トップ > My ページ > かんたあびれ さんのレビュー一覧

かんたあびれ さんのレビュー一覧 

検索結果:95件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2022/04/16

    ショーソンのコンセール作品21は、フォーレの作品群と共に、フランス近代の室内学の佳品だ。この曲の美質をよく表現している点で、この演奏は代表盤だと考えている。全てソリストで演奏も可能だが、やはり、ソロヴァイオリニスト、弦楽四重奏団、ソロピアニストの組み合わせが曲の構成を考えると理想的。ソロヴァイオリニストの音が弦楽四重奏の中に埋もれないように録音する必要があるが、この録音はアモワイヤルの音がほぼ中央に位置しているのが好みだ。ショーソン目当てで入手したが、フランクのソナタも素晴らしい演奏。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2022/03/23

    良質なリマスターのお陰で、およそ90年前の録音が蘇った。当然ながら現代の録音の音質には到底及ばないものの、四重奏の各声部がよく聴き取れる。昔知人の家で聴いた蓄音機の音を思い出した。個人的にはヘッドホンだとヒスノイズが気になるものの、スピーカーなら問題ない。何とも気品あるたおやかな音楽。安価なCDだが、心穏やかな時間が得られた。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/10/04

    フランクのピアノ五重奏曲は、あまり録音に恵まれなかった曲だと思う。長いこと手元にあるのは、クリフォード・カーゾンとボスコフスキーなどのウィーンフィルのメンバーが演奏した古い録音だが、この曲の良さがよくわからなかった。個人的には、この盤に出会えてこの曲の本来の良さが理解できた。ウィキペディアによると、ミカエル・レヴィナスは本職は作曲家らしいが、ベートーヴェンのソナタを全曲録音しているそうで、なるほど、ピアノの腕前とセンスは相当なもの。ルートヴィヒ四重奏団もレベルの高いクァルテットだ。繊細さと滑らかさが素晴らしく、ピアノも含めたバランスが最高だ。フレーズの息づかいが全員でピタリと合うのを聴けるのは、正に室内楽の醍醐味だ。各楽章のテンポ設定にも無理がない。この曲は急緩・強弱のコントラストを加減のツボを押さえているだけでなく、曲に対する共感を強く感じる。このメンバーでフォーレの同ジャンルの楽曲を聴きたい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/03/19

    最近あらためてこの盤を聴きながら、不覚にも涙してしまった。バッハの管弦楽組曲第3番の序曲。壮大な音楽に包まれながら心が洗われる思いがしたのだ。音楽を正確に鳴らすことが出来る人は多くいるが、人の心を揺さぶることが出来る人は少ない。クレンペラーはその数少ない一人だ。ブラームスの4番も素晴らしい。自然な音楽の流れ、充実した響き、バランス、そしてライブならではの息遣いや熱っぽさが魅力的だ。もしこの盤がモノラル録音であることを理由に敬遠している人がいたら、それは大変な機会損失だ。とてもクリアで情報量が多い素晴らしいモノラル録音である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/05/10

    室内楽曲の弦楽合奏版の二曲をカップリングしたCDだ。

    個人的に、メンデルスゾーンのオクテットはオリジナルの室内楽バージョンは何度も聴いてきたが、メータとイスラエルフィルのメンバーによるこの弦楽合奏版は、これとまた違う感動を与えてくれた。IPO弦セクションのメンバーの演奏は、この曲に対する共感が漲っていていて、とても伸び伸びと弾いている。それでいて、しっかりと音楽がドライブされていて、指揮者とオケの長年の信頼関係がとてもよくわかる。音楽の瑞々しさ、しなやかさと高揚感を何と表現すれば良いのだろう。実に感動的な演奏である。幸せな気分になれた。

    一方、ドホナーニの「セリオーソ」は、第一楽章の冒頭からウィーンフィルの重厚な響きに圧倒される。マッシブで彫りの深い音楽だ。第二楽章は緻密で各声部の動きが明晰。流石はドホナーニ。第三楽章、第四楽章ともに引き締まった音楽。指揮者の手腕とオケのアンサンブル能力の凄さを見せつけられる。全くもって非の打ちどころがない、正に超一流の為せる技だ。この録音の本来のカップリング曲はブラームスのピアノ四重奏第一番のオケ版(シェーンベルク編曲版)らしい。そちらも聴いてみたいものだ。

    どちらの演奏も素晴らしい。ただし、間違っても両者を比較したり、優劣をつけてはいけないと思う。16歳のメンデルスゾーン と、40歳のベートーヴェン。それぞれの良さが全く異なるからだ。できれば、一曲ずつ別の機会に聴いた方が幸せだ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/04/14

    最後に行き着くのがこうした演奏。基本的に丁寧な音楽作りで、重厚過ぎず、軽過ぎることもない、全てにおいてバランスがいい。生き生きとして退屈にならない。世評の高いベームとウィーンフィルの演奏はとても美しくて立派だけど、何となく型に嵌めた感じで好きになれない。クーペリックの後期6大交響曲は随分前から聴かなくなってしまった。今の自分には、躍動感溢れ颯爽としたマッケラス、味わい深くチャーミングなクリップス、そしてこの演奏があれば、モーツァルトのシンフォニーは充分です。それにしても、このセットを入手できたのは幸運だった。カプリッチョというレーベルは既に無くなったのだろうか。キタエンコ、ヴェーグ、白井光子など素晴らしい演奏家の録音をリリースしていたのだが。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/11/17

    コリン・ディヴィスがウィーンフィルと残した名演奏。C.ディヴィスは男性的でマッシブな音楽を奏でる人だが、そこにウィーンフィルの美音やアンサンブルが加わり、ダイナミックさと明晰さが見事に融合されている。C.ディヴィスの幻想交響曲は情熱的だが、節操のない爆演ではない。ダイナミックだが、バランスが絶妙。RCOやLSOの共演も聴いてみたい。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/11/07

    極めて魅力的なドヴォルザーク。まず8番、レヴァインは名門オケを自在にコントロールしながら、絶妙な語り方で音楽を進めていく。第一楽章。交響曲でありながら、まるでドラマのシーンが次々と展開していくように、聞き手を飽きさせない。オペラを得意とする指揮者だからだろうか。その音楽センスの良さは抜群で、泥臭さは無縁。所々管楽器を控えめに鳴らし弦楽器の美音を聴かせてくれる。第三楽章は歌い回しが素晴らしいし、間合いも絶妙。終楽章もオケの分厚い音色を活用しながら、実に生き生きとした音楽を聴かせてくれる。9番も緩急自在のメリハリのきいた音楽。そこにオーケストラの重厚さが加わり、そのスピード感にワクワクする。決して恣意的でなく自然な音楽になるのは、やはり指揮者の天才によるものか。第二楽章は精緻なアンサンブルで音楽は滔々と流れる。ノスタルジーよりも、幼き日の思い出と表現すべきか。第三楽章は引き締まった音楽、終楽章はオーソドックスなテンポで始まるが、変幻自在な音楽。フレーズの一つ一つにセンスが感じられ、説得力がある、オーケストラが自発的にて音楽を奏でていく。指揮者の音楽性と伝統あるオーケストラとの見事な融合。もっと早く出会えば良かった。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/11/03

    セルのラストレコーディングは、素晴らしい音楽だ。オーケストラが一つの楽器のように、深い共感に満ちたドヴォルザークを奏でる。指揮者の統率と団員の音楽性が見事に調和し、緻密なアンサンブルとスケール感が両立している。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/25

    ブルックナーを心より愛する者の一人として、この指揮者の遺したブルックナー録音が少ないことはとても残念だと感じさせるディスク。息の長いフレーズ、弦楽器の艶やかな響きの上に木管楽器が対話する辺りはブルックナーファンにとっては涙が出るほど感動的だ。第一楽章のコーダもしかり、第二楽章にも随所でこうした美しい音楽が流れる。第三楽章は直線的にならず広がりを持ち、躍動的で雄渾な音楽は本当に87歳の指揮者によるものかと驚かされる。全体的に音楽はゆったりと流れるが、その流れがとても自然で、恣意的にならない。このマエストロがこのように素晴らしいブルックナー録音を遺してくれた事に心から感謝したい。最後に、シュツットガルト放響はこんなに美しい響きをもつオーケストラだったのかと自分の認識不足を恥じ入るばかり。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/02

    とても良い演奏。デュトワ指揮の同じ三曲を収めたCDも持っているが、ヒコックス盤の方が明晰でプーランクの音楽の和声や各声部の動きが明瞭に聴こえる。デュトワ盤はオーケストラも合唱団もリッチな響きなのだが、それがかえって裏目に出て、音楽が厚化粧になってしまっている。それはソリスト(ソプラノ)にも言えること。立派で色彩感豊かなのはデュトワ盤、線が細いがクリアーで静謐な「祈り」が表現出来ているのはヒコックス盤だ。グロリアの5曲目Domine Deusやスターバト マーテルの一曲目を比べるとよくわかる。プーランクの演奏ならヒコックス盤の方が相応しい(同じフランスものでも、ベルリオーズならおそらくデュトワの布陣の方が良い結果が出るだろう)。それとヒコックス盤は録音が優秀であることを付け加えておこう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/12/11

    ここでのレビューを眺めていて、如何にカラヤンの遺した録音が多くのリスナーに支持されてきたかがわかる。リヒャルト・シュトラウスの演奏をカラヤンが得意にしていたことは知られているし、事実彼の録音は群を抜いて多くのリスナーに聴かれている。その素晴らしさを否定する気は毛頭ないが、カラヤンの音楽は楽曲を自分の手の内に収めてしまうところがあって、どんな曲もカラヤン調になる嫌いがある。その点カラヤンの美質とシュトラウスの音楽はとても相性が良くて、名演奏が生まれるべくして生まれていると思う。さて、この盤について述べると、ジンマンは深くスコアを読み込んでいると思われ、各声部をバランス良く鳴らし丁寧な音楽作りをしている。シュトラウスの音楽に重厚さだけを求めると聴き逃すかも知れない細かい声部の動きが良く聞こえる。例えば「四つの最後の歌」。歌手のスケール感ではヤノヴィッツ等歴代の名歌手達に及ばない。一方、オーケストラを良く聴くと、ジンマンの指揮ではカラヤンでは残響の中に埋もれた音が良く聞こえるし、転調がビシッと決まっている。録音は解像度が高く明晰。それと引き換えに雰囲気とか過度な重厚さは感じられない。それが物足りないと感じるリスナーがいるのもわかるが、「死と変容」をカラヤン(72年)とジンマンで聴き比べると、和声が聞き取りやすいのはジンマンの方だ。カラヤンの録音はイエス・キリスト教会である事もその理由の一つだと思う。ジンマンの演奏は「リヒャルト・シュトラウスの音楽はそもそもこういう音楽だ」という考え、明確に打ち出されている。私はジンマンの演奏に触れて初めてシュトラウスの音楽の本当の良さに触れた気がした。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/11/17

    以前からモーツァルトのピアノ協奏曲全集が欲しかった。シュミット女史のことをよく知らないまま、このサイトの評価を頼りに購入したが、結果大正解。レビュアーの方々の確かな耳に感謝するしかない。演奏は極めて直裁な表現で心地良い。例えば、最後に書かれた27番変ロ長調。この曲には「白鳥の歌」的過ぎて、聴いていて滅入ってしまう演奏もあるが、シュミットのピアノはとても健康的で瑞々しくて素晴らしい。そう、こういう演奏が聴きたかったのだ。ドイツ・シャルプラッテン時代の録音をリマスターした音源だが、ピアノとオーケストラのバランスも良いし、解像度が高いので、シュミット女史の音が明瞭に立ちあがる。指揮のマズアの評価が低いのレビューがあるが、少なくとも自分はそう思わない。余計なことをしていないし、音楽は程よく引き締まっている。グルダと組んだアバドの指揮より好きだ。繰り返し聴きたくなる演奏。10枚セットで1,800円足らずで購入させてもらった。すべてiPhoneに入れて、朝の通勤時間に聴いている。1日が清々しくスタートする。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/25

    私がクラシック音楽を聴き始めた30年前において、フォーレのレクイエムの名盤と言えばクリュイタンス盤とコルボ旧盤が双璧だった。あんなに感動して聴いていたクリュイタンス盤。今となってはロマンティックで濃厚な演奏は古臭いスタイルに感じられるのも事実。エキルベイが指揮するこの盤は正にイマドキな演奏。最近優秀な合唱団のCDが増えたが、accentusもまた実力者揃いの集団で、ピッチのバラつきがなく、極めて精度の高いアンサンブルを展開する。指揮者のセンスが光り、音楽の流れが滞ることなく自然。小編成の1893年版を採用しているのも吉と出て、ヴァイオリンソロが効果的だ。ソリストも良い。特にソプラノのピオーはボーイソプラノを思わせる透明感ある歌唱で理想的。合唱団のカラーとマッチしている。ラシーヌも素晴らしい。テンポはやや早めながらレクイエム同様、音楽の流れが自然なのでせかせかした印象はない。こちらはオケの音色が良いのも聴きもの。同曲の愛聴盤が増えたことを素直に喜んでいる。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/10/20

    90年代にヴィーナスレコードから発売された盤を所有しています。素朴ながら味わい深い演奏です。合唱は洗練されていないし、オケのアンサンブルが精密でもないのですが、何故か惹かれます。おそらく時代がかったコッテリ演奏ではないからです。ソプラノはヴィブラートの少ない古楽を思わせる声でOK。バリトンはコルボ旧盤のフッテンロッハーまでとは言わないが、商業録音なんだからもっと上手い奴いないのか!レベルだが、かと言って嫌味ではない。独唱者は指揮者の選択か。アニュス・デイはテンポを落とし過ぎずサラッと入るのが自然なんだけど男声合唱が素人っぽくてテンポ引きずります。その分女性合唱が控えめで美しく穴埋め。全体的に誇張がなく自然体な演奏。雰囲気たっぷりでちょっぴり昔っぽい演奏がお好きならどうぞ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:95件中1件から15件まで表示