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遊悠音詩人 さんのレビュー一覧 

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     2007/09/11

    ローベルトとクララ、そしてヨハネスという、共に密接な繋がりのある三人の作品を一枚に収めるという企画の素晴らしさ。そして何より、縁の地ドレスデンのオケの重厚な響き!コシがあるオケを味方に、グリモーが流麗なピアノを披露するローベルトの協奏曲は特筆ものだ。情感が豊かで、渋みの中に甘美さを秘めるローベルトの姿に似付かわしい。クララの歌曲を歌うオッターには、もう少し清楚な雰囲気が必要だと思う。なお、クララの歌曲集のお薦めはARTE NOVAから出ているラン・ラオ歌唱のものだ。声色が清らかで、クララのイメージにぴったり。しかも廉価!

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     2007/09/11

    やはり“アレレ?”な演奏。チャイコフスキーの5番に聴く爆裂熱演を期待する向きにはお薦め出来ない。同時リリースの《悲愴》も、旧盤(キーロフ管)の方が断然イイ。別のレビューにもあるが、4番に関してはオルフェオから出ているベーム/チェコPOのザルツブルク音楽祭ライヴが随一の出来だ。いつもは武骨なベームが、まるで別人の様に熱い演奏を繰り広げる。他に、録音の質を云々しなければ、ロジェストヴェンスキー/レニングラードPOのBBCライヴがお薦めだ。このテンションの高さは並みではない!

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     2007/09/06

    奇跡的な《田園》だ。ふくよかで温かく、瑞々しく、滋味深い。ベーム/VPOといえば71年DG盤も素晴らしいが、このライブは更に一枚上を行く。弦の厚みといい、管楽器の残響の美しさといい、他に求めようのない天国的な世界を聴かせてくれる。《運命》と《レオノーレ第3番》が併録されているが、どういう訳だかオケの響きが硬質で、粗っぽい。他のレビューにもあるが、《田園》だけを単発で出してくれたら嬉しい。因みにVPOによる《運命》のステレオ録音は、セルの指揮する69年ザルツブルク・ライヴが随一の出来だ。

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     2007/09/06

    格別のシューマンだ。ドレスデン国立管の響きは、さすがドイツの老舗オケだけあって重厚かつ爽快だ。かつてはバーンスタイン盤を愛聴していたが、やや暑苦しい雰囲気もある。個人的な感想だが、まるでマーラーの長大で難解なシンフォニーの如きである。確かにエネルギッシュではあるが、表現が過多で、人によっては甚だ疲れるだろう。その点このシノーポリ盤は、エネルギッシュな中にも格調があって充実している。シノーポリの演奏は時折アゴーギクの強引さを指摘されることがあるが、この盤から誇張表現は見られない。腰の座った演奏だ。音質も水際立っている。

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     2007/09/05

    有名な第7番と同日のライヴであるが、全体的なクオリティーはこちら第4番の方が上だと思う。クライバーならではの疾風怒濤っぷりと、ドイツの名門オケならではの貞節さが相まっている。この後第7番の演奏で、恥も外聞もかなぐり捨てる訳だが、それにはどうやら賛否が分かれるらしい(第7番レビュー参照。因みに私は肯定派)。それにしても終演後のブラボー合戦が3分間も収録されているが、半分もあれば充分(苦笑)。他のレビューにもあるが、やはり第7番とのカップリングで再発売された方が嬉しい。

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     2007/09/04

    追記。併録のショスタコーヴィチについてのレビューが不足しているので一言。こちらも名演。煽り立てる様な熱いオケに、ロストロポーヴィチががっぷりと応えている。ロストロポーヴィチはこの曲の献呈相手であり、作曲者との親交も深い。マーラーに対するワルター、ラフマニノフに対するホロヴィッツの様に、作曲者を良く知る人物にしか成し得ない、何か霊的な繋がりを感じる。モノラルだが非常に聴き易い。

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     2007/09/04

    折角ですので再び論戦参加(^O^)/侃々諤々な意見が出ることは、やはり善し悪しはともかく何か“放っておけないモノ”があるということです。これは持論なんですが、賛否両論拮抗するもの程魅力的なんです。何も気にならないようなものなら、反対意見はおろか、俎上に乗せられることすらありません。やっぱり“何か”があるんです。それを“最高”と見るか“ダメ”と見るか…この盤に限らず、意見の別れ道になるところです。やはり好き嫌いはあるものですね……

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     2007/09/01

    スクリャービンというと、とかく神秘主義者としての肖像が強い。性的陶酔やら何やらを音楽で表そうとした罪深い男とでも言おうか。しかしこの盤からは、そんな彼のイメージを根底から覆しかねないロマンティシズム溢れる音楽を聴ける。それもそのはず、スクリャービンはモスクワ音楽院時代、かのラフマニノフと互角の腕前で、コンクールでは一二を争った程。また“ロシアのショパン”という異名もある。録音は名エンジニア、トニー・フォークナーが担当。メジャー・レーベル顔負けの優れた音質で聴ける。ラフマニノフとショパンが好きな人なら迷わず聴こう。

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     2007/09/01

    音質は今一歩。第三楽章冒頭のピチカートがノイズに紛れてまるで聞こえない。全体的にやや籠もり気味の音である。だが、そうした疵を補っても尚余りある程の迫力がある。第一楽章コーダの前のめりになる程の驀進や、第二楽章での副旋律を押し出した響きは、他の演奏からは得られない。そして何より観客がフライングする程の怒濤の第四楽章!“全身全霊”という言葉がやたら濫用されているが、これこそ本当の全身全霊だ。何か得体の知れない巨大な物体が凄い勢いでうごめく様な、圧倒極まるスケールだ。聴き終わった後の放心状態は100%保証する。

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     2007/09/01

    この盤をファースト・チョイスした私だが、その後何を血迷ったのか他の盤も集める。有名なプレヴィン盤の他、作曲者の信頼も厚いオーマンディ、ロシア系の得意なアシュケナージ、ゲルギエフ、スヴェトラーノフ等を聴き、結局どれが最高だったかと言えば、最初に選んだザンデルリンク盤なのだ。当盤は完全全曲版ではないが、かえって冗長にならないから良い。とかく情緒に溺れがちなこの曲をスタイリッシュにまとめている。勿論人工的な誇張はなく、天衣無縫な息遣いの中に曲のロマンティシズムを開陳するから凄い。第4楽章は通常より遅めのテンポだが、モヤついておらず、落ち着き払った演奏だ。だが何より、第1楽章再現部や第3楽章!この際限なき美しさを何と評せば良いのだろう……

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     2007/08/30

    追記。いつの席上だかは定かではないが、ホロヴィッツは弾き間違いへの攻撃を躱して、次の名言を残した。“Perfection itself is imperfection”(完全であること自体が、不完全なのだ)。楽譜通り完璧に弾いただけでは得られない何かを、ホロヴィッツは求めていたのである。一つひとつの音にどれだけの感情を込められるか、彼の演奏からそういう真摯さがヒシヒシと伝わってくる。確かにミスタッチも散見されるし、誇張ともとれるところもある。だが、それだけで“ヒビ割れた骨董品”扱いするのは如何なものか。私にしては、正確さばかり追求して何の感情もない演奏の方が、よっぽど歪だと思うが……。

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     2007/08/25

    多くの賛否両論が持ち上がるのは、それだけ大注目の名盤であるという何よりの証だ。みんなが「へぇ〜いいんじゃないの?」と反応するCDは大概良くない。第二楽章での深みの面ではやはり今一歩だが、両端楽章での狂乱ぶりは凄い。「強引」であると判断し敬遠する向きもあるだろう。しかし、オケが恥も外聞もかなぐり捨てたような響きを出せることこそ“クライバー・マジック”なのだ。それと初心者向けに一言。これは最近注目のベト7ですが、某ドラマでの演奏とは余りに次元が違います。くれぐれも火傷せぬよう。

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     2007/08/20

    奇を衒うことなく、この曲の美しさと深さを同時に引き出し得るのは、シェリングをおいて他にいないのではなかろうか。あの癇癪持ちで気難しいベートーヴェンも、ここまで甘美な音楽を描けるのである。そこにはある女性への思慕があったという。この演奏を聴くと「女性への愛は、天才の帆を膨らませる風である」という名言を思い出す。

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     2007/08/15

    驚愕的な音質だ。これを聴くと、この時代以降のEMIレーベルの他の録音は、何か技術を持て余しているような気がする。あるいはリマスタリングの腕の所為か。折角なら他の盤も、これくらいの高音質で残して欲しかった。とにかく、耳を疑うこと間違いなし。演奏はタイトで厳しく、限りない気迫を感じる。但し、これが最高の名盤か否かは、聴き手の度量に委ねる。だって《第九》は名盤が多いんだもん(笑)

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     2007/08/14

    これは名演!シェリングは後にハイティンクと録音しており、そちらも味わい深い演奏であるが、気迫の面ではやはりこちらのライヴ録音が上だ。シェリングは特に間合いのとり方が絶妙で、まるで雄弁に語り掛けるようだ。技巧一辺倒の雑技団的趣向とは訳が違う。バックを務めるクーベリック/バイエルン放送響も、晩秋の夕映えを思わせる情感に満ちた響きを出してくれる。何より録音が優秀で、美しい音楽世界を心行くまで堪能させてくれる。

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