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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/28
珍しい作品を積極的に紹介するトッカータ・レーベルが出した一枚です。 20世紀前半から半ばぐらいまで活躍したスイスの作曲家、リヒャルト・フルーリーの管弦楽曲を集めた内容となっています。 『祝典のための5つの管弦楽小品』は1935年作曲でCD中最も古い作品ですが、わかりやすい作品でこのCDの中で最もおすすめです。 『ヴァイオリン協奏曲第3番』はクーレンカンプによる古い録音で知られていますが、今回新たに録音が登場し、聴き比べできるのは嬉しいところ。 晩年に書かれた『4つのカプリース』『アンダンテ・ソステヌート』は、前者はミニ協奏曲とも言える内容で、後者はメロディが大変美しい作品です。 フルーリーの作品は後期ロマン派音楽をベースにした調性的な音楽だそうですが、このアルバムを聴く限り飛び抜けた曲こそないが、安定した水準の作品が並び良いと思います。 演奏はポール・マン指揮、リエパーヤ交響楽団、ヴァイオリンはアレクサンドル・ドゥバッハ。 マンはトッカータ・レーベルにイギリス音楽を大量に吹き込んだ指揮者で、フルーリーの音楽にも取り組んでいるとのこと。 そのためか演奏は大変共感豊かに演奏しており、リエパーヤ響の上手さもあり名演となっています。 ヴァイオリンのドゥバッハも他では録音は見ないですが、なかなか熱い演奏です。 2021年録音で、音質良好。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/27
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮、ウィーン交響楽団の演奏で収録された音源です。 ヤナーチェク『シンフォニエッタ』ドヴォルザーク『新世界より』を収録しています。 共に他に録音があり、新世界はロイヤル・フィルと、シンフォニエッタはフランス国立放送管弦楽団と録音しています。 このウィーン交響楽団との録音はアメリカの新興レーベルがギャラの安かった時代のウィーンに、乗り込んで録音された音源の一つ。 ホーレンシュタインの演奏は巨匠と言われるだけあり、新世界でのロマンティックな2楽章の世界や、急に加速する振り幅の大きなダイナミックな演奏など中々のもの。 しかし、録音がボヤッとした感じで、あまりホーレンシュタインの凄さが伝わらないのが残念。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/26
フェリックス・スラトキン指揮、ハリウッド・ボウル交響楽団による演奏で収録。 ワルツとマーチとあるが、その大半がワルツである。 1枚目はヨハン・シュトラウスを中心にワルトトイフェルやチャイコフスキーを収録したもの、2枚目はフランス、ロシア、ドイツの作曲家の作品を収録したものである。 選曲としてはスラトキンの録音の中からとりあえず集めたと言った感じが強いです。 スラトキンの演奏はいかにもアメリカらしい、明るくパリッとした演奏です。 ウィンナ・ワルツなども完全にアメリカ流の演奏で、ちょっと好みは分かれるかも知れませんが、これはこれで聴きやすいでしょう。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/24
クレメンス・クラウス指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録された、ウィンナ・ミュージックのCDだ。 クラウスは戦後にデッカに録音した音源が今でも名盤と語り継がれているが、戦前にもそこそこの録音を残している。 本音源は1929〜1931年に録音された物で、後年に再録された曲もあるがツィーラーなどはこの時代にしか録音がない。 演奏は古き良きウィーンの薫りを残した演奏で、現在ではなかなか聴けない演奏だ。 一部の曲はSP盤の収録時間の関係でカットがある。 復刻は年代を考えればまずまず。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/23
チャールズ・グローヴズ指揮、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団によるウィリアム・ウォルトンの管弦楽作品集です。 映画からの組曲や改作、イギリス王室のための戴冠式行進曲、演奏会用作品を集めたものです。 グローヴズの音楽は、ポートレートの写真そのままの温かなイギリス紳士的な演奏と言えますが、ここではそれに加えて、オケを存分にドライヴし、メリハリのある演奏を聴かせてくれます。 特にスピットファイアの前奏曲とフーガ、戴冠式行進曲王冠、戴冠式行進曲宝玉と王杖の三曲はそれぞれの曲の名演と言えるもの。 録音もなかなか良い。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/22
エーリヒ・クライバーが指揮した音源を集めた2枚組です。 今ではカルロスの父といったイメージが強いクライバーですが、生前はワルターやフルトヴェングラーら、当時の大指揮者に並ぶ著名な人物でした。 このCDはひとつだけ戦前録音を別にすれば晩年にあたる、1950年代の録音をセレクトしたもの。 レーベルは様々ですが、北ドイツ放送交響楽団とのシューベルトの第5番、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団とのベートーヴェンの田園と楷書体的ながらキレの良い演奏を聴かせたり、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との威勢の良いドヴォルザークの謝肉祭、そして、ロンドン・フィルとウィーン・フィルを振ったヨハン・シュトラウスはウィーン出身を思わせるところがあり、戦前のシュトラウスの大家の1人であった事がわかる。 音は時代相応だろうか。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/21
クレメンス・クラウスは、ニューイヤー・コンサートの創始者として知られる。 当然というか、J.シュトラウスとウィンナ・ワルツの録音は戦前のSP時代からあり、最後のニューイヤーのライヴも残されている。 しかしなんといっても、ロンドン・デッカに録音されたこの2枚に及ぶ録音は、クラウスのJ.シュトラウスを代表する録音。 なんといっても、当時のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の豊かなサウンドとウィーン情緒豊かな演奏はこんにちの同オケでも聴けない、この時代ならではの演奏です。 過去に国内レーベルがLPから復刻したり、デッカが国内盤を出したりしていますが、海外デッカから出たこの録音も悪くないでしょう。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/20
このCDは、ジョン・ウィリアムズが指揮し、スカイウォーカー・シンフォニー・オーケストラの演奏で収録されたアルバムである。 スターウォーズの映画音楽を集めたもので、今風に言えばエピソード4〜6の音楽を集めたもの。 それぞれの代表的な曲を集めたものだ。 これらは既に録音当時からサントラやフィリップスから作曲家自身の録音があり、それらに続くものとなっている。 オケは名称から判る様に、今回の録音のために集めたメンバーからなる物だが、演奏はなかなか立派で重厚なサウンドを聴かせている。 個々の曲に関しては他にもいい演奏が多いが、全体として見ればなかなか良いアルバムだろう。 録音は1990年で、音質は良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/19
クレメンス・クラウスが、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を振って録音した音源を復刻したアルバムです。 戦後デッカに録音された音源で知られるクラウスですが、戦前からSPレコードに録音するなど活躍してきました。 本CDは戦前録音を復刻したものです。 メインはハイドンの交響曲第88番で、クラウスは同曲を何回か録音しています。 しかし、それ以上に素晴らしいのが、余白的に収録されたウィンナ・ライトミュージック。 ほとんどシュトラウスの音楽なのですが、当時のウィーン・フィルの甘美な弦楽の音色や、リズム等ウィーン情緒豊かな名演です。 後年改めて録音された曲もありますが、ツィーラーのウィーン娘などは多分これが唯一のはず。 ただし、時間の制約上のカットがあるのは残念。 録音はヒストリカル録音に慣れていれば聴けるでしょうか?
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/18
キープという日本の会社が発売し、一時はCDショップは元より、スーパーやホームセンターでも販売されていた、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。 このCDはハチャトゥリアンのガイーヌ、スパルタクス、仮面舞踏会の音楽から抜粋したものです。 演奏はユーリ・シモノフ指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。 このシリーズにシモノフは何枚か録音を残していますが、どれもこれもハズレはありません。 このCDでの演奏も低音をバシッと効かせて、旧ソ連のオケの様なとはいかないまでも、ロイヤル・フィルのまろやかな音色を生かしつつ、程よく暴れており、なかなかの好演奏。 録音もデジタルで綺麗な音です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/17
ハンス・シュミット=イッセルシュテットが、北ドイツ放送交響楽団と録音したモーツァルトの交響曲集。 収録されているのは、第38番と第40番。 いずれも後期の交響曲の傑作として名高い。 イッセルシュテットはモーツァルトを得意とし録音も多い。 この2作品も温和で奇をてらうことのないストレートな演奏と、ドイツオケらしい厚いサウンドが特徴的な演奏だ。 強力なインパクトはないが、これはこれで良い。 年代を考えれば録音は普通。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/16
ポール・パレー没後30年を記念して制作されたポール・パレーの芸術シリーズである。 本巻はその3枚目にあたるものである。 いずれも手兵であったデトロイト交響楽団との音源であり、引き締まった爽快な演奏が特徴である。 本CDはフランス物が得意なパレーのレパートリーでは珍しい国民学派の作品が集められており、リムスキー=コルサコフはこのCDが初CD化との事である。 意外と数少ないアンタールの愛称で知られる交響曲第2番が収録されており、現在でも同曲の名盤として通用する出来です。 録音は時期相応と言ったところですが、聴きやすい音質です。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/15
スーパーやホームセンター等に時折CDがワゴンに入れて売られているが、これらは版権切れの古い音源や無名の歌手によるカヴァーアルバム等、ある意味レアなCDが並ぶ中、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションなるCDがあった。 これはイギリスの名門、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が自主制作した音源をキープという会社が日本向けに制作したもの。 価格も安くジャケットもいかにも廉価盤みたいなデザインであったが、中身は質の高い演奏が多く一時期話題となった。 このCDはレイモンド・レッパード指揮で録音された、ベートーヴェンの交響曲第9番。 古楽のイメージの強いレッパードの演奏だが、ロイヤル・フィルハーモニック・コレクションシリーズでは珍しく平凡な演奏となっている。 また声楽陣の名前がないのもマイナスだ。 世界唯一の音源というわけでもないので、わざわざ手に取る必要は薄いだろう。 録音はデジタルなので綺麗だが。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/14
レナード・スラトキン指揮、セントルイス交響楽団の演奏で録音されたコープランドの作品集です。 収録されているのはオルガンと管弦楽のための交響曲、舞踏交響曲、交響曲第2番という交響曲集となっています。 スラトキンとセントルイス交響楽団の演奏は高い水準の演奏ではあるのですが、これといったところもないのも事実で、なかなかおすすめし難いのも事実。 オルガンと管弦楽の交響曲はまぁまぁ楽しめたので、これは曲自体の魅力というのもあるかもしれませんが。 1990年代の前半の録音で音質は良好。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2022/06/13
クレメンス・クラウス指揮によるシューベルトをメインにしたアルバムだ。 ミサ曲第6番はウィーン・フィルの本体である、ウィーン国立歌劇場管弦楽団と合唱団による演奏、グランドデュオは、バイエルン放送交響楽団による演奏で、前者はどちらかと言えばウィーン国立歌劇場合唱団がメイン。 後者はわりかし珍しい曲で、アンダンテが美しい演奏。 他のレーベルでも出ており、元々音はこもり気味だが、こちらの方が良いだろうか。 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、バリリによるモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番。 バリリの暖かな音色が特徴的な演奏です。 いずれも録音が古く、最も古いので1944年とかなり年数が経っていますが、年代を考えればまずまずでしょうか。
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