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コバピー さんのレビュー一覧 

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  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/16

    バッハは即興演奏家として不動の地位を確立していました。次男エマヌエルによれば、バッハは当時の演奏家よりも早目のテンポを好んでいたようで、このコープマンの全集は、そんなバッハの演奏を彷彿とさせてくれます。確かに、過度な装飾を嫌う方もおられましょうが、バッハがどの様な装飾を施していたか…それを垣間見せてくれるのは、恐らくコープマンくらいでしょう。ですが、コラールはその印象を壊すことなく、美しい旋律と、それを支える副旋律との差を考えていて、アランやヴァルヒャ、またはハーフォードやプレストンなどとも違い、コープマン独自の解釈が新たな光をあてています。
    尚、シュープラー&ライプツィヒ・コラールは合唱コラール付きで録音されています。無伴奏4声コラール集からの録音もあり、同種の録音の中でも特に美しい演奏だと思います。

    12人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/12

    この演奏を…本当にこの価格で良いのですか?思わずそう尋ねたくなります。
    ヘレヴェッヘの演奏は以前から聴いてますが、彼の演奏は温かみがあり、強調すべき箇所も刺々しくならない丸みを持った心地よい演奏です。大胆なコープマンとは対照的とも言えましょうが、決して消極的演奏ではありません。金管の柔らかな響きと木管の素朴で優しい音が印象的で、弦楽の包み込む様な響きは優雅ですらあります。

    初期古楽録音のアーノンクール、レオンハルトやブリュッヘンなども良いですが、古楽の温かみのある演奏をお求めならば、このヘレヴェッヘを推薦します。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/19

    骨太な内容の濃いカンタータ全集がこの価格で聴けるなんて!!
    リリング、ルーシンク、アーノンクール&レオンハルト、そして未だ完成してない鈴木雅明などの各演奏は聴きましたが、このコープマンの全集はその中でも特に素晴らしい演奏です!
    コープマン自身がソロを担当した第35番や第146番などのシンフォニア付きカンタータは言うに及びませんが、まずは合唱の見事さに耳を奪われますし、各器楽ソリストの妙技や声楽ソリストの美声は絶品です!
    第182番のフェアブリュッヘンのリコーダーの心地好い響き、第158番の説得力あるメルテンスの歌唱力、第80番では通奏低音にコープマンがオルガンのペダル鍵盤で参加していてコラール・カノンが良く聞き取れる素晴らしい演奏…どのカンタータを聴いても、実に新しい発見が出来る充実した全集です!
    廉価で残念ながら器楽ソリストの名前がありませんが、オーボエにポンセール、フルートにハーツェルツェト、チェロにはテル・リンデンなど実力あるソリストが集まっています。
    是非とも聴いてもらいたい全集です!

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/04/14

    非常に晴れやかな演奏に驚き!その演奏から感じ取れるのは喜びや誇りといったもので、特に第214番の合唱は圧倒されました!
    Disc.1は葬儀に関係した2曲が演奏されていますが、それでさえ爽やかに、それでいて信仰心を感じさせるもので、演奏者がバッハをどのように考えているかが窺えます。
    このBOXセットは世俗カンタータの大半が収録されていますが、嬉しいことにBWV.36b(未完)とBWV.208a(音楽消失)が補筆・復元されて収録されています。これもまたライプツィヒ大学創立600年記念に相応しいものでしょう。

    この企画を進行していた指揮者W.ウンガー氏は完成を見ることなく亡くなられたそうですが、後任のD.ティム氏によってその精神は引き継がれ、その生き生きとしたバッハは、聴く者に喜びを与えてくれます。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/24

    このアルバムは、同レーベルから出ているレスリー・ハワードの演奏でのリストによるピアノ編曲(CDA66438)と共に推薦したい一品です!

    このダルベールの編曲は、ブゾーニのような余計な和音や付け足しは無く、オルガン曲を出来るだけピアノで演奏出来るようにしたもので、実に違和感なく聴ける編曲でした。リストを意識してか、彼の編曲と重複しておらず、二つ合わせると大半の前奏曲とフーガがピアノで楽しめるというのは嬉しいところです。

    レーンの演奏は、殆んどが原曲よりテンポが早く、オルガン嫌いな方には一度、是非ともこのアルバムを聴いて頂きたい!楽器が換われど、バッハの素晴らしさは変わりませんから。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/04

    まるで湖面の上を煌めく陽射しのようなオーボエの響き。マイヤーの即興は時にくどくもありますが、その優雅であり奔放な彼の演奏は、バッハ編曲の中にあって一際輝いていると言えます。
    1曲目のカンタータ第75番のコラールから、彼の力量を知ることになります。これはオーボエが一回の転調を含めて七回主題を繰り返しますが、その折々に美しい即興を聴かせます。また、8〜10曲はカンタータ第54番の協奏曲への編曲でこのCDでは特に目を引きますが、これまた大変美しい演奏で聴き手を喜ばせてくれます。マイヤーを支えるイングリッシュ・コンサートもまた、彼と共に伸びやかな演奏をしてバッハに新たな光をあてています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/03

    鈴木雅明氏のバッハは、どこか教科書的とも言うべき淡々とした部分が否めません。オラトリオなどはまだ良いですが、受難曲は単なるコンサートのための音楽にしか聞こえず、些か物足りないのが率直な感想です。
    このBOXセットを求めるならば、コープマンの奔放さやリヒターなどの峻厳さを求めないことです。ですが単に悪いと言うわけではなく、クセのない聴きやすい演奏であることは保証致します。尚、復活祭オラトリオは最終演奏稿を使用しており、第二曲のアダージョのソロ・オーボエがフルートに差し替えられているため、意外とあっさりした感じになっています。ヨハネも同じく最終演奏稿を使用してるため、作品を知っている方には是非聴き比べてほしい演奏でもありますね。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/15

    合唱と管弦楽のバランスが良く、速めのテンポで駆け抜けるミサ・ブレヴィス!合唱はかなり人数が多い筈なのに、なんでこんなに統一感があるのか不思議な程に、息の合った素晴らしい演奏でした!
    このアルバムではイ長調とト短調の二曲の他、作品番号のないモテット「義人滅ぶれども」も収録されてますが、このモテットはクーナウ作品の編曲で、失われた所謂「ヴァイマール受難曲」に関わっているとされているもの。他人の作の編曲とはいえ、こちらも大変美しい作品です。録音は決して多くないので、このピグマリオンの演奏は貴重と言えますね。
    ピグマリオンの演奏は、特に管楽の響きが美しく、次いで弦楽の張りのある響きに魅了されます。合唱は各声部が各々の音を響かせつつも、主要な部分では相手を引き立てている点で優れています。私も合唱経験があるので言えますが、これがかなり難しい。それを踏まえて聴くと、よくこのテンポで演奏出来ると感心しました。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/21

    ブラスのバッハはかなり出ていますが、吹奏楽はあまり数が多いと言えません。ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団やハインツ・フリーセン指揮アムステルダム・ウィンド・オーケストラの演奏も今は昔…大半は廃盤などによって歴史の影へ埋もれてしまいましたが、このモントリオール・フェスティバル・ウィンド・オーケストラの演奏はそれらを凌ぐ演奏です。演目も有名曲から愛好家好みの曲まであり、素人から玄人まで満足させてくれるでしょう。
    吹奏楽は金管のみのブラスと違い木管が加わっているため、全体に柔らかく、それでいて迫力ある演奏が楽しめるのがポイント。幻想曲とフーガやパッサカリアとフーガではその多彩さが発揮され、原曲とは違った華麗なバッハを聴くことが出来ます。コラールも落ち着いた雰囲気を損なうことなく、それでいて原曲よりも彫りの深い陰影のある演奏で心を打ち、また原曲を聴きたくなる…このアルバムは、バッハ愛好家だけでなく、吹奏楽に携わる方や他の方々にも広く聴いて頂きたい一枚です。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/21

    全体に整った響きを持つ全集です。即興性に偏ることなく、曲の骨格を鮮明に聞き取れる演奏で、これから全集を購入したいと思われる方には最適だと思います。
    印象としてはややあっさりした演奏ですが、自由楽曲などの装飾を施すべき箇所は鮮やかに、また緩やかな楽曲やコラールなどには旋律を損わないよう配慮された装飾が工夫されています。
    この全集は、BWV.549,668,769は異稿で演奏され、特にBWV.549のニ短調稿は滅多に聴けないもの。完成稿はハ短調稿なので、異稿の方が印象的には柔らかく響きます。これだけでも購入の価値はありますが、他にルドルフ・コレクションからのコラール(BWVなし)が四曲録音されているのは嬉しいところ。コープマンの全集にも不明とされる初期の番号を持たないコラールが録音されてますが、両方を聴き比べても面白いと思いますね。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/05

    その一部に不鮮明な演奏部分があるにせよ、素朴なリサイタルを聴いてる気分にさせてくれる全集です。
    ヴァッドの演奏は曲の終え方があっさりしていて、分厚い和音を長く持続させず、音響を生かした演奏をしています。よって、多くのオルガン演奏とは少々異なり、一種独特な雰囲気を持っています。
    人の息より長い持続音で終わらせる演奏を好まない方はこちらがお薦めですが、たっぷりな音をお求めならば物足りないかもしれません。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/11/22

    スパイスの効いた南国の風香るバッハ!そう銘打ちたくなるような演奏です!
    演奏・編曲共にブラジリアン・ギター・クヮルテットで楽譜通りの編曲なのですが…まるで様相が違います。楽器が違うというレベルではなく、時代や国を超えた新しい作品と言っても過言ではないでしょう。
    これまで管弦楽組曲を全曲編曲したのはレーガーのピアノ・デュオ版くらいなもの。それは少々重たい編曲でしたが、こちらは軽く、初心者にも聴きやすいのではないでしょうか?
    原曲と比較すれば、その厚みは一聴瞭然ですが、この演奏から感じる爽快感はやはり原曲からでは感じられないでしょう。
    冒頭、組曲第三番の序曲から海辺の潮風や南国の陽射しを想像してしまうのは…恐らく私だけではありますまい。

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     2009/11/11

    現在、偽作または疑いのある作品を集めたもので、BWV番号を与えられていないものまで収められた珍しいアルバムです!
    バッハじゃないから…と言うのは分からなくはないですが、これが聴いてみると面白いもので、演奏も録音も良ったです!二曲目に収められたコラール`おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け'BWV.deestは、有名な同名コラールBWV.622の編曲で、こういう企画でもなければ聴けない代物ですし、オルガン好きな方にお薦めします。バッハ好きな方も、是非手にして頂きたい珍品とも言えましょう。

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     2009/11/01

    弦楽二本でチェンバロ作品を演奏したものは、過去にも数枚ありましたが、このヴェラ&ノルベルト・ヒルガーの編曲&演奏は素晴らしい!
    この第2巻は特に、あまり全曲編曲されることのない「フランス風序曲」が入っており、その演奏は柔軟で迫力もあって、チェンバロでは味わえない深い趣がありました。確かに、和音を削ってはいますが、チェンバロ演奏とは違い、弦楽特有の伸びやかな響きにはこうした処置は適しているかと思います。無理に管弦楽でやらずとも、こうした編曲もありでは?この二人の演奏は、弦楽の新たな可能性を示していると僕は感じました。第1巻と共に、推薦出来るアルバムです。
    因みに、第1巻には「イタリア協奏曲」が録音されており、バッハのクラヴィーア練習曲集第2巻が同種の編曲で楽しめることも喜ばしいことです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2009/10/17

    レーガーはバッハのピアノ編曲でも知られていますが、これはチェンバロ曲をオルガン用に編曲したものを集めたアルバムで、かなり珍しいものと言えます。
    私が最初に聴いて感じたことは…目から鱗です。長らくバッハを聴いてきましたが、チェンバロ曲だと忘れてしまいそうになった程自然に響き、レーガーがいかにバッハの音楽を愛していたかが窺えます。特に、半音階的幻想曲とフーガは、あたかもオルガンが正しいのでは?と思わせる程で、その迫力はチェンバロを凌ぐものでした。トッカータ集の編曲もやはりオルガンで演奏した方が良いと思わせるもので、一聴の価値ありです!
    しかし、2声のインヴェンションの編曲は些か粗雑で、演奏の一部には明らかなミスもあって、この曲だけはお勧め致しかねますね…。
    他に平均律クラヴィーア曲集からの編曲もあって、聴き応えは充分です。

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