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またたび度々 さんのレビュー一覧 

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     2010/08/19

    サン=サーンスの3番はLP時代のデジタル録音ですが、デッカの優秀録音もあってあまりハンディーを感じさせないです。デュトワは第1楽章1部で速めのテンポを採っています。第1主題部では提示部でオケを抑え、再現部でエネルギーを爆発させるように演奏してます。第2主題が提示部では思いっきり歌われますが、再現部はさらりですから、第1楽章1部はハ短調の暗の方向に向う事を強調していると言えます。第1楽章2部はオルガンの低音支えられて荒廃的な音楽が展開されます。終盤での管楽器吹奏部分は幻想的です。第2楽章1部では再び速めのテンポで運ばれるようになり緊張感が戻ってきます。トリオ部分ではピアノが軽やかに舞い、緊張感が幾分ほぐれる感じです。2部への移行部分は静寂で雄大さを感じます。2部でのオルガンの出だしは本当に鮮烈。続くピアノの連奏部分は、もうこの世のものではないと思えるような世界が広がります。最後は速めのテンポで劇的に閉じられます。デュトワは全体的に流れるような運びで、この交響曲を捉えています。また、緊張感が増すような部分でも響き自体は南国的な暖かさを保ってますが、これはモントリオール響の特徴なのかもしれません。対照的なプーランクのオルガン協奏曲ではオルガンの低音が見事に収録されてますが、緊迫感には少し欠く演奏になってます。オルガン協奏曲は良否が分かれるのではないでしょうか。

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     2010/08/18

    第1、第2のラメンテーションと第3のラメンテーションでは録音時期、録音会場ともに違っている。また第1のラメンテーションがソプラノ独唱、第2のラメンテーションがソプラノとコントラルトの2重唱、第3のラメンテーションがコントラルトの独唱で歌われている。第1、第2のラメンテーションではソプラノがなかなか美しい印象だが、ソプラノ重視の感が否めなく、そのためマイク設定が遠めになってしまっている。結果、ソプラノと伴奏のオケとのバランスが崩れて、オケが小さ気味な音量になって聴き取り難い。その点、第3のラメンテーションはコントラルトとオケのバランスも良く、オケの伴奏もはっきりと聴き取る事が出来るようになっている。とは言えヨンメッリのラメンテーションがこれだけのクオリティーで聴けるディスクはないので、古楽愛好家には必要なアイテムかもしれない。

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     2010/08/18

    父スカルラッティーは比較的、小規模なオラトリオから標準的な規模のオラトリオまで作曲しているようだ。本作は全曲演奏に約67分を要している。ビオンディーと言うと刺激的で爆走の演奏を想像してしまうが、当盤では録音時期が90年代前半と言う事で、それ程刺激的な演奏はしていない。1曲目のシンフォニアにもそうした点が現れている感じがする。また、アリア、レチタティーヴォに関係なく、じっくり歌う部分ではしっとりとした演奏を聴かせる。速いテンポの曲では、後年のビオンディーを想像させるような直線的で快調な演奏している部分も多々あるが、あくまでテンポが速い感じがするだけで刺激的なアンサンブルの弾き方はしていない。若きビオンディーの姿が聴ける1枚なのかもしれない。

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     2010/08/18

    父スカルラッティーには何曲のオラトリオが存在するのか、全く不明で情報も殆どない。当盤の作は全曲の演奏でおよそ1時間27分ほどを要する力作のようである。HMF盤と言う事で録音に期待したが、その期待に見事に答えてくれているように思われる。オケ、指揮者ともに情報不足で詳細や経歴は不明だが、ゆったりと風格をも漂わせる演奏には好感が持てる。歌手陣も良好のようである。尚、当作には合唱が登場しないようである。

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     2010/08/18

    HMFらしい程よい残響で空間に広がる歌声が美しい。タリスのミサはキリエがないのか、あるいは未収録なのかは分からない。また、ミサ曲の各部分の間には、バードのグラドゥアリア1の各曲が挿入されているので、ミサ曲のみを聴こうと思うと、リモコンでのトラックを余儀なくされる(バードの曲も同様)。ミサのもとなった聖歌も収録されている。

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     2010/08/15

    一応、小学生高学年以上が対象の本ですが、「ワルツ王の知られざる生涯」には書かれていない逸話や兄弟とのやり取りなど、ヨハン・シュトラウスUに関する書物が少ない現状では本書も貴重な情報源になっています。シュトラウス管弦楽団の立ち上げに関しては前述の書籍とは違う見解が示されてますが、子供向け書籍である点を考慮すれば、その点も理解出来るでしょう。ヨハン・シュトラウスUの生涯に興味のある方には、とりあえず彼の生涯を浅く、幅広く概観できる書としてお薦めできます。

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     2010/08/15

    ドヴォ・コン、エルガーの協奏曲共に別々に発売されていたものを抜き出して1枚にまとめたCDです。ドヴォ・コンではかなり遅めのテンポで全体を運んでいます。第1楽章はオケの提示部も含めて雄大な演奏になってます。マイスキーは速く弾くパッセージでは充分に速度感を持って弾いているので、だれる事はないのですが、流石に第1楽章の終わりは力強く結ばれるだけに、もう少しテンポを速くして曲自体の終結に輝きを与えて欲しいと思いました(ちょっと渋過ぎる終わり方をしています)。第3楽章は流れもスムーズになって良い感じです。コーダ直前にチェロがぐーっと余韻深く弾く部分は、正にマイスキーの真骨頂でしょう。続くコーダではバーンスタインがテンポを極端に煽りますが、ここはもう少しゆっくりと風格を漂わせて欲しかったです。
    エルガーは概ね良好な演奏。息の長い旋律が多いこの曲ではマイスキーの特徴が大きく生かされているように思いました。第2楽章はちょっと速めで、もう少し表情が欲しい気もします。第4楽章の後半にあるオケが活躍する部分では、シノーポリのセンスのない指揮に物足りなさを感じました。シノーポリは交響曲も2曲とも録音してますが、この部分を聴く限り、彼のエルガーは今ひとつと思えてしまいます。デジタル時代のエルガーは、やはりプレヴィンかハイティンクでしょうか?

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     2010/08/15

    晩年のバーンスタインは語り口が大きくなり、劇的な表現も極値に至っていると感じてますが、このCDもそのような1枚でしょう。第2楽章の極端に遅いテンポは前代未聞。当時の雑誌の評価では「音楽を聴きながら音符を写し取れる」なんて冗談めいたものもあったくらいです。大きくうねる訳ではありませんが、堂々たるインテンポは緩徐楽章としての存在感を大きくしている事は間違いないのではないかと思います。正に最後の1打まで真剣勝負という感じです。反面、第3楽章は速めのテンポままで、遅い第4楽章の第1主題にブリッヂするですから、緩急の差は凄いですが、意外とあっさり接続されいて、カラヤンとは様子が大分違っています。第1主題が再現されて何度も繰り返す部分は速く、ffの再現部分の手前で失速するようにテンポが落ちるところは、はらはらどきどきものです。第2主題の再現部は極度なくらいまで劇的な表現を徹底しています。これほどドラマティックなシベ2は他には聴いたとはありません。

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     2010/08/15

    この交響曲の調性はヘ長調で田園と同一ですが、内容的には田園とは似ても似つかないものです。曲が進むにつれて悲愴感がどんどん増していくからです。バーンスタインはこうした特長を見事に表現していると思います。第1楽章の第2主題の再現部での歌い方は、曲の行く末を理解した上での解釈だと感じます。モットー主題が注目されるこの3番ですが、バーンスタインはモットー主題以外の楽しみも味あわせてくれます。第3楽章のチェロの主題が歌われた時には、もはや決定打を投込まれたようで、終楽章のコーダ前までは正に地獄絵図のような世界です。この録音より数年後に録音される事になるジュリーニ/VPOの演奏も全体的ゆっくりした運びですが、バーンスタインの方はそれを上回っていて解釈の奥深さが感じられます。録音もこちらの方が好きです。ハイドン・バリエーションはジュリーニとほぼ同じ運びですが、交響曲での悲痛さが強い分、最後に高らかと再現されるテーマ主題が、より効果的に響いているように思えます。両曲とも本当に素晴らしい演奏です。録音日付も4曲のなかで最も古い3番ですが、そのハンディーを感じる事はありません。

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     2010/08/14

    4番の第1楽章はやや遅めのテンポで前半を進めます。コーダーに入ってテンポを少し速めてたたみかけていきます。最後はトゥッティーによる圧倒的なフェルマータで閉じられます。第2楽章はピチカートとクラリネットによる第1主題の提示がなんとも素晴らしく聴き惚れてしまいます。後半のティンパニーが強打される部分は、この曲の結末を予言するかのように迫り来る運命を感じずにはいられませんでした。第3楽章はこのシリーズでは珍しく、標準的あるいは幾分速めのテンポで演奏されてますが後半の力強さは圧巻。パッサカーリアも前半のもがき苦しむ表現、中間部の静寂のひと時(嵐の前の静けさ?)、そして壮絶なフィナーレと言う具合に楽想の対比を描いています。フィナーレの部分はあまりの厳しさ故、聴き終えて間もなくは放心状態になってしまいます(最近は大分慣れましたが)。悲劇的序曲も4番に負けずと劣らない演奏です。短調の激しい第1主題と長調の安らぐ第2主題とが対比を成して劇的な音楽を展開します。両曲ともバーンスタインの特徴が良い方に出た演奏だと思います。これからブラームスを聴きたい方にはお薦めの1枚です。ブラ4に慣れた方も、良否はともかく一聴する価値があると考えるのは言い過ぎでしょうか。

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     2010/08/14

    バーンスタイン/VPOによる交響曲全集の中では最も録音日付が新しいCD。そのためか他の交響曲より若干録音が美しく感じられます。第1楽章は提示部反復を実行してますが、1回目と2回目では音量が多少違っていて、2回目の音量が少し大きくなっています。ライブならではの現象なのか、それとも壮大な展開部に向けての意図的な演出なのかは分かりません。このシリーズ共通の特徴となっている遅めのテンポ設定は2番でも同様です。第2楽章のホルン・ソロ部分は美しく、雄大に尽きます。第3楽章の素朴な感じはVPOとの相性が良いのではと思います。2番の欠点であるのかもしれませんが、第4楽章は一転して賑やかで活発な音楽となります。バーンスタインも、この状態を率直に表現して突進していきます。唯一、はずれてしまっていると感じるのが、終結部で第2主題が金管によってファンファーレ風に吹奏される部分で、ほんの僅かだけゆっくりと吹奏させて欲しかったです。とは言っても2番に関しては、大自然の美しさと雄大さを感じさせてくれるような演奏だと思います。大学祝典序曲は2番から見れば平凡な演奏ですが、悪い演奏ではなく好演しています。

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     2010/08/14

    大学祝典序曲は元々2番とカップリングしていたものですが、全集として一括発売されたものなので、音質的には大きな差はないです。この全集自体がCD初期に発売されたもので音質もLP用に調整したものになっています。ですからオリジナル盤は、かなりヴァイオリンがキンキンしてましたが、OBIP処理でキンキンは解消され、SMH-CD盤では情報量もオリジナル盤並に復活しています。とは言っても全体的にソフトな感じの音質になってます。ベーム/VPOの来日公演の演奏をNHKで見たことがありますが、バーンスタインのテンポは、それより幾分遅い感じです。第1楽章は提示部反復を実行してます。終わりの部分で幾分音量を大きくして楽章の終結を強調しているのは、3番までと共通の特徴となっています。第2楽章後半のヴァイオリン・ソロはVPOだけあってとても綺麗です。第3楽章中間部のトランペットは雄弁な語り口で、遅めのテンポが生きています。第4楽章展開部はノリノリで凄まじい推進力とドラマ性が印象的。終結部で一気に突進する運びは圧巻で素晴らしいの一言です。大学祝典序曲は標準的なテンポで演奏されています。有名な木管楽器の主題は少し速く、今ひとつイメージとは合わない感じがしますが、それ以外は良好な演奏です。1番はOBIP処理で最も恩恵を受けた音源ではないでしょうか。この遅いテンポを受け入れられるかどうかで、当盤評価の是非が決まる演奏だと思います。

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     2010/08/14

    オリジナル盤では悲愴のみ収録でした。それにIPOとの管絃楽集からイタリア奇想曲を加えています。まずジャケットが何より美しく良い感じです。落日を思わせるような太陽に楽曲のイメージが合います。悲愴ではバーンスタインの指揮は第2楽章を除いてスロー。特に終楽章の演奏時間は17分余りと類を見ないような超スローです。バーンスタインの大げさな表現と過度な感情の表出と一喝してしまえば、それまでなのかも知れませんが、そう単純な品物でない所が非凡です。確かに第1楽章ではもう少しテンポを速めて緊迫感を表現した方が良いと思う部分もありますが、第2主題が大きな破局から雄大に再現され、立上ってクライマックスを築く部分を聴けば、細かい事は気にしなくても良いと思ってしまいます。第3楽章の最後のマーチ直前の表現と、終始インテンポで奏でられる最後のマーチも凄まじい最後の悪あがき?。そして第4楽章の副主題が膨らんでいく部分での弦楽器に呼応する金管楽器ありさま、この悲痛な楽章に唯一光を差し込ませるような表現は、もはや器楽曲というより、宗教曲風と言ったものすら感じさせられます。正に悲愴そのものかもしれません。イタリア奇想曲は、一転して普通のテンポで軽く(?)演奏されています。オケや録音条件の違いはあるとは言えこの差は一体?。尚、カプリチョの方は残響がデッド気味で、DGとしては珍しい録音です。まるでマーラーの7番のように。とにかく悲愴は手元に残しておきたい1枚です。

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     2010/08/14

    クライスラーの美しきロスマリンはパールマンで聴いていましたが、録音が平面的で他のディスクとの吊り合いが取れなくなってきた。そこで当盤を購入する事にしたのでしたが、これは正解だった。演奏は良いし録音も立体的でOKでした。ただ有名なユモレスクの解釈には賛同は出来ません。他にはタイスの瞑想曲も適度に甘美で良かった。ということで以上の2曲は当盤で愛聴してます。リマスター盤への再投資は微妙な感じですね。下手をするとオリジナル盤の録音面での長所を壊してしまうリスクを背負う事になるかもしれないので。

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     2010/08/14

    とうとうヴィヴァルディーの作品8の全曲録音が実現しなかったピノック。70年代にCRDへ録音していたからだろうか。この四季はアルヒーフへの録音としては初期のものとなるCDに、後年発売されたヴィヴァルディーの作品集からの2曲を加えたもの。四季でのピノック/イーグリッシュコンサートは少し緊張気味で演奏全体が堅い。ただ近年の四季の録音みたいにアドリブ的な小技がない点が良い。速めのテンポであっさりと演奏される点では、当時評判だったイ・ムジチ合奏団の同曲とは対極にあるかもしれない。もっと表情が欲しいとう部分は多いかもしれないが、これが当時の古楽演奏の実態でもある。追加された2曲では演奏もソフトになり、録音にも余裕が感じられるはずだ。表情のつけ方もかなり進歩していると思う。SMH-CDに再投資するにはコストパフォーマンスが少し高い感じがする。

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