トップ > My ページ > ROYCE さんのレビュー一覧

ROYCE さんのレビュー一覧 

検索結果:174件中151件から165件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/29

    エッシェンバッハなので半信半疑で買ってみたが意外に良かった。正攻法で曲に向かい、細やかな表情を付けながら丁寧な演奏を繰り広げている。全般にのびやかに歌わせていて重くなり過ぎていない点も好印象。ライブ録音だそうだが客席からのノイズは気にならず細部まで明晰に録れている。指揮者としてのエッシェンバッハを見直した。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/15

    すべてモノラル録音だが鮮明で聴きやすい音質なので観賞に支障はない。オーソドクスなスタイルで、才気走ったところのない落ち着いた演奏が続く。コンチェルトも悪くないが、ピアノ・ソナタの録音はまろやかなタッチで深く呼吸するベートーヴェンを聞かせる。ソロモンの演奏が好きな人なら、ヴューラーの録音にも共感出来るだろう。指揮者にはスワロフスキーとかホルライザーといった懐かしい名前が並んでいる。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/15

    同じ指揮者による1950年のウイーン交響楽団とのモノラル録音(ウエストミンスター)に比べると、こちらはステレオで音質向上が著しい。演奏スタイルはよりいっそう重厚長大になっていて、崩れる寸前でなんとか持ちこたえている超スローテンポが凄い。今となってはデフォルメの極地ともいえる演奏スタイルだが、単なる歴史的遺産として葬り去ってしまうのは惜しい。演奏技術的にはいろいろ突っ込みどころがあるだろうが、鬼才の面目躍如といった録音なので、この指揮者に興味がある人にとってはお勧めである。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/22

    1997年にビクターから出たCDを持っているが、今回のSACD化によって鮮度が高まり、ビクター盤よりも解像度が高い生々しい音で聞けるようになったのはありがたい。細部の明晰さよりも全体の溶け合いを重視した傾向がある録音だが、ビクター盤がホールの後方席で聞いているようなまろやかな音質だとすると、SACDはより舞台に近い席に移動して聞いたような印象といえようか。ベールを1枚取ったような鮮明さを感じる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/09/19

    第4番が凄いことになっている。切れ味鋭く乾坤一擲の気迫に満ちた硬派のブラームスである。後年のウィーンフィルとのスタジオ録音とは、まったく別人のような白熱した盛り上がりを見せる終楽章には唖然。最初はノリがイマイチのオケも、演奏が進むにつれ、どんどん調子を上げてゆく。弦楽器の充実した響きはベルリン・フィルかと思ってしまうほど。ベーム全盛期のライブがこのような鮮明なステレオ録音で聴けるとはありがたい。死後は人気が凋落したと言われるベームだが、確かにスタジオ録音だけで判断すると、この指揮者の実像は伝わらないだろう。バイロイトの「指輪」のライブ録音に通じる熱気をはらんだシャープな演奏を繰り広げるベームがここにいる。モノーラル録音の他の3曲はおまけと考えても十分にお釣りが来る内容である。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/23

    音質の変化だけをチェックするためにProfil盤を購入した。結果はダメ。鮮度が大幅に劣化し、分離も悪くて混濁気味である。かつてLPで聞いたこの録音は、こんなぼやけたものではなかった。こういうナマクラな音をアナログ的と喜ぶのは見当違いである。これから買う人にはアルヒーフレーベルのOIBP盤を勧める。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/02/22

    硬派で端正なスタイルに乾坤一擲の気迫が重なり、スタジオ録音らしからぬ盛り上がりをみせている。この「わが祖国」は名演である。オケはチェコ第三の都市を拠点とする団体で、弦の優秀さはさすがのレベル。他の曲も同様で、贅肉のない引き締まったスタイルを持ち、なおかつコクにも不足しない音楽に仕上がっている。クチャルという指揮者は、往年のカレル・アンチェルの芸風を彷彿とさせるといえばわかっていただけるだろうか。録音も上々である。これは良い買い物だった。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/01/23

    アクの強さがあるマゼールのソロはいかにも彼らしい表現力を感じさせる。技術的にはまずまずのレベルで、ガダニーニ(?)のバイオリンをバリバリと鳴らしている。全体的にパキパキ、シャリシャリといった感じのメリハリが効いた「四季」で、パイヤールのような練り上げられたマイルドな表現とは違うけど、これはこれでスパイシーというのか即興的な勢いがあって面白いと思う。花よりも刺が気になるバラみたいなところもあるが。

    おまけのフルート協奏曲3曲のソロを吹くのは往年の名人ジャン・ピエール・ランパル。クラウディオ・シモーネが指揮するイ・ソリスティ・ヴェネティが伴奏を付けている。モダン楽器を使ったイタリア風流線形スタイルの演奏で人気があった団体だが、マゼールの「四季」の後で聞くと、微温湯的なヴィヴァルディに聞こえてしまうから、ちょっと気の毒である。(ちなみにクラウディオ・シモーネとシモーネ・ヤングはまったくの別人である。どうかお間違えなきよう)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/06

    2008年に出たカラヤンのEMI録音集成ボックスと比較すると、24bit/96kHzリマスターの成果は確かに感じられる。混濁感が減って合唱と弦の分離が良くなり、見通しのいい音質に仕上がっている。きめが細かい音質は、かつてLPで聞いていた音に近づいたといえようか。CDで聞くならこの辺りが限界かもしれない。とはいえ、元がすっきりしない傾向が強いEMI録音であるから過剰な音質改善を期待してはいけない。私は2008年の2セット合計160枚組をすでに持っているので、新たに全部を買い換えるかどうかは微妙なところ。EMIのCDはアート盤が出た時にも買い直した経緯がある。技術の進歩とはいえ、リマスターの度に同じ音源を買い替えてゆくのはメーカー側の思惑にのせられているようで面白くないのである。無論、これらが全部SACDで(リーズナブルな価格で)再発売されるのなら買い替えたいが。これからカラヤンの録音を聞く人には、EMI盤より最新のワーナー盤が断然お勧めである。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/08

    ピアノの先生による模範的な演奏である。解釈に変な癖がなく、鷹揚な調子の演奏が続くので、安心して聞いていられる。テクニックは無難であるが、切れの良さは感じない。技巧を誇るタイプの演奏家ではないので、そういう面を期待すると当てが外れる。録音会場はベルリンのテルデックスタジオ。残響がほとんどない空間での収録ゆえ、ピアノの音そのものが明瞭に捉えられている点は好感を持てる。スタインウエイを弾いているが、音色にスタインウエイらしいきらびやかな趣は感じられず、むしろヤマハのように聞こえてくるのは何故だろう。まろやかな音色による穏健な演奏が続くので微温湯的ともいえる。しかし、ヴィルトゥオーゾと呼ばれるピアニストやピリオドスタイルの演奏家にありがちな刺激的な要素は、繰り返し聞いていると鼻についてくる。それが性に合わない人にとっては、こういう保守本流的なニュートラルな演奏は好ましく感じられるだろう。逆説的な言い方になるが、演奏者が自己主張を控えているところに、この録音集の個性と価値がある。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/05/20

    写真から判断するとエンドピンがない新作楽器にガット弦を張ってバロック弓で弾いているようだ。歯切れのいいボーイングで紡がれるノリのいいリズム感が小気味良い。時々挿入される即興的な装飾も控えめで嫌味がない。巨匠風の堂々としたスタイルではなく、等身大の身近なバッハ演奏といった感じがする。

    バロック奏法の特殊性を強調することもなく、ごく普通にいい演奏になっている。ピリオドスタイルの演奏方法を完全に消化した結果としての普段着のバッハが現れたという風情。楽器の音色もこのスタイルの奏者に時々あるような痩せた貧相なものではない。円満にしてよく練られた演奏といえ、安心して聞いていられる。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/31

    いくつかのレーベルで再発売されてきた音源なので、メモリーズ盤の音質が気になるところ。缶入りは最悪でしたが、こちらは買って正解でした。

    メモリーズは過剰なノイズカットや余計な残響付加をしない方針なので、この全集も癖のない素直な音が楽しめます。94年に出たエヴェレストのSBM盤も持っていますが、エヴェレスト盤は高音域にフィルターをかけてヒスノイズをカットしているため、若干こもり気味。

    対してメモリーズ盤は、テープヒスはやや多めですが、高音域まで素直に伸びているため、ナチュラル感はエヴェレスト盤をしのぎます。一皮むけて鮮度が向上したような印象です。これでようやくクリップスの円熟した典雅な演奏の真価が分かると思います。こういう滋味あふれるベートーヴェンの演奏は、最近ではほとんど絶滅したようです。SACD盤で出たら再度買いたい全集ですね。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/08/28

    ブラームスは75年のステレオライブ録音であるが、残響過剰で電気的ノイズの混入もある。さらにCD化に際してノイズリダクションをかけすぎたため、細部はモヤモヤ、音像はユラユラと揺れて、かなり気持ち悪い。演奏は小細工を排した直球一本勝負といった風情。ライブなのでEMIのスタジオ録音より勢いがある。ボールトらしい男気というか、たくましい剛毅さがあって好ましい出来である。音質の劣悪さがネックになるので、ボールトのファン以外にはお勧めしない。メンデルスゾーンは、左右の分離が悪いステレオ録音だが、それほどモヤモヤしない音で聞きやすかった。こういう歴史的録音は、ヒスノイズが盛大にあったとしても、それをカットせずに生成りのまま出してもらいたいものだ。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/31

    軽妙洒脱な演奏です。重厚なベートーヴェンを期待するとがっかりします。才気があふれておりますが、いささか軽すぎて落ち着かない印象があります。他の方のレビューにもありますが、ジーっというノイズが混入しているのでかなり耳障りです。SACDの高音質もこれでは台無しですね。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/12/22

    限定盤で売り出された初期盤には、CDの編集ミスもあってお騒がせなことだったがひとまず完売。このたび値下げしての再発売となった。

    肝心の演奏は(104曲もあるから)、出来不出来があるのはいたしかたない。往年の大指揮者たちが好んで録音を残した88番は生気にあふれた好演で、なかなか聞かせる立派な出来。一方、99番などは切れ味が鈍くて平板そのもの。それでも、スローなテンポでじっくり丁寧に演奏しているゆえに、教科書的な模範演奏として、アマオケなどがこの曲をやる場合は、参考になるかもしれない。

    シュトゥットガルト室内管弦楽団は、創設者のミュンヒンガー時代からのいぶし銀の音色が健在で、小人数ゆえの見通しの良さは格別。あざとい演出が鼻に付くピリオドスタイルに飽きた聞き手には、こういう端正で穏健なスタイルの演奏は清涼剤のように思えるだろう。私は初期盤を買ってすぐに手放したが、なぜかもう一度聞きたくなって、2度目の購入となった。地味な演奏なのでパッと見は冴えないかもしれないが、じっくり聞いてみると、これはこれで良いと思える味がじんわりとわかってくる。格安BOXなので、買っておいて損はない。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:174件中151件から165件まで表示