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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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     2021/10/12

    学生時代、銀座のヤマハで売り出されたばかりのライスターのシュポア全集を見つけて財布をカラっぽにして買った思い出があります。以来四十年近く、他の奏者がCDを出したら買おうと思いながら、メイエはモーツアルトを聴いて音の軽さが好きでなかったので買わず、もうエーラー式の楽器であんな曲芸をできる人は現れないのかなとあきらめていました。 
    ごく最近、オッテンザマーが90年代に録音をしていたのを初めて知ってすぐ買いましたが、存命中はテレビやコンサートで優雅なソロを吹いてるところしか見たことがなかったので、やはりライスターよりゆるいかなと思っていましたが、が!!です。
    これはすごい! あの「神様」といわれたライスターとまったく引けをとることはありません。オケもライスターのほどには知名度はないみたいですが立派なものです。 
    それどころか!! すごすぎて、途中でぶったまげて楽譜を引っ張り出してきて確かめて、思わず「やったあ!!」といい年をして叫んでしまいました。 
    この曲をチェックされるような方には想像つくかもですが、「神様でも敬遠したのかな」と想像していた部分をオッテンザマーは軽くこなしていました。 
    それにしてもこれほどの商品がなぜ最近までリサーチに引っかからなかったのか不思議です。

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     2021/08/14

    10代の頃からモーツアルトのヴァイオリン協奏曲はどうもおもしろくなくて、ムターでもモーツアルトはダメかなあとなかばあきらめながらプレーヤーにかけましたが、これはいいじゃないですか! 
     
    モーツァルトの交響曲ではベームが好みで、カラヤンはちょっと濃すぎる気がしてたのですが、このムターのモーツアルトも、濃すぎるところをオーケストラの演奏でととのえながら、自分の求める美を追い求めたのであろうかと感じ、ふと、ムターこそがカラヤンサウンドの唯一の継承者なのかも、と思ったりもいたしました。

    叶うならば、ウィーンフィルをムーティに振ってもらって、もうこれ以上ないほどのこってりとしたモーツアルトを聴かせてもらいたいところです。15年ザルツブルグのチャイコフスキーは鳥肌がたつほどでした。 

    いまのムターなら世界最高峰のオーケストラでも自分の音楽を表現するのになんら支障はないでしょう。

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     2021/08/14

    ブラームスの次はシューマンにしよう、と思いたったものの、なじみがなかったので、いったいピアノ三重奏曲をいくつ作ったのかWikiなどで調べるところから始めましたが、周辺知識などもあらためておさらいできて楽しかったです。 

    ディスクを探す段になって、この商品が目にとびこんできたので、ぜんぜん知らない人ですけど、これも縁であろうと思ってポチりました。

    そもそも知らない曲みたいなものですので、よいもわるいもないですが、弦楽四重奏やピアノ五重奏曲もそうでしたが、シューマンって案外、室内楽がいいじゃないか、と思った次第です。

    録音も三人の息づかいがきこえるくらい明瞭で臨場感あふれるものでした。
    ただ、もしこのトリオがこれから先もずっと録音活動を続けるなら、もう少しマイクは遠めのほうがいいんじゃないかな。

    私はコンビニ送りで買えましたけど、コンビニ不可・送料別・ポイントなし、と珍しい制限がついたんですね。でも、手に入るうちに一枚もってて後悔はないと思います。

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     2021/08/14

    三曲そろって比較的新しい録音のものを探して行き当たり、昔、ドボルザークの協奏曲を探したときにもテツラフで、なんとなく縁を感じてポチりました。 いかにブラームス好きとはいえピアノ三重奏曲の演奏を批評するほど聴いたことはありませんが、ブラームスらしさ、の点からも違和感なく、いい音でいい演奏を聴ける楽しみを満喫できました。 演奏家としてもいちばん脂ののった時期ですかね。

    半世紀以上も昔の巨匠たちの演奏では、なにかもっと曰くいいがたい『魂を揺さぶられるような』演奏があったのかもしれませんが、今の時代に手に入る一枚として十分に満足しています。

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     2021/08/14

    アイネ・クライネ・・は、ほかのいくつかの名曲とならんで、学校で聴かされる『文部省の押しつけ』的な印象があって、正直、好きではありませんでした。 さりながらそろそろ還暦に手が届こうかという年代となり、一枚くらいはと思ってマルチバイの穴埋めを兼ねての一枚として購入しましたけれど、これはいいですね! 

    たぶん、気持ちの余裕がいちばん大きいのでしょうけど、ツボにはまりました。 おそらく、ベームのテンポ感とか、身体になじんだ70年代のアナログのウィーンフィルの音とか、そういうものかと思いますが。 

    とはいえ、これから先ずっと70年代の録音にしがみついてるのも寂しいので、好きなものをスタンダードにして聴き比べをするくらいの心持でいたいものです。

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     2021/08/14

    サンサーンスでは初めての一枚となりました。50余年のクラヲタ人生でもFMで数度聴いたレベルですので、曲や演奏を講釈することはできませんが、なにしろ音がすばらしいです。大音響なのにうるさくない、にごらない、割れない。 
    このレーベルはどれを買っても音で不満を持ったことはありませんが、ヤンソンスのものはとくに透明度が高いように思います。 この曲、カラヤンはオルガンがアテレコといううわさもあり、レヴァインはあまり好きでなくつい買いそびれてたのですが これで満足です。 

    プーランクはずいぶん昔にクラリネットソナタで経験したくらいで、あの超絶技巧をオルガンに求めるような無理無体な曲かと思ったらぜんぜん違いました。私、オルガン曲ってバッハとこのサンサーンスくらいしか知らなかってので大変トクをした気分です。

    チェロ協奏曲も何かいい録音のものがあればいいんですが・・・

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     2021/08/12

    ピリオドの人なんでしょうか、いまいち乗れないものがありました。それと、いわゆる「歌手の口が大きい」録音で、舞台間近で聴いているような臨場感はあるのですが、音楽を聴く楽しみとはすこし異なる感覚で聴いていたように思います。とはいえ、こういう演目、なかなかCDで手に入らなくて、ありがたかったのはいいんですが、なにより残念だったのは自分が購入したのはそれほど遅くもなかったのですがその後わずかひと月くらいで映像が発売されたことです。そんなねぇ・・同時発売してくれたらいいのに。 映像の方が演出もそれほど奇異なものでもなさそうで楽しめそうなのですが、なんだか悔しくてなかなかポチする気になれません。それも加味したら★3です。たぶん、映像で鑑賞したら演奏の違和感もうすまって★5だったろうに、残念。

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     2021/08/04

    ラトルのBPO版で満足していましたが、ティーレマンのCDの音が残念だったのでVPOをもう一組と思って買いました。録音は極上で、ウィーン・フィルもまるで『氷上の重戦車』と評されたかつてのベルリン・フィルのごとき合奏能力と鳴りっぷりで驚くほどでした。 
    感激しながら聴き続けるうちにどこかもの足りないものを感じる面もありましたが、とにかく音と演奏の良さが快感でした。 

    ただ、聞き比べると逆にラトルやティーレマンの良さにあらためて気づくところもあったように思います。 
    「あ、そうだよね!」とか「へえ!」とか「うわ!」というところがあまり感じられなかったのはこの演奏の美点なんだと思いますが、自分ならここはこう振るのにな、などと、偉そうな感想を思ってしまいました(苦笑)。 

    ときに出足が乱れたり、たまに金管のピッチがずれるのが魅力でもあったウイーン・フィルの完璧な合奏とクセのない演奏、極上の録音を考慮すれば、初めてベートーベンの全集を買う人にはラトルよりいいかもしれません。

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     2021/07/29

    まるで、「ウィーンでヨハン・シュトラウスを指揮するなんて野暮なことはしないよ。君たちの好きなようにやってくれたら俺が合わせるよ」とでも言ったんじゃなかろうかと思うくらい、両者ともに自然体で伸びやかで美しい最高の演奏会。一曲終わるごとのカラヤンの満足げな表情はまるで「いやあいいねえ!どうだい俺もうまく合わせただろ?」とでも言いたげ。 

    BPOを追われた身とはいえ、功成り名を遂げて、聴衆の歓ばせ方も知り尽くしたこの人が、ニューイヤーコンサートで無粋にウィーンフィルを引きずり回すようなことをしたとも思えず、ただただこの人が立っているだけでこういう演奏になったのでしょう。

    「昭和」の終わりとともに消えゆくクラシック全盛時代への郷愁も相俟ってなんとも言えない複雑な幸福感に満たされる一枚でした。

    クライバーにしろカラヤンにしろ、オーケストラの自主性にまかせて最高の音楽を引出してそれに乗っかってるときが、聴衆にとっても最高の音楽と感じられたのでしょうね。

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     2019/12/22

    ハイティンクのRCO版はカラヤンに次いで好きなCDなのでかなり期待していましたが、最初は「第九」に期待する教会音楽的な荘厳さや天国的な神々しさのようなものが感じられなくて、やや残念な気がしていました。 
    ところが、途中から、これまで何十年ものあいだ気がつかなかった、「英雄」「田園」「第7番」などのモチーフが聞こえてきて、「これは“第九”ではなくて“ベートーベンの九番目の交響曲”なんじゃなかろうか?!」という気がしてきました。 
    三楽章のテンポ感は今までなら受け入れられないものなのですが、歴とした「交響曲の三楽章」なんですよね。 

    そして、最終楽章。 この人類の遺産とも言える巨大な音楽の源が「フィデリオ」であったり、「フィガロ」まで隠れているのが見えてきて。それらがヴェルディやワーグナーに継承されているような気がしてきました。

    おそらく史上最高齢で第九の指揮をしたハイティンクは、最後の第九を指揮するに当たって、「職人」としての至芸を残す決意をしたのでしょうか。 だとしても、オーケストラをここまでコントロールできたのは、やはり「巨匠」であったのでありましょう。 
    感傷的にすぎるかもしれませんが、少なくとも、ベームの最晩年のものよりもよほどしっかりした感じでした。

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     2019/12/20

    ちょうど届いたときにヤンソンスの訃報を知って聞き比べてしまいましたが、音楽の流れはあちらの方が自然で聞きやすいものの、こちらはじっくりと熟成した古酒のような味わいがありました。 
    1番ではワーグナーの楽劇を思わせるような陰影があるかとおもえば、フィニッシュの盛り上がりは、まるでその数小節のためにブラームスが何年も呻吟したかのよう。 
    2番はかなり遅めですが、音の響きのひとつひとつを味わえて珍しい経験でした。 3番も、昂揚感とはちがう、諦観のようななんとも言えない感動がありました。 
    4番は、それらの当然の帰結のように、どういえば良いか、ベートーベンにおける第九の存在のような趣で、バレンボイムが到達した境地のようなものを感じました。

    ただ、録音が、ホールの特性なのか楽器の音像があいまいというか安定してない気がして、オーディオ的にはもの足りなさも少し。サラウンドならいいのかもしれませんが・・・・。

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     2019/12/15

    ラフマニノフの全曲録音となると有名どころではアシュケナージしか知りませんが、すごいことをやってたんですね。 
    1番なんて小川典子のイメージにぴったりで、あの頃ならこういう風に弾いただろうなという期待どおりの最高の演奏だと思います。 女流では、じゃなくて小川典子でないと出せない、「ちから強い」というだけではなく、振り下ろした指の先がまちがいなく思い通りに鍵盤を叩いてくれるという確固とした自信のある音、というイメージなんですよね。 

    1番は、CDとしての総合点ではツィメルマン版の方が録音のバランスもよく、小澤&ボストン響の管弦楽も凄味があるかなという気もしましたが、4番はミケランジェリの、古いアナログ録音もあいまっての独特の響きの魅力を覆するほどに、小川典子はじつに精妙にこの曲の魅力を引き出していて愛聴盤になりそうです。 
    それにしても日本人ピアニストの録音って少ないですよね・・・・

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     2019/12/10

    同世代では小山実稚恵とならんで好きな小川典子、2番は実演でも聴きましたが、全曲録音を出していることを最近になって知ってポチりました。 が、たしかに、しょーぱんさんも書かれているように、ソロのときは彼女らしい強靱なタッチが聴けるんですが、オケがかぶってくるとピアノが追いやられてしまうのが残念。 

    ふと、カラヤンのブルックナーを思い出して、寒色系のプレーヤーに替えてみたらいくぶん改善されたので調べてみると、やはりシューボックス型のホールみたいでした。 抜けのよくないホールでピアノの直接音に合わせて録音して、強奏部で反響を拾いまくってバランスが悪くなったんじゃないでしょうか。1番&4番ではわずかに改善したようですが・・・・。 

    それでもとにかく演奏はすばらしいので★5個。 2番はいうまでもなく、3番にいたっては、これまで感じたことのない、官能的ともいうべき興奮をおぼえました。 
    そして、後になって気づいたのですが、「ラフマニノフの3番」が、ちっとも難曲らしくなく弾かれていたのでした!! 脱帽。

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     2019/12/03

    モーツァルトですっかり気に入ったターリヒ四重奏団。代替わりしてるのでどうかな?と思いながらポチりましたが、伝統が引き継がれているようで嬉しくなりました。 

    ブラームスとしては、ど根性演歌みたいな演奏を好んでいた若い頃だったら物足りなく感じたにちがいありませんが、50代も半ばを過ぎた今はとても心地よく聴けます。あっさりというわけではないんですが、飽きの来ない演奏というべきでしょうか。これは年をとらないと分からない感覚かもしれません。 

    ただ、録音は上出来と思いますが、装丁がいただけませんでした。紙ポケットから出しにくくて手間取ってる間に破けてしまい、一音も聴く前のトラブルでテンション下がってしまいました(それも加味したら★4個)。 

    曲そのものは、私には四重奏よりも聞きやすくてこっちの方が好ましくも思えますが、この時期にブラームスが交響曲を発表していたら、音楽史の版図は少しちがったものになったのかもという気もします。はたしていかがなものでしょうか。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/10/13

    アナログ時代の若い頃からブラームスはカラヤンの方にのめり込んでて、ベームはCDで持ってなかったので、ポチってみました。そのときは、やはりBPOの方がいいかなという感想でした。 

    ヤンソンスの録音を聴いてからはあちらの方が音質もいいし、しばらくプレーヤーに載せることもないままでしたが、久しぶりにヤンソンスをかけてみて、どこか物足らないところがあって、このCDを取り出して聴いてみたんですが、不思議なことに、圧倒的にこのベームの版の方が身体になじんだ気がしました。 なぜ今まで分からなかったんだろうというほど、ベームのディナーミクの絶妙さ、気がつかないくらいのテンポの揺れのようなものを感じて、どハマリしています。

    それでまたヤンソンスを聴いてみると、そっちもすばらしく良いんですが、ベームというかウィーン・フィルの音だからか、安心して聴いていられるんですよね。言ってみれば「おふくろの味」みたいなもんでしょうか。ラックに一枚だけ残せといわれたらカラヤンですが、もう一枚ならベームになりそうです。

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