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中川右介

本 二十世紀の10大ピアニスト ラフマニノフ/コルトー/シュナーベル/バックハウス/ルービンシュタイン/アラウ/ホロヴィッツ/ショスタコーヴィチ/リヒテル/グールド 幻冬舎新書

二十世紀の10大ピアニスト ラフマニノフ/コルトー/シュナーベル/バックハウス/ルービンシュタイン/アラウ/ホロヴィッツ/ショスタコーヴィチ/リヒテル/グールド 幻冬舎新書

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    テリーヌ  |  大阪府  |  不明  |  2012年05月06日

    今年読んだなかで最高に興味深かった本です。私の宝物になりました。私の尊敬するラフマニノフとホロビッツを中心に20世紀の時代そのものを実感できる構成です。編年体で書かれているところが特徴。戦争や体制の逆境のなかで偉大なピアニストはどう生きたか、という人生読本でもあります。本の最後に20世紀ナンバーワンのピアニスト名が挙げられますが、納得しております。ショスタコビッチやリヒテルのソ連体制下の苦労、グールドの繊細さとユニークさ、またこの10大ピアニスト以外の多くの著名な音楽家のエピソードなどもちりばめられていて、クラシックファンなら感動すると思います。意外な事実や初めて知った人間性など天才音楽家百花繚乱。レコード会社やピアノメーカーや興業師などについての記述にも注目させられます。ショパンコンクールやチャイコフスキーコンクールなどは発足当時には想像以上に政治的な思惑が強かったことも驚きました。ラフマニノフについて残念なことが2つ。@ピアニスト活動が忙しくなければもっと作曲家として作品を創造できたであろうに残念、A当時もっと録音技術が発達していれば演奏を今でもリアルに実感できたのに残念。

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