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Daisuki さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/09/20

    クナの55年のマイスタージンガーもクラウスのパルジファルも買いそびれていたので、買うしかないはずのセットだったが、躊躇したのは、指輪の抜粋と組み合わされていること。
    しかし、それは杞憂だった。
    実際に聞いてみるとその指輪の抜粋が実に面白かった。
    指輪のハイライトを色んな演奏で聞かせますというものではなくて、それぞれに聞き所のあるもものが選ばれていて唸らされた。
    なるほど、これは聞いてみたかったというものがならんでいるのだ。
    例えば、フルトベングラーの「ラインの黄金」のラインの乙女は、ユリナッチとレッセル=マイダンが名前を連ねている。
    その「ラインの黄金」は、ショルティ/VPOのスタジオ・録音が中心に選ばれているが、クナのバイロイトでの録音は同じ58年のものになっているなど、選曲が考え抜かれている。
    それぞれがかなり長めに入っているのもいい。
    また、ネットの曲目一覧にないが、マイスタージンガーとパルジファルの余白には、それぞれの歴史的録音がおまけで入っている。
    これにもカラスのクンドリーとか、一度聞いてみたかったものがはいっていて、望外の喜びだった。
    勿論、クナの60年のバイロイトとは別人のようなマイスタージンガーや指輪で経験していたとはいえ、改めてその先鋭さに驚かされるクラウスのパルジファルこそこのセットの核心ではあり、全ての人は一度は聞いてほしいと思う。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/05/08

    これは素晴らしいディスクだと思う。
    ガヴォーの「レオノール」の映像と同じチームによるものだが、この二つを見ればベートーベンがいかにガヴォーの影響を受けたかがわかる。
    解説を読むと「フィデリオ」に向けた改訂はそうした影響を排除する方向にあるようだ。
    しかし、「レオノーレ」の方が「フィデリオ」より優れたヴァージョンだと思える。
    「レオノーレ」と「フィデリ」を比べると、特に前半で曲の順番の入れ替えが多いのだが、「レオノーレ」の方が話の流れが自然に感じるからだ。
    これは、演出のせいもあるだろう。
    自分の本音を隠しているというより無表情にしか見えないロッコとか、問題がないわけではないが、非常に自然な流れを作るのに成功している。
    先のロッコを別にすれば、演技もみないい。ピツァロなど決まりすぎと感じるくらいだ。
    また、オーケストラの演奏がいい。ピリオド楽器による編成の小さいオーケストラだが、録音がいいのか会場がいいのか、大変な迫力がある。これほど「レオノーレ序曲第2番」がオペラの序曲だと感じさせてくれる演奏をしらない。
    「レオノーレ」の音だけのディスクはいくつも出ていて、それも巨匠の指揮によるものが多いのだが、そのどれよりも、オペラとしての「レオノーレ」の魅力を伝えてくれていると思う。

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