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バッハ(1685-1750)

SACD ヨハネ受難曲 ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ベルリン大聖堂合唱団(SACD+DVD)

ヨハネ受難曲 ヤーコプス&ベルリン古楽アカデミー、RIAS室内合唱団、ベルリン大聖堂合唱団(SACD+DVD)

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    うーつん  |  東京都  |  不明  |  2021年08月17日

     ヨハネの福音書を土台にした「ドラマ」を体験するというよりは、受難曲という「歌」の集合体を体験する盤と思う。とにかく各トラックの歌への工夫や熱の入れ方が素晴らしいと思う。合唱とソロとがバランスよく活用され、所々で通常なら合唱のみで歌われるところにもソロや重唱を配置し次第に合唱に発展させることによって(バッハが指揮していた当時の考え方でいうと)会衆が集う場所で呼びかけ、呼応し、合唱していくことでキリスト受難への想いを共有する過程を想像させる。「歌」としてのヨハネ受難曲を聴きたい方にお薦めしていきたい。もちろん響きや演奏も悪かろうはずはなく、最終曲が終わった後に「ボツにしたアリア」も入れる手の込みようでサービス精神もうれしいところである。ただ最後の第40曲「Ach Herr, Lass Dein Lieb Engelein」を聴いた後はそこで余韻をかみしめつつ静かにおしまいにしたいのが正直なところである。そこにもう少し工夫を凝らしてもらえたら嬉しいが…。(でも3枚組にして値段が上がるのはやめてほしいです)

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  • ★★★☆☆ 

    jurassic  |  宮城県  |  不明  |  2016年04月05日

    前回の「マタイ受難曲」でユニークな視点を披露してくれていたヤーコブスが、今度は「ヨハネ」をおなじような斬新さで録音してくれました。さらに、リリースされたのはSACDですし、録音風景やコンサート、そしてヤーコブスたちのインタビューをまとめたDVDも同梱されている、というのも共通しています。 今回は、それに加えてハイレゾ音源を無料でダウンロードできる「クーポン・コード」というものまで入っていました。SACDですから別にハイレゾ音源などはなくてもいいのですが、このアルバムに限っては、これはそれだけにはとどまらない特別な意味を持っているのでは、と、最初にそれを見た時には思いました。ジャケットにも、 The 1725 version, equally outstanding musically, has also been recorded complete and can be downloaded as a bonus in high-resolution sound. としっかり書いてありますしね。 つまり、ヤーコブスはこのSACDではごく一般的な「1739/1749年バージョン」を演奏しているのですが、「1725年バージョン(いわゆる第2稿)」の音楽も捨てがたいと考えていて、そこで替えられている5曲もボーナス・トラックとして収録しています。さらに、この英語を読むと彼は「1725年バージョン」も「完全に」録音していて、ハイレゾ音源をダウンロードすればそれを「全曲」聴くことができる、と、この英文では知らせているのです。 そこで、指示されたサイトにクーポン・コードを入れると、こんな画面が現れました。そこには「1725」と「1750」というボタンがありました。確かに「2種類」のバージョンをダウンロードできるようになっているようです。 しかし「1725」は分かりますが「1750」っていったいなんなんでしょう。どんな「ヨハネ」の文献を見ても「1750年稿」なんてないんですけど。このあたりから、なんだか様子がおかしいのでは、という気になってきます。それでも、それぞれのボタンをクリックすると、どちらも「全曲」分のFLACファイル、さらに「1750」ではそれに加えて同じ音源のMP3ファイルもダウンロードすることが出来ました。 ところが、まさかとは思いつつもそれぞれの曲のファイルのサイズを比較してみると、SACDのボーナス・トラック以外の曲は、全く同じサイズになっているではありませんか。そんなことはあり得ません。この二つの稿は単にその5曲を差し替えただけではなく、他の曲でも細かいところが異なっているのです。特に最初の10曲は、バッハが1739年に新たにスコアを作った時には、メロディラインや和声、さらには曲の長さまで変えているのですから、それを演奏していれば当然ファイルのサイズも変わってくるはずです。にもかかわらず、それらが全く同じということは、それが全く同じ音源なのだからなのでしょう。実際に聴いてみると、予想通りそれらは全く同じものでした。2曲目のレシタティーヴォの音型も同じ、3曲目のコラールも、1725年バージョンは短調のまま終わるはずなのに、ここでは両方ともピカルディ終止になっています。もちろん、エンディングが1739年に大幅にカットされた9曲目のソプラノのアリアも、1725年の時点ではありえないカットが施されていましたよ。 要するに、ヤーコブスたちは1725年バージョンの「全曲録音」なんかやっていなかったのですよ。録音したのはその中の5曲だけ、それを、こちらは普通に「全曲」録音した1739/1749年バージョンの中に挿入しただけのものが、ハイレゾ音源の「1725年バージョン」なのです。もちろん、それは単なる折衷バージョンであって、「1725年バージョン」とは似て非なるもの、はっきり言えばこのタイトルは紛れもない「偽装」なのですよ。 この「偽装工作」にはヤーコブス自身はかかわってはいなかったのだと思いたいものです。単なる営業サイドの小賢しさのせいだ、と。しかし、そのために、せっかく、合唱を3つの編成に分けて、シーンに応じて適宜使い分けるというアイディアが台無しになっているのが、とても残念です。

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