩に満ちた楽曲を、これほどまでにシンフォニックに演奏した例はあるだろうか。舟歌も、華やかな表情の下にあるショパンの心の闇を見事に描出している。したがって、ショパンを聴くというよりは、ベートーヴェンを聴くような崇高さを感じさせる演奏ということができるだろう。惜しいのは録音がいささか古い点。グルダの透徹したタッチがややぼけて聴こえるのは残念だ。SHM−CD化の効果も殆ど感じられなかった。なお、本盤には、グルダの即興演奏がおさめられているが、これは興ざめ。理屈っぽいブレンデルのような趣きで、せっかくの本盤の魅力が台無しになってしまった。

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