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マーラー(1860-1911)

SHM-CD 交響曲第1番『巨人』 アバド&シカゴ交響楽団

交響曲第1番『巨人』 アバド&シカゴ交響楽団

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    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月08日

    これは素晴らしい名演だ。マーラーの交響曲第1番には、ワルター&コロンビア響(1961年)やバーンスタイン&コンセルトへボウ・アムステルダム(1987年)と言った至高の超名演があるが、本演奏はこれら両横綱に次ぐ大関クラスの名演と言えるのではないだろうか。マーラーの交響曲第1番はマーラーの青雲の志を描いた作品であり、円熟がそのまま名演に繋がるとは必ずしも言えないという難しさがあると言える。実際に、アバドは後年、ベルリン・フィルの芸術監督に就任後まもなく同曲をベルリン・フィルとともにライヴ録音(1989年)しており、それも当時低迷期にあったアバドとしては名演であると言えなくもないが、本演奏の持つ独特の魅力には到底敵わないと言えるのではないだろうか。これは、小澤が同曲を3度にわたって録音しているにもかかわらず、最初の録音(1977年)を凌駕する演奏が出来ていないこととも通暁するのではないかと考えられる。いずれにしても、ベルリン・フィルの芸術監督に就任するまでのアバドの演奏は素晴らしい。本演奏でも、随所に漲っている圧倒的な生命力とエネルギッシュな力感は健在だ。それでいて、アバドならではの歌謡性豊かな歌心が全曲を支配しており、とりわけ第2楽章や第3楽章の美しさには出色のものがあると言える。終楽章のトゥッティに向けて畳み掛けていくような気迫と力強さには圧巻の凄みがあると言えるところであり、壮麗な圧倒的迫力のうちに全曲を締めくくっている。いずれにしても、本演奏は、強靭な力感と豊かな歌謡性を併せ持った、いわゆる剛柔バランスのとれたアバドならではの名演に仕上がっていると高く評価したい。また、シカゴ交響楽団の超絶的な技量にも一言触れておかなければならない。当時のシカゴ交響楽団は、ショルティの統率の下、スーパー軍団の異名をとるほどのオーケストラであったが、本演奏でも若きアバドの指揮の下、これ以上は求め得ないような最高のパフォーマンスを発揮しているのも、本名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。録音は、従来盤でも比較的満足できる音質ではあったものの、前述のベルリン・フィル盤がSHM−CD化されていることもあって、その陰に隠れた存在に甘んじていたと言えるが、今般、同じくSHM−CD化による高音質化が図られたというのは、本演奏の素晴らしさに鑑みても大いに歓迎したいと考える。

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    司那夫金  |  所在地  |  不明  |  2012年12月02日

    アバドのマーラーの交響曲のディスクのうち、各曲の第一回録音の再売の批評が、レコード芸術9月号の100ページに載っていた。 驚いたことに、ここに書かれた批評は私にとって、9番10番の批評の一部を除けば、徹頭徹尾 「まさにその通り!」と納得&共感しまくりの批評だった。批評家の意見とこれほど意見が一致した体験は、いまだかつて記憶にない。マーラの曲をはじめて聴いたとき(バーンスタイン/ニューヨークフィル盤)、私にはこの曲が前衛音楽に聴こえた。しかし今思えば、ベートーヴェンやワーグナーなどの、現在はポピュラーな曲であっても、作曲当時からしばらくは、聴く人にとっては前衛的だったはず。私にとって、マーラーが前衛音楽ではなくなった瞬間は、このアバド/シカゴ盤を体験した時だと思う。「一点から世界全体を見る」のではなく、「世界全体を丸ごと外から眺めている」ような、「閉じたマーラー」とも言える演奏で、マーラー世界の全体像が把握できた。。。そんな感想を持った一枚だった。

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  • ★★★★☆ 

    恐怖のタヌキ男  |  不明  |  不明  |  2011年07月14日

    これ、もう30年前の録音なのですね。アバドがベルリン・フィルに就任する前の時期のセッション録音であり、レコード会社もライヴではなくセッション録音を主体に行っていた時期の記録で、アバドに最近の円熟はないものの、若々しく、覇気にあふれており、ショルティ時代の最盛期にあったシカゴ交響楽団の献身的な名演もあり、見事なものです。これを聴くと、ベルリン・フィルを経て、アバドはまったく違う指揮者になったと思われました。若き日のアバドの貴重な記録です。

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  • ★★★★★ 

    ジャン=ルイ  |  千葉県  |  不明  |  2021年03月09日

    アッバードのスタジオ録音の成果が最高に発揮された超名盤。隅々まで神経が行き届き、寸分の緩みもなく繊細に響き合う楽器の素晴らしい緊張感。ベルリン・フィルとのLIVE録音とは別次元での、見事な成果と絶賛する。

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