24の前奏曲、4つのバラード、舟歌(1955−60年ライヴ)、ピアノ協奏曲第1番(デッカ音源)、他 グルダ、ボールト&ロンドン・フィル(2CD)
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Ichirokagawa | 香川県 | 不明 | 2021年10月06日
ボールトとのピアノ協奏曲以外は初出音源だそうで、極めて興味深く聴いた。ほぼモノーラル録音なので、音の抜けはイマイチだが、ピアノ協奏曲はセッション収録でもあり非常にクリアな音質である。最後のグルダの即興演奏はステレオ録音で、グルダが好き勝手にやっているのが面白かった。グルダの弾くショパンは、モーツァルトのように親密な感じではなく、クールな印象を受ける。前奏曲では、第20曲などは独特の雰囲気を醸すし、協奏曲でのクリアなタッチもグルダならではである。そんな中でも4曲のバラードはパッションが迸る様を味わうことができる。2枚組のセットで、寄せ集め的な印象はあるが、グルダファンなら持っていて損はない。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かめ | 東京都 | 不明 | 2010年02月11日
いやはや驚くべき演奏だ。ピアノの音そのものは決していい状態ではないが、グルダがショパンを自在に扱っており、かつ音楽が自然に呼吸している。超一級の演奏家であるにもかかわらず、演奏そのものより他のことばかりクローズアップする音楽ジャーナリズムのあり方に問題アリ。 最高点はこの演奏のためにこそある。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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間 諦 | 奈良県 | 不明 | 2010年02月07日
おまけ(?)の「ある愛の墓碑銘」が秀逸!ライブとスタジオ録音のパウルによる編集はもともと意図されていたようにすら思える。ショパンをネタにジャジーでブルージーでプリペアドまで入れて楽しげで、鼻歌はご愛敬?ただ、歌詞はベートーベンやモーツァルトの墓地に向かう路面電車に乗るのもただ行ってみるだけとか東京もリオ(ホントはブエノスアイレスじゃないの?)も行ってみただけとか結構真面目な主張。クラシックファン以外も。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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