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hustler さんのレビュー一覧 

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     2015/02/08

    先日FMの名演奏ライブラリーでこの演奏を聴いた。音質は新しい。昨今の指揮者でこんなしっかりした演奏をする者はいないはずだ。ベームだとしても晩年のライブ録音だろう。正直そう思った。ところがLP時代から聞きなれたあの演奏だった。驚くべき発見。かねがねベームのこの演奏は”立派だが近寄りがたい”印象があった。ベームは音を割るのが欠点と言われ、知らず知らずそれを受け入れていた。完全な誤解だった。リマスタリングでこんなにも変わるものか。ベームはこの演奏でこんなにもエキサイティングなことをしていたのか。さっそくネットで調べたがDG盤は販売終了。国内盤にまだ残っていたのでさっそく購入した。演奏の素晴らしさは今更言うまでもない。しかし音のバランスでこんなにも印象が変わる。「重厚過ぎる」「音を割る」「面白くない」などという批判は録音に大半の責任があったのだ。購入したのはSHMだがSAよりよかったのではないかと思う。未だにSAには違和感があるから。また、この演奏について今の指揮者と比べること自体ばかげている。これは音楽が純粋結晶したものという印象だから。これはリマスタリングの最高の成功例の一つだろう。

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     2015/02/01

    ディオニュソス的なフルトヴェングラーに対し、シューリヒトはアポロ的だと言われる。至言。この第九を聴き比べればよく分かる。彼のブルックナーを聴いて以来僕はシューリヒトのファンである。しかし、これはそれ以上の名演だ。ラテン的明晰性はもとより、何よりムジチーレン(音楽する)の喜びに満ち溢れている。時として彼にはそっけない演奏もあるが、これは違う。オケもドイツの名指揮者を迎えて張り切っている。それが伝わってくるから不思議だ。だから何度聴いても飽きないし靠れないのだろう。第九に食傷気味の方にもぜひ一聴をお勧めする。

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     2015/02/01

    これは70年代以後のカラヤンの異常な演奏ではない。一言で言えばヨーロッパの平原を高級スポーツカーで風を切って疾走するような。ウィーンフィル、それも今のように老朽化していない脂の乗り切った時代の、記念碑的名演だと思う、セルやクーペリックも、特に前者の新しい録音は名演だと思うが、それらとは全く違った意味で素晴らしい。颯爽としていて情感もたっぷり。カラヤンのオペラ的な情景描写力が生きている。ヨーロッパで一世を風靡し、クラシック音楽を爆発的に普及させただけのことはある。「美しい」「気持ちいい」それだけでは足りないのがクラシック音楽だが、ここまで徹すると見事としか言いようがない。若い人にも是非一度聞いてほしい演奏である。

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     2015/02/01

    昔の指揮者には学者的風格があった。今の指揮者はスターであり、ロック歌手に近い印象だ。中には舌をペロペロ出して道化師まがいの者も。演奏が良ければいいのだが、外見は中身を表している確率が高いようだ。ヨッフムの本質は”中庸”にある。しかし、その奥にはゲルマン人の熱い血がたぎっている。だから様式的に整ったベートーヴェンやブラームスよりブルックナーが好い。とりわけ4,7,8,9以外の演奏に惹かれる。カルミナプラーナ風。オケが全部バイエルンだったらよかったのに。もう一つの魅力はカラヤン以前のヨーロッパ楽壇の雰囲気が残っていることだ。これは文献的価値に近いものだ。だからアクロバチックな当世風の演奏を期待する人には物足りないだろう。しかし、聴いてホッとする演奏である。結論としては、音楽通には5つ星、一般的なオススメ度としては4つ星と言えるだろうか。

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     2014/04/13

    最初に何気なくイタリアを聴いた。幸福な瞬間を二度経験した。これはめったに無いこと。名演のメルクマールだ。そこには当世流の誇大妄想的自己主張も無ければ、いささかの外連も無い。あるのは自然で純粋な音楽。この上もなく魅力的だ。アバドの音楽の特性は生き生きとした生命感だと思う。それはベートーヴェンのような構造性の強い音楽では物足りなさを残す。しかし、メンデルスゾーンでは違う。疾走する旋律に垣間見える天国への憧れ。ここではメンデルゾーンの音楽の本質を堪能することができる。今回アバドの訃報に接しこの全集を購入した。選択は間違っていなかった。20年前に購入したカラヤンの全集に対する不満がこれで見事に解消された。

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     2013/11/11

    NHKのベストオブクラシックでミナージを初めて知りこのCDを購入した。今や愛蔵盤となってしまった。音楽の楽は学ではない。ミナージの演奏には独特の`色気’がある。スタイルは似ているが、これはビオンディではあまり感じなかったものだ。聴いていてついニヤニヤしてしまった。理屈ではない。「水も滴るような・・」と言う以外言葉が見つからない。録音のせいもあろうが、RV331でカルミニョーラと比べてもミナージの方が心に迫ってくる。もちろん録音は絶品だ。しかし、何と言っても圧巻は3曲目のRV391だろう。こんなすすり泣くようなバイオリンはこれまで聞いたことがない。あくまで個人的見解だが、この曲のこの演奏はヴィヴァルディの最高傑作の一つではなかろうか。年甲斐も無く惚れ込んでしまった。

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