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トップ > My ページ > 入間のでぶねこ さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/03/15
ジークフリートはまだ聴いておりませんので、パルジファル第2幕について申し上げます。まず音質ですが、管弦楽が鮮明な分、声が強音でかなり歪みます。微妙な声の表情も判りますが、かなり苦しい。真面目に聴く場合はスコアを見ながらヘッドフォンを用いますが、それには不向きです。スピーカーで離れて聴きましょう。歌手の皆さんは、素晴らしいと思います。ヴィナイさんは翌年の録音よりも声に伸びと余裕があります。メードルさんも良いですね。凄みと美しさが両方感じられます。クナッパーツブッシュ師ですが、55年の録音が一部とは言え出て参りましたので、すべての出演年度のパルジファルが聴ける訳です。主役はヴィントガッセンさんが51,52,54,63と4回、ヴィナイさんが55,56,57と3回、バイラーさんが58,59,60と3回、トーマスさんが61,62と2回ヴィッカースさんが1回でしたよね。テンポが交響曲などと違い早くなっていく傾向があり、主役に合わせているのかとも思っておりましたが、それも違うようです。リングは後年の録音ほどゆっくりと幅広いテンポになってゆくのに対し(記録上は初年度が最も長時間のようですけど)、パルジファルが何故早いテンポになっているのかはいまだに判りません。しかし、没入して聴いておりますと、時間が実際の演奏時間とは遊離して自在に伸縮するように、全ての演奏で感じられると実感しており、他の演奏家では得られない体験だと思います。 何はともあれ欠落していた年度の一部だけでも耳にすることが出来ただけで幸せです。残りの1幕、3幕も公開されることを心より祈ります。 ありがとうございました。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2021/11/04
先ずは当時のN響の皆さんとシッパースさんに賛辞を送ります。歌手の中では、トーマスさんが大変に気に入りました。カラヤンさんとのジークフリートなどに比べても伸びやかで表情豊かです。シリヤさんとデルネシュさんとは役を入れ替えた方がしっくりくる気がします。しかしこれだけの演奏が当時の大阪で行われ、必要充分な録音が残されていることに感謝しないといけませんね。 ベリーベストではありませんが、お気に入りのワルキューレの他に何かほかの演奏を聴いてみたい方にはお勧めです。
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