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ブラームス(1833-1897)

CD 交響曲全集 飯守泰次郎&関西フィル(3CD)

交響曲全集 飯守泰次郎&関西フィル(3CD)

商品ユーザレビュー

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    優音  |  愛知県  |  不明  |  2010年09月28日

    先ごろ発売になった飯守&関フィルによるブラ全を、先日、私もようやく購入しました。買って正解でした。全体としては(勿論、楽章にもよりますが)ゆったりとしたテンポなのですが決してダレることはなく、一見淡々とした流れであるにもかかわらず、そこはかとなく連なりゆくたたずまいや各パートの歌わせ方からは、えもいわれぬ味わいがにじみ出ています。また、いわゆる「要所」でのティンパニの強奏や、パートごとあるいはテュッティでのアクセントのつけ方は絶妙で、引き締まった表現の演出に効果を発揮していると思います。「ため」も癖がなく自然で必然性を感じます。こういった一見何気ない演奏であるにもかかわらず深い味わいを放射している表現は、人生と芸術の両方において成熟したベテランによって初めて成しうる内容だと感じました。

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  • ★★★★★ 

    スパゲティ茹でまくり  |  兵庫県  |  不明  |  2010年09月27日

    これは素晴らしい! まさに関西フィル40年の集大成である。これで4つの大阪のオケがブラームス交響曲全集を録音したが、このセットが出色だ。関西フィルの、日本のオケの、という保留なしに、単に非常に魅力的なブラームス演奏であると思う。全曲を通じてティンパニの素晴らしいプレイが耳につく。若いアメリカ人の新メンバーのようだ。オケのテクスチュアも濁らず、それでいてコクのある音の連続であり、リズムの「ため」など細かいアゴーギクのニュアンスも含めて凝っているが、流れはいかにも自然である。贅沢にもセッション録音で音質も素晴らしく、本当に買って良かったと思う。自信を持ってお勧めしたい。

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  • ★★★★☆ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年08月28日

    最近は、日本のオケの録音を聞いて、大きくハズレと思うことはない。それほどに技術水準が上がってきているのと、やはりじっくり一定のオケと腰を落ち着けて音楽に取り組んでいる指揮者の存在も大きいと思う。飯守、高関などその典型だ。ブラームス交響曲全集が腐るほどある中で、この録音は必要なのかがまず問題だが、答えはYESと言いたい。セッション録音だけあって、アンサンブルが緊密である。提示部の反復はない。1番だが、第一楽章は、序奏部の重厚さから、なかなか腰の据わった表現だが、全体として推進力にかけており、ややくいたらない。しかし、それ以外の楽章は立派である。2番も鮮やかな演奏だし、終楽章の錯綜した楽想を整然と響かせる。一番良い出来なのは3番で、室内楽的にまとまっているのと、ここぞという時のティンパニの一撃が見事である。4番も重苦しくない表現で好感が持てる。唯一の難は、弦が細いこと。ここがクリアされれば日本のオケもワールドクラスなんだが・・・。あと商品として見た場合、やはりDisc1と4には、「大学祝典序曲」「悲劇的序曲」「ハイドン変奏曲」は入れられたと思う。セッション録音だからあえて言いたい。だが、1枚当たり1500円で、録音もクリアである。

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