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ポックン さんのレビュー一覧 

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     2016/02/16

    昔よく聴いたLPレコードと同じ内容で、非常に感銘を受けた名盤です。今回、改めて聴いて、やはり素晴らしいものだと思いました。とりわけ、リストの交響詩「前奏曲」。一頃、世界の三大オーケストラ、という言葉が使われましたが、この曲の場合、迷うことなくそれは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1954年録音のフルトヴェングラー盤)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1967年録音のカラヤン盤)、そしてシカゴ交響楽団(1977年録音の当バレンボイム盤)なのだと実感する次第です。三者三様ながら、いずれの演奏からも、20世紀のオーケストラ演奏の頂点を記録した人類の至宝というずっしりとした重みが感じられます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/26

    小澤征爾の魅力満載の名盤です。後年の録音よりも格段に聴き応えがあります。この演奏には、洗練と情熱がとても率直に表現されていて、この名曲を最初に聴くのにもってこいだと思います。個性的なムラヴィンスキー、圧倒的なオーケストラの威力を顕示する1970年代のカラヤン(2種)と共に、末永くカタログに残ることを希望する次第です。パリ管弦楽団は、ミュンシュが指揮したときの粗野な演奏とは段違いで、美しく好感が持てます。録音も、71年のカラヤンのような余計な実験をしていないので、素直に聴きやすく仕上がっています。小澤征爾のチャイコフスキーでは、真っ先に挙げたい1枚です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/22

    この演奏、こんなに凄かったっけ? 驚くほど面目を一新したSACD化です。今までリヒテルやアルゲリッチ、ホロビッツなどの陰に隠れ、注目度が低かったディスクですが、実はこんなに聞き応え充分な名盤だった!とにかく、今までは音質が悪くて実態がよくわからない代物でしたが、音質が良くなると、劇的に演奏の印象が変わりました。ワイセンベルクのためにも、絶好調時代のカラヤンのためにも、再評価が待たれる凄い演奏です。

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     2012/02/26

    知る人ぞ知る、若き大指揮者の名演集が、ドリーム・プライスで提供されています。定評がある「未完成」、「イタリア」、「悲愴」等の歴史的名演を多くの方々に確認していただく良い機会ですが、更に、シューマンの第4交響曲も要注目です。トスカニーニが、若い頃の私のように演奏する、と評したカンテッリの面目躍如。素晴しい気合と闘魂の直球勝負。特に第3楽章などは、フルトヴェングラーの名演でさえ、物足りなく感じるほど。録音状態は、フルトヴェングラーと同じ1953年にしては混濁気味ですが、リマスタリング・SACD化等の技術投入がなされると、多くのリスナーがびっくり仰天するのではないか、と推察される次第です。カンテッリは、カラヤンとクライバーの中間の世代に当たり、生きていればニューヨーク・フィルを掌握していただろう、とも言われています。アメリカのみならず、クラシック音楽界全体にとって、惜しい人材を余りにも早く失ってしまった、と改めて痛感するばかりです。

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     2011/03/01

    フルトヴェングラーの遺産を愛する人々へ、夢のようなディスクが登場した。今回のリマスター・シリーズも、ウィーン・フィルとのセッション録音の音質改善が目覚しい。特に1954年、巨匠の最晩年のレコーディングは、繊細優美にして、夢のようなロマンの香りに溢れ、それでいて重厚にして厳かな輝きに満ちている。これだけ揃うと、神業というほかない。
    当ディスクのグルックや、リストの「前奏曲」、R.シュトラウスの「ティル」などは絶品であり、当時ウィーン・フィルが世界最高の状態にあったことを証言している。当ディスクは、グルックが最上だが、モーツァルトもハイドンも従来では聴き取れなかった充実した美しさを獲得している。特にリップが歌う「魔笛」のアリアは、若々しく甘美な輝きを放ち、うっとり聴き惚れてしまう。今回のリマスター・シリーズが日本でのみ発売されていることは信じがたい気もするが、それだけ日本のリスナーは恵まれていることを痛感する。感謝、感謝。

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     2011/02/07

    ベルリン・フィルの復活! ラトルが苦手だったり嫌いだったりする人にもお奨めできるディスクだと思う。私もラトルの時代になって、栄光のベルリン・フィルはもう死んでしまったのではないか、と嘆いていた。考えすぎ、作りすぎで音楽に生気が乏しく感じられるディスクばかり。でも、マーラーの第9番でラトルの持ち味がプラスに働き始め、この第2番でいよいよ大輪の花が咲いたように思う。ベルリン・フィルはよみがえった。「復活」という名曲のなせる業か、ラトルの成長の証か、未だ判らないが、今後の活躍を見守っていきたい。

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     2011/02/04

    今回出たフルトヴェングラーのSACDでは、ブラームスの3枚は評価が分かれそうだ。熱心なファンは、とにかく音がよくなったことを歓迎するだろう。貴重な成果だ。しかし、一般のリスナーは、価格と音質改善のバランスに首を傾げるかもしれない。オリジナル・テープの状態が良くなければ、リマスタリングやSACD化の効果はどうしても限定されてしまう(その極端な例は、ベートーヴェンの「第2」と「第8」)。そもそもフルトヴェングラーは、何故ブラームスの交響曲を1950年代にセッション録音してくれなかったのだろう? 1947年の「第1」と1948年の「第2」という不名誉な録音しか残してくれなかったため、EMIは、ブラームスの4曲を全てライブ音源で別途揃えざるを得なかった。ライブ演奏は勿論傾聴に値する。特に「第3」と「第4」は歴史的名演だ。しかし、セッション録音の素晴しい音質はない。4曲の中では、1952年録音の「第1」の音質は比較的良好だが、マイクのセッティングに難があるのか、楽器のバランスが悪い。木管楽器はオンマイクだが、ホルンがオフマイクになっている。今回のSACD化で以前より聴きやすくはなったが、マイクに入らなかった音は出しようがない。但し、マイクに入った木管楽器の音色は特筆に価する。1ヵ月後のベルリン・フィル盤と比べると、ウィーン・フィル盤の木管パートの美しさが際立つ。勿論弦楽パートも美しい。しかし、それでも、全体として、ブラームスの「第1」を聴いた、という充実感は必ずしも充分ではない。全体の印象にこだわるか、部分のメリットを賞賛するかで評価が分かれるだろう。ついでに言うと、パッケージ見開きの写真だが、今まで見ていたフルトヴェングラーの写真より鮮明な映像になっていて嬉しい。今回のリマスタリングは、音だけではなく、1枚の写真をも改善しているのだろうか。

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     2011/02/01

    最高の1枚。今回出たフルトヴェングラーのSACDの中で最も素晴しい音質を堪能できる。ベートーヴェンの「7番」や「第9」のリマスターの成果も特筆に値するが、従来から優れていた録音を更にリマスターするとこうなります、という見事な仕上がりを実現した。熱心なフルトヴェングラー・ファン以外のリスナーにも安心してお奨めできるワーグナーの歴史的名演だ。偉大である。情熱的である。そして、限りなく美しい。

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     2011/01/22

    弦楽四重奏曲の最高傑作を21世紀最高の名演で楽しむアルバム。学生時代、弦楽四重奏曲の最高傑作は何か?を考察した。最有力候補は、ベートーヴェンの第14番とバルトークの第5番の2曲だった。今もその見方に変わりはない。その頃、バルトークでよく聴いた演奏は、1961年録音のハンガリー弦楽四重奏団、1963年録音のジュリアード弦楽四重奏団の2つで、文系と理系の好対照を成していた。その後、アルバン・ベルクやタカーチといった名盤が出て20世紀の名盤が出揃った。そして、21世紀。新しい時代の最初の名盤がアルカントだ。しかし、この演奏を凌駕する演奏が今後現れることなどあるのだろうか?とはいえ、所詮は趣味の問題。私は、今でもハンガリー弦楽四重奏団の演奏が1番好きで、アルカントはその次ということになる。やはり20世紀の人間なのだろう。

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     2011/01/22

    帝王カラヤン、壮年期の活力みなぎる名盤。何度も再発売されてきたが、ブラームスは今回最も美しい音響を獲得した。デッカとウィーン・フィルならではの美学が素晴しい。ドヴォルザークは賑やかで元気一杯だが、中学生の頃大喜びで聴いた感慨はもうない。私が年を取ったからだろう。今聴くと随分単純に聞こえてしまう。しかし、このような演奏は他になく、そういう点でも貴重な記録だ。

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     2011/01/21

    我らが村長、実は神様だった。そんな物語が思い浮かぶ演奏だ。速いテンポで、素っ気無いほど素朴な表情を湛えた演奏だが、随所に山あり谷あり起伏に富んだ音楽が味わい深い。そして、第4楽章のコーダ。口数の少ないクナの口癖が聞こえてくるようだ。「さあ、ここからだ!」テンポをぐっと落として、アルプス山脈の威容を彷彿させる壮大な音楽が現れる。その圧倒的な音響に、オラが村の村長は神様になっちまっただ、とつぶやくことになる。後年のミュンヘン・フィルとの演奏以上に、クナの個性がストレートに投影された演奏だと思う。フルトヴェングラーの猛烈なアチュレランドと好対照を成す個性的な名演の最右翼。

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     2011/01/14

    ベルリン・フィルもバレンボイムも仕事のし過ぎではなかろうか。一流水準の演奏を低価格で提供する趣旨はよい。取り合えず一通り聴いてみたいという人には便利な全集だろう。但し、この全集を聴いた後で、バレンボイムがシュターツカペレ・ベルリンを指揮したベートーヴェン交響曲全集を聴き直すと、以前より数段優れた演奏に感じられるから不思議だ。他の演奏を引き立てる効果があるのかもしれない。

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     2011/01/13

    バレンボイムは才能を浪費している、と言う日本人がいる。特に日本では評価が大きく割れるようだ。砂漠の宗教である一神教のユダヤ教やキリスト教の世界では、才能の塊りのようなバレンボイムはスーパースターだが、八百万の神が跋扈する日本では、その道の第一人者たるスペシャリストが高く評価される。このベートーヴェンも、なんでもこなす指揮者の優れた演奏だとは思うが、スペシャルな感動に乏しい。録音も含めて、よいところは沢山ある。シュターツカペレ・ベルリンは、東西冷戦時代と比べて格段にリッチな音響を獲得しているし、バレンボイムの重厚な指揮もベートーヴェンに相応しい。しかし、全体に粗雑な仕上げで、「第九」のソリストに至ってはひどいと言うほかない。この録音、もっとじっくり取り組めなかったのか。昔、シカゴ交響楽団を指揮して「大序曲1812年」やリスト「前奏曲」等で超ど級の名演を成し遂げたバレンボイムであれば、もっと凄いベートーヴェンを提供できたはずだ。この程度の演奏で満足するような才能の持ち主ではないと思う。もったいない。

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     2011/01/08

    アーノンクールは苦手だった。いろいろCDを買ってもすぐに手放してしまい、手元には1枚も残っていない。ラトルと同じで、買ったCDの全てが気に入らなかった。昔、ウィーンを一人旅して、ムジークフェラインとコンツェルトハウスでそれぞれ1回だけオーケストラ・コンサートを聴いたことがある。皮肉なもので、その時の指揮者がアーノンクールとラトルだった。日程の都合で、たまたまそうなった。演奏を聴くことよりも会場に入ることが重要だった。従って、一期一会の感動に浸ったのは、音楽に対してではなく、場所に対してだった。しかし、もし、あの時のコンサートが、このディスクに記録された演奏だったならば、ムジークフェラインに響く音楽が一生の思い出になったに違いない。冒頭の弦の動きにアーノンクールらしさが垣間見られるが、すぐに気にならなくなる。オーソドックスで美しい「ドイツ・レクイエム」が続く。それはそれは見事なブラームスの音楽に浸ることができる。私にとって、初めて手元に残るアーノンクールのディスクとなった。

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     2011/01/07

    高貴な悲劇。二短調の協奏曲には、かつてそんな形容がなされたような気がする。戦後、長らく忘れ去られていたヴィヴァルディの「四季」の楽譜が発見され、イ・ムジチやミュンヒンガーらの演奏を通して世界にバロック音楽ブームが巻き起こった。このディスクが録音された60年代は、未だ初期のバロック音楽受容の時代だった。古楽器による演奏が定着する以前の高貴な美しさを湛えた古典的な名盤。ホリガーとイ・ムジチによるアルビノーニは、音楽の都がウィーンに移行する以前のベネチアの栄光を偲ばせる。LPレコード以来、CDも再発売される毎に買ってきた。定番として、今後も末永く、高貴な美しさを絶やさないでいただきたい。

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