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slave さんのレビュー一覧 

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2022/04/23

    録音は年代を考えれば、十分な水準であると思う。バランス、距離、ノイズなどについては問題ない。音量のピークでリミッターがかかる。第3楽章の15:30くらいの箇所で奇妙なオーバー・ラップによる編集があるので、評価を下げた。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/11/20

    フー・ツォンは、実力の割には評価されなかった演奏家だろう。
    彼の解釈が独特であるところが一因かもしれない。
    音を非常に洗練させて綺麗に仕上げようという感性が東洋的であるということもあるだろうと思う。音楽は音が綺麗であることに価値があるわけではないからだ。

    ともあれ、非常に貴重なセットだ。

    Disc.4の1. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35『葬送行進曲付き』は、既出のSBK 42507に含まれていた音源だろう。このCDには、他に「別れの曲」「雨だれ」ノクターン第4番が含まれていた。

    Disc7は、VDC-1024で出ていたものと曲順まで全く同一である。

    従って、2枚半が初出ということになるが、それでも、この機会に買い直しておく必要がある。

    ツォンの演奏はMERIDIAN以外にも、彼の若い頃の音源がMUZAからLPで発売されていたように思う。こういう演奏家は、なかなか網羅的に出版されることがないので、今回の企画は貴重だ。

    近年、発売開始前に売り切れになるということは稀だろう。
    孤高の芸術家、ツォンらしい最期である。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/09/15

    ベームのDG「オペラ録音全集」に続く発売である。

    ベームは、カラヤンのおよそ10歳年上で、40歳でドレスデン国立歌劇場の監督になり、その後戦前と戦後にウィーン国立歌劇場の監督を務めた。R・シュトラウスと親交があり、「無口な女」「ダフネ」の世界初演を行い、後者はベームに献呈されている。

    レーベルは、現在Warnerからドレスデン時代を中心とした初期録音のボックスが、続く時代はPhilips/Deccaのボックスが発売されている(される)。このDGのボックスは、それに続く時代のものである。

    ベームが日本に知られるようになったのは、彼のキャリアの後半である。その理由は特定のオーケストラの音楽監督でなかったために、マスコミや招聘会社、レコード会社からは取り上げにくいという事情があったのではないだろうか。当時のカタログの整備の手法は、特定のオーケストラとレーベルとが独占的な契約をして、音楽監督を優先させてレパートリーを整備してゆくからである(当時は、オペラよりは交響曲の方がよく聴かれたという事情も影響しているだろう。ベームはオペラ指揮者である)。

    結果として、ベームは70年代に極端に日本で知名度が上がり、集中して録音をされた演奏家となった。このことと80年代に入り、彼の中心的レパートリーであるR・シュトラウスの評価がマーラーの交響曲に押されたことで、ベームの知名度は下がってしまった。

    加えて、ベームの演奏スタイルが、録音と実演では差があり(これはベーム自身が意図的にそうしているとインタビューで語っている)、結果として、ベームの実演での演奏の姿を、ステージ、録画、ライヴ録音、ラジオなどで接したことがない人には、「つかみどころのない指揮者」というように受け取られているように見える。

    しかし、生前は、ベルリンのカラヤン、ウィーンのベームという分かりやすい図式もメディアによって作られたこともあり、重要な指揮者であった。

    長らく、このような網羅的な発売が望まれており、ようやく実現することになった。このボックスの中で持っていないものは2−3枚ということになるが、この機会に、買うことにした(単売では手に入らないので)。

    ベームの生前の姿をご存じない方はYOUTUBEなどでお確かめになった上で、是非、この機会に購入されることをご検討なさってはどうかと思う。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/08/14

    確か、フィリップスのベートーヴェンのソナタ第32番には、グルダの自作wintermeditation(冬の瞑想)という名曲がカップリングされていた筈だ。

    この作品をあえて除外することは考えられないので、曲目の記載のミスか、編集のミスではないだろうか?

    折角の全集なので、ぜひ、収録をお願いしたい。

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     2021/01/30

    ミッシャ・エルマンのブルッフが、まずは、最高の聞き物であり、同曲屈指の名演である。エルマンのイメージを晩年のヴァンガード録音に見出している人、初期の録音の復刻のBiddulphに訊かれる細身でシルキーな自在の技巧に見出す人、そのいずれもが、ここでの演奏には驚倒するだろう。

    ハイフェッツを上回ると言って良い技巧でありながら、深い歌謡性と高い集中力がみられる名演奏である。ハイフェッツよりも音には、はるかに幅広い表現がある。ヴァイオリンが好きであるか、ブルッフの協奏曲が好きであるかのいずれかの人は聴いておくべき演奏だ。エルマンが好きな人には、エルマンの新たな魅力を拓く演奏である。

    ネルソヴァは、これまた、素晴らしい演奏家である。日本では余り知られてはいないかも知れないが、チェロをアイする人なら、必ず聴いておくべき演奏家である。

    ああ、その意味で、これは、決して、失敗することがない買い物であり、失敗するとすれば、それは、これを買わないという場合だけに起こることだ。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/08/10

    旧EMIとPYE録音全集がワーナーから出たが、このCDの価値はさほど減じないと思う。元々の録音の状態は良くないのではあるが、当盤の方が遥かに音が良く樹き易い。全集には愛情が足りないようである。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/01/10

    演奏は、シノーポリ晩年の素晴らしい思い出を刻むもの。安価になって求めやすくなることを歓迎したい。今まで聴いていない方は、このチャンスにシノーポリを再発見して欲しい。

    メーカーは、シノーポリのさまざまなライヴを積極的に発掘して欲しい。バイロイトのワーグナーなど、まとめて発売してくれないかなぁ。。

    年度ごとの違いを聞くと、シノーポリの演奏の多面性が良く分かる。

    このボックスもそういう観点で是非、お楽しみ頂きたい。私は、単売で全て聴きました。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/09/20

    セシル・ウーセは、本当に素敵なピアニストです。フランス人らしいソルフェージュの確かさが光る落ち着いた演奏が楽しめます。今まで彼女のCDは全て集めたと思っていましたが、まさか、このようなリリースに巡りあえるとは!!お求めになって後悔はなかろうと思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/02/18

    1973年の演奏。ベームは1894年生まれなので、79歳頃の演奏ということになる。自然で即興性豊かな演奏である。ベームの本領はライヴにあるので、こういう貴重な録音の公開は、今後も続けて欲しい。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/01/31

    マタチッチのウィンナ・ワルツと聞くと、とりあえず「重厚で豪快な云々」とか「ブルックナー風の味付け」などという評言をしたくなるものだろうと思う。しかし、この演奏は極めて、ウィーン風である。全く正統的なウィーン風の伝統にしたがった演奏だと断言できる。最初にこの演奏を聴いていたときには、演奏者の名前を意識していなかったので、この重い重心のオーケストラ、ワルツもポルカも音はウィーン風ではないのに、歌いまわしがいかにもウィーン風なのに、かなり戸惑った。ウィーン少年合唱団の謳いまわしとそっくりなのである!「いい演奏なのだけれど、どうしてこうなのかな」と。その後、これがマタチッチの指揮するベルリンのオケと分かり納得した。マタチッチは元ウィーン少年合唱団員で、ウィーンで教育を受けているオーストリア=ハンガリー帝国の貴族の家系なので、こうした正統な演奏に仕上がる。この演奏には、マタチッチの個性、ベルリンのオケの個性は確かに聴きとれるのであるが、全体を明瞭に貫いているのは、ウィーンの伝統だ。マタチッチとウィーンの音楽の関係を、私はこれほど明瞭に意識したことは今までなかったので、大変に良い経験になった。尚、マタチッチの重心の低い、ドライヴの効いた演奏は、クロアチアの音楽性なのであって、マタチッチ個人の個性ではないことは、知っておくと良いと思う。ポゴレリチやゲキチも非常に通底した音楽をやるからだ。平たく言ってしまえば、マタチッチを「豪快な指揮者」とか、ストコフスキーを「怪人」とか、そういうある種のステロタイプなレッテルを張り付ける商売はもうやめにしたらどうかと思う。彼らのやっている音楽をもう少し真剣に捉えることができる時代になっていると思う、日本の聴衆の成長ぶりは。追いついていないのは「評論家」の先生なのではないだろうか?マタチッチが少年の頃にアウガルテン宮殿で身に着けた歌が、ここに聴こえる。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/01/27

    ストコフスキーのベートーヴェンは、聴いていて楽しい。実に生き生きとしている。ストコフスキーを「怪人」とか「魔術師」などというレッテルで捉えている人は、「ストコフスキーって、意外に真面目なのでびっくりした」というだろうと思う。少なくとも同世代の指揮者以上の改変を行っているわけではない。彼は、「古典は現代に通用するように演奏しなくてはならない。」と考えており、他方では、「現代音楽は、同時代の聴衆に、正確に、かつ分かりやすく伝えられねばならない」と考えていたのである。ここでは聴き飽きた古典が、モダンでエキサイティングな感興を伴って再現されている。お値段も手頃。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/01/27

    この時期のベームの録音は決して多くないが、大戦末期のウィーンでの録音。私は、かつて、何かの余白に収録されていたヴェルディのレクイエム(抜粋)を聴いたことがある。その演奏は、非常に透明で、澄み切った冬の空のような不思議な哀しみを湛えていた。一体、誰がどのような状況で、このような透徹した演奏を行い得たのであろうかと、急いでジャケットを見てみると、それが、ベームの44年の録音であった。その後、その録音の全曲には結局お目にかからないのであるが、この第9の演奏も全く同様のものだ。録音は恐らく放送用録音で、人数の少なさに応じて、マイクからの距離を変えて、大きくバランスを崩さないようにしたものだろうと思う。非常に美しい演奏で、コップの中で青白く光る炎のような演奏。だれもが第三帝国が終わることを知り、死んでいった多くの人々と、ウィーンの輝かしい時代の終焉をじっと見つめていた頃の演奏。この独特の哀しみは、現代の演奏家では、表現できないと思う。ベームの知られざる一面を刻んだ貴重なCDの出版に感謝したい。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/12/23

    素晴らしい演奏、録音も優秀。後年の鈍重なベルリン・フィルとの演奏とは全く異なる溌剌とした演奏が楽しめる。歌手も良い。モノラルという法規だが、ステレオ・プレゼンスが加えられている。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2018/12/18

    非常に厳しく細部まで目の行き届いた35番に圧倒される。沸き立つリズム、流れる旋律、書かれた音符の1つさえも、疎かにされない。本当の意味で模範となるモーツァルト。残された録音があれば、もっと公開されて良いと思う。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/12/18

    貴重盤。フルネのファンであれば、逃すべきではない。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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