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スノードロップ さんのレビュー一覧 

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     2020/02/02

    ブルックナーの弦楽五重奏曲は演奏・録音両面から見ても最高ランクの名盤だと思う。ウィーン・フィル楽員による芳醇で蠱惑的な音色と、ゾフィエンザールに拡がるその音色を捉えきったアナログ完成期のDECCAによる優秀な録音によってこの上ない耳の快感!全休符の残響の美しさなど他では聴けない。またカップリングのフランツ・シュミットのピアノ五重奏曲も、渋く重厚なムラチェクのピアノとそれを包み込む弦楽四重奏との協奏が非常に心地よい。この曲はウェストミンスター盤で馴染んでいたがDECCA盤はこの優秀な音質も相まって間違いなく同曲ベスト。あまり目立たない作品だがこうした名演で接するとなかなか聴かせる曲だと実感。

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     2020/01/26

    賛否両論カラヤンのシューマン交響曲全集。第2番は曲特有の鬱気質でナイーヴな情感は希薄だが引き締まった全盛期BPOサウンドを駆使し音響美の面から見事に聴かせ、特に随所で炸裂するティンパニ(勿論フォーグラー)に興奮、燦然と輝く壮麗なフィナーレは圧巻!得意の第4番は悪くはないが、SKD’72Live(実演の興奮と熱狂)、BPO’57Studio(若きカラヤンの滾る血潮)の名演と比べてしまうと大人しく感じられ物足りない。第1番と第3番は適当に流したような気の抜けた演奏でBPOの機能美もイマイチ発揮されておらず、カラヤン/BPO贔屓の私から見ても魅力欠乏で残念…音質は当時の同会場における諸録音と同傾向で爽やかな残響が魅力だがやや古さを感じさせる。

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     2020/01/19

    これは大当たり!サヴィニオSQは初めて聴くアンサンブルだが他のレビュアーさんが書かれている通り、エレガントでロマンを色濃く薫らせる素晴らしい弦。まず弦楽四重奏は濃厚オールドスタイルなドロルツSQやフランス風にエスプリさえ感じさせるヴィア・ノヴァの名演を愛聴していたが、サヴィニオはイタリアの団体らしくエレガントによく歌い旋律が薫り立つかのよう。ピアノトリオはこの最高の弦に、またもや初めて聴くマッテオ・フォッシなる奏者によるピアノが加わるのだがこれまた予想外に素晴らしい演奏で、プレヴィンやユボーをはじめとする往年の名演と比べても全く遜色ないどころか寧ろデリカシーと歌心は勝っているとすら感じる。第3番などややもすれば散漫になりがちな所を見事に引き締め、かつロマンチックに歌っており最高。音質も明瞭鮮烈かつ潤いも感じさせ超優秀。

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     2020/01/15

    ブル6はブルックナー作品中最も好きでクレンペラーを筆頭に数多く聴き比べたがチェリに適う演奏に今の所出会っていない。同じMPOを振ったヴァントも非常な名演だがチェリビダッケの包容力の前では霞んでしまう。まず重厚かつ澄み切ったMPOの音色!どれ程強靭なトゥッティでも全く混濁せず抜群に見通しの良い響きで驚愕。第2楽章など相当遅いがまったく弛れる事無く美しい音の綾に魅了される。また要所を引き締めるザードロ氏のティンパニも見事(特に1楽章コーダの連打!)。そしてこの磨き抜かれたサウンドを最高に輝かせる事が出来るのはやはりチェリビダッケのみ!音質は一連のEMIのチェリビダッケシリーズの中でも特に優れたものでライヴながら極めて明瞭、重量感溢れる低弦や芯のある打楽器、天空を突き抜けるような金管の輝きまで余すところなく捉えており超優秀!

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     2020/01/14

    モーツァルトはマイナーな選曲だが適度にマッシヴな表現と一気呵成の集中力で見事に聴かせる。シベリウスは更にマグマの如く熱気を放射し異質だが嵌ると癖になる濃厚凄演で、優秀なBRSOを自在にドライヴし荒れ狂う。録音状態のせいか特に低音が充実しており、唸り上げる低弦や地獄の底から湧き上がるようなティンパニがリスニングルームを揺るがす。ヤロンによるVnソロも同傾向で熱く濃く、我が最愛のチョーリャン・リン(バックはサロネン/PO)のクールな情熱とは正反対の燃え盛る熱気でムンムン!白眉は濃密なロマンを湛える第2楽章でオケ、ソロ共に陰翳濃く歌い上げ絶美!終楽章も北欧の叙情は希薄だがゴツい低弦を軸に強靭なリズムを刻み大いに熱狂する。音質は77年Liveだが肉厚鮮明リアルで優秀。

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     2020/01/13

    朝比奈のエロイカは新日フィルとのフォンテック盤も良いがこのベルリン放送響とのライヴも最高!優秀オケを得て朝比奈が理想的エロイカを描き上げた。雄弁な低弦から管楽器の鮮やかさ、そしてここぞと言う場面で見事にキメるティンパニ等々、やはりオケの魅力が大。1楽章はもちろん反復しているが冗長さは皆無、スローながら触れると爆発しそうな緊張感を孕み一瞬も弛緩しない。第2楽章のフーガや終楽章コーダのゴッツイ表現は朝比奈ならでは。また演奏の素晴らしさに加え録音も超優秀、同オケのシュタインやヴァントを完全に凌ぐ超名演!

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     2020/01/10

    シベリウスは多くの録音があるが、当盤こそ最高の名演と確信。フィッツウィリアムSQは全曲を約33分という遅いテンポ(ユルフンに非ず)によって入念に歌い込んでおり、その演奏スタイルは一昔前の古臭ささえ感じさせるが、アナログらしい厚みと暖かみのある録音も相まってこの懐かしい味わいにノックダウン。テンペラSQやフィンランディアSQなどの本場物も良いが、この英国の名カルテットは高貴な色香と豊かな歌心でシベリウスの叙情を見事に歌い上げた。ディーリアスはあまり録音が無いがさすが自国ものということだけあってツボを押さえた見事な演奏でこれも最高!音質はやや残響が多いものの前述の通りアナログ円熟期の優秀録音で文句なし。

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     2019/11/26

    エルガーの遺したこの室内楽の傑作2曲、何故かあまり演奏されることが無くCDも少ないし寂しく思っていたが、ここに来て演奏・録音ともに最高の名盤が登場した!まず弦楽四重奏曲の方はブロドスキーSQにとって再録音となるものだが力強く奔流のようなエナジーと緩徐部における高貴な歌、デリカシーに満ちたニュアンスの対比が鮮やかで一瞬たりとも退屈させず一気に聴かせる。ピアノ五重奏曲は個人的にエルガーの最高傑作だと思うがこちらも超絶的な名演で、ピアノの表現力の豊かさと、弦楽の力強く生々しいアンサンブルが相乗し特に第1楽章など圧倒的エナジーで迫る!一転、第2楽章はエルガー作品中屈指の美旋律をしっとりと歌い上げており感動的。第3楽章も集中力の高い熱演で、弛緩することなく力強く高揚しこの大曲を結ぶ。録音状態も極めて明瞭で文句無し。

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     2019/10/28

    スマートにまとめあげたラフ交2。賛否両論だが私は好き(全集収録のほかの曲も最高!)。あまり濃いのばかり聴いていると胃もたれする。冷たすぎるとの評価があるが、十分熱気があり盛り上がる所はBPOということもあってかなり豪快。第1楽章冒頭から分厚く咽ぶような弦楽器群の響きに圧倒され、随所でマシンガンの如く打ち込まれるフォーグラーの硬いティンパニに痺れる!きりりと引き締まり颯爽とした第2楽章、適度に抑制され品のある第3楽章も良いが、なんといっても第4楽章が白眉でマゼールの迷いのない解釈とBPOの機動力が相乗し白熱する。コーダは弦が歌い金管が輝かしく咆哮し、その背後から打楽器群の激打(何と抜けの良いティンパニ!)が炸裂し圧倒的なクライマックスを築き上げる!録音はデジタル初期だが悪くなく、BPOのマッシブ&ソリッドな音色を克明に捉えている。

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     2019/10/17

    モントゥー/BPOの至芸を堪能できる名盤。1960年当時の重厚なBPOがモントゥーの瑞々しいタクトの元で溌剌とした演奏を繰り広げる。端正な造形ながら豪快かつ洒脱なレオノーレやティルも良いが、何と言ってもシュヴァルベがソロを務めるサン=サーンスが目玉。古巣スイス・ロマンド管との放送録音や先日発売されたイッセルシュテットとのライヴも良いが、こちらはモントゥー/BPOという超強力な伴奏、おまけにライヴで魅力絶大!細身で端正なイメージの強いシュヴァルベだが、他の方が書かれているようにここでは意外な程に奔放で熱っぽく弾き込んでおり前述の2盤とは明らかにテンションが違う。特に第3楽章は元々情熱的な音楽だがライヴということもあって相当白熱しており圧巻!ペトルーシュカも最高で、私は長年ボストン盤を愛聴してきたがこのBPO盤はオケの反応が桁違いの素晴らしさでモントゥーの自在な棒にも機敏に反応しており(ボストンとパリは反応しきれず所々崩壊)、弱音部の繊細さはもちろん強奏の凄絶なまでの迫力も両盤を遥かに凌駕。音質も1960年monoライヴながら鮮明で生々しく優秀、ファン必聴の傑作アルバム!

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     2019/10/03

    家庭交響曲の最高の名演!冒頭からオケが生き物のようにうねり蠢き、弦管打すべてが生々しく、どの瞬間にも血が通っており意味深く響く。第1部での金管のクレッシェンドや第3部の濃密なカンタービレも素晴らしいが、なんと言っても第4部が衝撃的。火を噴くような熱狂で曲が進むごとに強烈さに拍車がかかり、集結部は文字通り爆発的に高揚し圧巻!バリバリと下品なほどに強奏する金管や暴れ太鼓の如く打ち込まれるティンパニなどこの上なく痛快!録音も1953年live(mono)だが十分な色彩感あり良好。ハイドン「V字」も実演の生命感と気品を強く感じさせる名演。ラヴェルは音質面で最も優秀(mono&offぎみだが明瞭鮮烈)で、木管の優美な歌わせ方などクラウスの拘りもしっかりと味わうことができこれも最高。総じて名匠クラウスの至芸を堪能できる名盤として強力に推薦いたします。

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     2019/10/01

    サン=サーンスVn協3に強力な名盤の登場!同曲はシュヴァルベの十八番でこれが3種類目だが、当盤はイッセルシュテット/NDRの重厚かつ引き締まった正統派伴奏を得て清楚に歌い上げる。ライヴの高揚・熱狂ではモントゥー/BPOとの共演に軍配だが、当盤も充分な熱気と品位を備え尚且つ1965LIVEながら奇跡的な優秀録音(stereo!)でシュヴァルベの至芸を克明に捉えており最高!グラズノフの格調高い高揚も見事だし、ラロも美しく切っ先鋭いソロ(決してヒステリックに非ず)に魅了される。オケも健闘しており満足。小品も気が効いており、ヴィエニャフスキの伝説曲やドビュッシーVnソナタの薫るような気高さは必聴。サン=サーンス以外全てmonoだが総じて音質良好。前後したがCD1のコルベルクも素晴らしく、特にシューリヒトと組んだ(!)シュポアのVn協は古典的清楚な気品を強く感じさせセンスが良い。名コンマスの面目躍如たる名演てんこ盛りで総括して大推薦の傑作アルバム!

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     2019/08/15

    アマデウスSQの偉大な遺産。まず弦四は我が愛聴盤ブダペストの引き締まった幾分ハードな名演に比べ伸びやかで、やはりブレイニンの1stVnが目立つがこのオーバーなまでの歌いぷりは今や懐かしく心に響く。弦楽五重奏も同様で、特に第1番は明朗で非常に開放的な演奏でベストを競う出来だと思う。六重奏は作品自体あまり好まないが、ロマンティックな美旋律をこれでもかという身振りで歌い上げており分かりやすい。そしてこのセットの目玉はなんといってもCl五重奏とPf五重奏。ライスターの妙技を堪能できる前者は個人的にはプリンツやウラッハよりも愛している名盤。後者は若きエッシェンバッハと組んだ快演で、引き締まった速いテンポながらもロマンティックにたっぷりと歌っており絶美!余談だがエッシェンバッハは同時期にドロルツSQとシューマンのPf五重奏を録音しているがそれもむせ返るようなロマンを湛えた神憑り的な名演。音質はやや楽器に近接したアナログ期の優秀録音で不満なく聴ける。

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     2019/08/14

    エラート盤と双璧の名盤として有名な録音。どちらも好きで甲乙付け難く気分によって聴き分けるが、EMI盤はコラールのピアノもパルナンSQも比較的力強く厚い音作りとなっており聴き応えがある。当盤はピアノ五重奏曲の巻だが、第1番、第2番共に繊細さを持ちながらフォルテでは分厚い響きを作り出している。もともとテンポの速い曲想の第2番第2楽章など、奔流のようなエネルギーで迫力さえ感じさせるがこの辺は好みが分かれるだろう。コラールのピアノは賛否あるようだが煌めく高域の美しさが魅力的で私は好き。パルナンSQも素晴らしく、かの名盤:フランク弦四を思わせる最高のパフォーマンスを聴かせる。我が最愛のティッサン=ヴァランタン盤でやや物足りなさを感じさせた第2番終楽章も、当盤では底流に渦巻くエネルギーを感じさせ(特にコラールのピアノ!)文句無し。音質良好。

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     2019/08/10

    この作曲家グァン・シア(關峽)は中国交響楽団の団長を務める人物で、「第一交響序曲」や交響幻想曲「覇王別姫」などの作品で知られる。ちなみに当盤の演奏団体は中国国家交響楽団と表記されているが、中国交響楽団と同一団体。言うまでもなく旧中央楽団(=中国中央交響楽団)のこと。さて、当盤は大作「アース・レクイエム」の全曲版で、指揮はなんとプラッソン。曲自体はなかなか気合いの入った出来で、声楽部分は中国語普通話。作風は所々で民族色を滲ませるものの洗練されており聴きやすい。時折現代作品である事を感じさせるユニークな音が顔を出すが決して難解ではない。オケも好演で、中央楽団時代の荒々しさは影を潜めておりニュートラルな音色でこの大作を描きあげる。他の録音が無いので比較できないが、プラッソンの指揮のおかげか退屈することなく聴けた。ただし録音状態が芳しくなく、薄手でスケール感に欠けるのが残念…

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