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colourmeister さんのレビュー一覧 

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     2011/07/16

    技術は高いレベルを持っているが、アルペジオーネ・ソナタは弱音部や高音部に力がなく、音楽の流れがとぎれてしまう。同じアコール・レーベルとNAXOSから20世紀のチェロ曲集が出ていて、こちらの方が演奏の出来が良いと思う。現代曲に共感しているのかもしれない。録音は悪くないが、空間は見えてこない。2003年IRCAMでの録音。アーティスティックディレクターおよび録音エンジニアはJiri Hegerである。

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     2011/07/16

    オランダの新聞社がこういうCDセットを企画・販売するのはなぜなのか、しかもハルモニアムンディフランス音源のヘンデルというのもよくわからないのだが、演奏・録音とも質が高く、価格も安いというのは嬉しい。50枚組などというセットは、買っても聴くのがたいへんだが、8枚組なら1〜2週間あれば聴ける。敢えて選ぶとすればヴァイオリンソナタの演奏が良かった。録音も高水準だが、1番は水上の音楽。今後もいろいろな企画ものが出てくるのなら、楽しみが増える。

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     2011/07/15

    ギターの二重奏は聴く機会が多いが、リュートの二重奏はありそうであまりない。16世紀後半には、とくにイギリスでリュートの人気が高まり、二重奏曲もたくさん作られたという。その割にCDが少ないのは、とくに低音が重なったときの音の制御が難しいからかもしれない。私のレコード棚にも「イギリスのリュート二重奏曲」(ヤコブ・リンドベルイ & ポール・オデット)しか見つからなかった。「AYUMI」はドイツ音楽を集めたもので、レオポルド・ヴァイスは手稿譜らしい。温かく、音がよく融け合い、気持ちの良い演奏である。
    佐藤豊彦はフィリップス時代から、録音の良いディスクが多く、レーベルが違っても高い水準の録音を送り出している。録音プロデューサーはJonas Niederstadt(ヨナス・ニーダーシュタット:CARPE DIEMの社長)、彼はデトモルト大学でギターとリュートを学び、ドイツのリュート音楽に関する著書もある。マイクはノイマンのM149管球式である。

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     2011/07/13

    ヴァイオリン協奏曲第2番は、聴いているうちに福岡伸一氏の「動的平衡」の記述を思い起こすことが何度かあった。生命の営みは螺旋であり、宇宙は泡のような構造だという。この曲は意外性・ハプニングなどに依存するのではなく、螺旋階段を昇るように淡々と続いていく。もっと即席に聴衆を楽しませる方法があるのかもしれないが、新実はそれをしない。ヴァイオリンの渡辺玲子も、この曲の意図や構造を良く理解して、美しい音で演奏している。ヴァイオリン協奏曲第1番「カントゥス・ヴィターリス」(CMCD-28051)も良い曲だが、私はヴァイオリン独奏にいささか疑問があった。第1番も渡辺玲子の独奏で録音して欲しい。録音はライブ。ホールトーンが豊かで、ヴァイオリンも美しく、優秀。プロデューサーは井阪紘、録音エンジニアも機器も書かれていないので、それぞれのホール所属のエンジニアなのだろうか。

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     2011/07/12

    イ・ムジチは、曲によって表現を使い分けているように感じる。「ラ・フォリア」のジェミニアーニ版は激しく、古楽器合奏団のようだ。ペルゴレージは比較的穏やかだ。音質は鮮明で、広がり、奥行き、音の融け合う感じ、直接音と間接音のバランスが良い。同じFoneのヴィヴァルディの四季やベートーヴェンのヴァイオリンソナタ第5番(アッカルド)の音とはずいぶん印象が異なる。「ペルゴレージの時代」は、LP、SACD、XRCDが発売されているが、私の再生装置ではXRCDが最も音質が良い。背景情報の質が良く、高音域が良い意味で柔らかい。マスタリングの効果だろう。2009年、プロデューサー & エンジニアはジュリオ・チェーザレ・リッチ、マイクはノイマンのU47,U48, M49、マイクプリアンプはシニョリッチ、アナログLPは、デッキはアンペックスATR102、1/2インチ、76cm/sで録音。プレスは東洋化成のようだ。SACDはDSD録音。XRCDはアナログマスターからK2−24bitでマスターを起こしている。

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     2011/07/08

    フランシス・ミローリヨの「Extensions 2」は、LPではフィリップス銀ジャケット現代音楽シリーズの一枚だった。アラン・ルヴィエの「Shima」は、このディスクに収録された中では最もEASTを感じる。ジョルジュ・アペルギスの「Kryptogramma」は個々の字を別の字に置き換えた暗号文のことか? いずれも70年代らしいパーカッションだが、個人的にはルヴィエとアペルギスがおもしろく聴けた。
    録音は1972年、ストラスブールのセントポール宮。この時代のパーカッション録音としてはベストの一つだろう。切れ味は鋭いが耳に刺さる感じはなく、豊かな響きと深くて広い音場を味わうことができる。4chは音に包み込まれる感じ。2chでもサラウンドする。レコーディングプロデューサーはミシェル・ベルナールである。4チャンネルでアナログ録音されたオリジナル・マスターを、ポリヒムニアがリマスタリングしてSACDとしたもの。アナログデッキはスチューダーA80/807、ADCはDCS904(DSD)。ていねいなマスタリングである。

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     2011/07/06

    「深き淵より」は、旧約聖書の詩篇にあり、「死者の典礼」を行う際に歌われることが多い。このディスクでは16〜17世紀に作られた曲と、それをもとに編曲された現代曲やフォークソング調の歌をとりまぜている。3人のバス歌手と3種の低音楽器で演奏されるが、暗い感じはしない。セルパンは「いろは坂」のような管楽器で、まさにパイプという音。ミシェル・ゴダール、ヒレ・パール、リー・サンタナの演奏は、他のレーベルで聴くものよりリラックスしている感じがするので、こちらも癒される。
    音質は優秀。直接音主体だが自然でストレスがない。プロデューサー & エンジニアはジョン・ハッデンである。カルペ・ディエムは録音エンジニアのトーマス・ゲルネが興したレーベルで、あまり録音されないマイナーな作品を取り上げている。現在は古楽が中心。演奏・音質とも良いものが多いので注目。

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     2011/07/05

    日本語解説では「パリの芸術家、移民たち」とサブタイトルがついている。
    フランスの作曲家だけでなく、パリで活躍した作曲家の無伴奏ヴァイオリン曲を集めたディスクで、世界初録音が3曲含まれる。大変意欲的な選曲・演奏である。音色や表情のバリエーションが多く、しかも効果的に使われていると思う。個人的には平義久のコンヴェルジャンスがおもしろかった。余談だが、migrationは色が移り染まる現象を意味することもある。千々岩自身がそれを意識していたかどうかはわからないが、パリに住んだ異国の作曲家たちが、パリの色に染まっていく様子を想像するとおもしろい。ヴァイオリンは、1740年のオモボノ・ストラディヴァリ「フライシュ」。私は解説書の写真でしか見たことはないが、一般にオモボノが造った楽器は、工作精度においてアントニオ(父)やフランチェスコのものに劣るが、音は大変良いとされている。
    録音は2010年、パリのサン=マルセル福音教会。かなりオンだがどぎつさはなく、残響も適度。プロデューサーはNikolaos Samaltanos(ニコラオス・サマルタノス? 同姓同名のピアニストがいるが同一人物か?)、エンジニアはEvi Iliades(エヴィ・イリアド?)である。マイクはB&K4003、DACはDCS900、アンプはLavardin Technologiesを使用。

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     2011/07/04

    モーツァルトのピアノ協奏曲第20番は、たくさんの名演ディスクが発売されている。レコード芸術の2011年4月号にも、特集で推薦盤が紹介されているが、このイヴァン・モラヴェッツ盤の紹介はないのでレビューする。イヴァン・モラヴェッツは、堅実な中にも「おやっ?」と感じさせる表現をする。基本的にはインテンポなのだが、意外なところにわずかな揺らぎがあり、これが新鮮なのである。ネヴィル・マリナーとアカデミー・オヴ・セントマーテイン・インザフィールズも、ブレンデル盤の端正な表現とは違って、じわっとしみる演奏をしている。
    録音は1997年、ヘンリーウッドホール。ホールを活かした響きが心地よい。迫力や低域の伸びも秀逸。第20番の録音としては5本の指に入ると思う。
    プロデューサーはアンドルー・キーナー、エンジニアはジョン・ティンパーリーである。
    なお、Piano Classicsから、同じヘンスラーの音源で、24,25番もセットにした廉価版が発売されており(PCL0008)、両方聴きたい人はこちらの方がお買い得かも。

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     2011/06/29

    ベルリン弦楽合奏団のディスクは、LPも含めてそれほど多くはない。このXRCDは、日本RCAが自主制作したLP(R4C2048、2チャンネルはSRA2958)の4チャンネルのオリジナルアナログテープ(1974年)からマスタリングされたという。団員が自由な音楽表現の場を室内合奏に求めたのかどうかはわからないが、この演奏は、指揮者無しで自発性に富んだ溌剌とした表現を展開する。とくにK.525は、内声部の表現が豊かで、かつ情感過多でないのがすばらしい。
    アメリカのRCA録音の質感とは違うが、バイオリンからコントラバスまでツヤツヤした弦楽器の音色をよくとらえていると思う。プロデューサーは井阪紘、レコーディング・ディレクターはハンス・L.フェルトゲン、エンジニアはディヴェルティメントがエーバーハルト・ゼンクピール、セレナーデがライナー・オッペルラントである。

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     2011/06/29

    チェコフィルの管楽器は本当にすばらしい。この時期にはバボラークもホルンを吹いているのだろう。漂うようなホルンの前に、バセットホルンとファゴット、そしてオーボエとクラリネットが絶妙にとけ合う。
    ひとつ疑問なのは、コントラバスが聞こえてこないことである。エクストンの録音は、低音楽器が過剰なぐらい強調されたものが多いが、これは異例。何か意図があってのことだろうか?
    録音は1993年で少し前の収録だが、新たにDSDマスタリングされた2CH-5CHのハイブリッドディスクである。サラウンド成分の音量は控えめだが、このぐらいが良い。自然な音像、音場感で、演奏者の後方からの反射も綺麗。上記のコントラバスの疑問を除けば良い録音である。

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     2011/06/28

    何と自由なリズムのシューマンだろう。他のピアニストの弾く幻想曲とは全く別の曲のように聞こえるが、これはこれで楽しめる。異常な側面が強調された時代は過ぎて、人間的で温かい、ロマンチックなシューマンの時代なのかも知れない。
    音質は優秀だが、ちょっと変わっている。2チャンネルで聴くとCD層もSACDも少し硬く感じられるが、サラウンドだと柔らかく、響きに包まれる。解説書にはゼンハイザーMKH20, MKH40をはじめ、7種類ものマイクがクレジットされている。これを林立させて録音しているのだろうか? カスタムメイドのマイクアンプを使用し、フォーマットはPCMで44.1KHz/24bit、ここからフィリップスのAFCでDSDにコンバートするという、全然意図が理解できないことをやっているのだが、まあ音が良ければ良いのかも知れない。レコーディング・プロデューサーはルドガー・ベッケンホーフ(アウディーテの社長)である。

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     2011/06/25

    メジャーな曲や演奏家のディスクは、もうあまり買わないことにしているが、「音楽の浄財プロジェクト」で激安ということで購入した。この演奏がうまくいっているひとつの理由は、「ためてためて」の朝比奈隆と、「どんどん行って」のベルリンドイツ交響楽団が、ちょうど良いバランスでかみ合っているからだと思う。朝比奈隆の器の大きさを味わうことができた。
    録音は、ライブとしてはかなり高水準である。各楽器の定位が明確で音場感も豊か、後方の壁からの反響音も自然にとらえられている。エンジニアはクレジットされておらず、RIASのエンジニアかもしれないが、相当な熟練者だと思われる。「切ってつないでフェーダー上げて・・・」という不自然なところがないので安心して聴ける。

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     2011/06/24

    ブラームスとヒンデミットのソナタは、Genuin盤と重複しているが、清水直子は目が離せないヴィオラ奏者だ。太く豊かに響く音は師匠の今井信子の影響だろうか。とくにヒンデミットのソナタが素晴らしい。クラークのソナタは今井信子のヴィオラブーケ2にも入っていた。ヴィオリストにとっては定番なのだそうで、とても良くできた曲だ。旦那様のピアノとのコンビも絶妙。
    録音はライブレコーディングだが、会場のノイズはほとんど感じられず、マイスターミュージックの一般的な録音よりもマイクがオフなのか、反射音が多めに捉えられている。プロデューサーとトーンマイスターは平井義也、サウンドデザイナーは大槻Ken、ハードディスクからのダイレクトカッティングで、M2052を塗布したマスターCD-R使用とある。

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     2011/06/24

    メインのプログラムは3曲の「プレリュードとフーガ」で、もちろんこれもおもしろかったが、1番興味を持ったのは、カノン風変奏曲で、一般に演奏される出版譜BWV769ではなく、自筆譜BWV769aの曲順に基づいて弾かれている。バッハのオルガン曲の構造を研究された結果なのだろう。ひとつ不思議なのは五番目の変奏曲で、不協和な平行音程が聞こえる。もちろん楽譜には無いはずの音で、パイプが鳴っているのだと思う。 オルガンはヨハン・ヨアヒム・ワグナーによるもので、ジルバーマン・オルガンとしては比較的小さなものだろう。音質は、響きはあるが尾を引かず、音の濁りが少なく、低音も含めて音の動きが明確にわかるのがすばらしい。ショップスCMC-525Uによるペアマイク録音。タスカムHD-P2により24bit 88.2KHzで録音された。プロデューサーは井阪紘、エンジニアは高島靖久である。

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