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Sibelius / Grieg

CD シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調Op.56、グリーグ:弦楽四重奏曲ト短調Op.27 ニュー・ヘルシンキ四重奏団

シベリウス:弦楽四重奏曲ニ短調Op.56、グリーグ:弦楽四重奏曲ト短調Op.27 ニュー・ヘルシンキ四重奏団

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2011年12月14日

    1982年設立されたNHQのメンバーはオストロボスニアCOの首席(内、現在は確か女性1名)で精緻なアンサンブルと北欧特有の引き締まったリリシズムがとりわけ魅力となっており本盤グリーグとシベリウスの弦楽四重奏曲(1997年録音)は正に打ってつけと思われます。先ずグリーグの方ですが演奏タイムは@13’24A7’01B7’10C9’27で他演奏と比べておりませんがこの曲のグリーグ独特の楽想テーマが手を変え品を変え現れそれがあのピアノ協奏曲を思い起こさせる位印象的であり、又、途中の舞曲風な処も親しみ易い事から長さは感じられません。第1楽章、その重々しい動機からスタートし当該動機は保たれつつ緩急、明転・暗転を繰り返して行き先述の民族舞踊風な情緒もチェロに託して引き摺ります。第2楽章は当初やはりチェロメロディで穏やかなスタートから感傷的な場面にも突入・・・〆は静かにフェイドアウトする様に。第3楽章は再びグリーグ動機と舞曲が交互に繰り返され変奏されます。ゆったりスタートする最終楽章はすぐテンポアップし激しさを増しながら刺す様な痛みも感じさせます。そして詠嘆的に大きく見栄を切り〆はゆったりと閉じて行きます。全体演奏として終始する動機次第の処はありますが少し手荒な処が厳寒的な魅力にもなっています。シベリウスの方はタイム@6’46A2’32B12’44C5’59D5’30と比較的ゆったりしたものでどこか交響詩「トゥーネラの白鳥」を想起させたりします。第1楽章緩やかで印象的なメロディ・スタートでヴァイオリンとチェロが語り合う様な処から本曲に「親しい声」という標題が付せられたらしいです。後はそのメロディの変形繰り返し。舞曲風な第2,4楽章に挟まれた第3楽章は北欧の重い憂鬱な雰囲気を醸し出し内省的な世界を描く処は交響曲の縮図みたいにも評されている様ですね。総括的な最終楽章は途中の如何にもシベリウス的な疾風を噛ませつつ先行する各楽章の楽想・旋律が回り灯籠の如く表れては消えます。そんなに他演奏盤が多くはありませんが、NHQの他の追随を許さぬ世界が展開された本場物演奏かと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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