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つよしくん さんのレビュー一覧 

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     2009/07/12

    マーラーの弟子でもあったワルターによる第2のステレオ録音が残された意義は大変大きい。しかも、当時の手兵であるコロンビア交響楽団ではなく、ニューヨークフィルとの録音が残されたのも、曲が合唱付きの大編成のオケによる第2であるだけに大変理想的。もちろん、ステレオ初期の録音だけに、音質に多くを望むことはできないが、それでもBlue-spec CD化によってかなりの音質の向上が見られるようになったのは嬉しい限りだ。演奏は定評ある名演だが、一言で言えば、第2を得意としたバーンスタインの名演などとは異なり、決して大言壮語しない、言わば「よき中庸」を得たマーラーと言ったところだろう。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/12

    聴き終えて正に茫然自失。強烈無比な秀演の登場だ。相当に快速の演奏ではあるが、その中での緩急自在の目まぐるしく変遷する大胆なテンポ設定、悪魔的な大強奏からささやくような最弱音に至るまでの驚異的なダイナミックレンジ。癌が発見される直前のテンシュテットの生命力に満ち溢れた完全燃焼の熱狂的な指揮が、マーラーの全交響曲の中でも最も激情的な第6の真の魅力をとことんまで表現し尽くしてくれている。こうなると、どこまでがマーラーの音楽で、どこまでがテンシュテットの音楽かわからなくなる。指揮者と作曲家の最高の幸福な出会いがここにある。テンシュテットの激しい指揮に一糸乱れぬアンサンブルで必死についていったロンドンフィルの大熱演にも、最高の評価をしたい。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/11

    ボレロ以外は比較的穏やかな音楽を選曲しているが、どの曲もクライツベルクが、北ヨーロッパのオーケストラならではのややくすんだ音色で、フランス風のエスプリに満ち溢れた演奏というよりも、むしろがっしりとしたゆるぎない造型の下、ドイツ音楽風の渋く、かつ重厚な演奏を繰り広げている。したがって、フランス音楽としてはやや異色の演奏とも言えるが、私としては、クライツベルクのドイツ音楽風の個性的なアプローチには、新鮮な魅力を大いに感じる。

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     2009/07/10

    第4とマンフレッド序曲が超名演。両曲をカプリングしたCDでは、歴史的名演の誉れ高いフルトヴェングラー盤があるが、クーベリック盤は十分にそれに匹敵する名演だと思う。ライブでこそ力量を発揮するクーベリックではあるが、本盤では、スタジオ録音でありながら、ライブのようなノリで緩急自在の熱い演奏を繰り広げている。これに対して、第3はクーベリックとしてはややおとなしい演奏。ホルンの朗々たる響かせ方など聴かせどころは満載だが、テンポ設定のやや作為的な面も含め不完全燃焼のきらいがあるのは否めない。

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     2009/07/09

    選曲の妙、指揮の魔術、オーケストラの技量など、すべてが高水準でまとめられた永遠の名盤。クリーヴランド管弦楽団はセルの楽器と言われたが、そのことを本盤は如実に証明しており、金管の最強奏から弦楽器による最弱音に至るまで、セルによって鍛え抜かれたアンサンブルはいささかも弛緩することはない。セルのCDはかなりの点数がSACD化されているが、本盤はなぜかその対象から除外されていた。Blue-spec CD化は満点とは言えないが、それなりの音質の向上がなされており、一定の評価をしたい。

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     2009/07/07

    晩年のジュリーニならではのローテンポによる演奏だが、メインの交響曲ニ短調はややもたれる演奏だ。VPOならではの美音を生かしつつ各楽章の名旋律をよくうたいあげているが、盛り上がりの箇所も、強奏することを避け、オーケストラ全体の音色をオルガンのような響きにマイルドにブレンドしている。しかし、テンポ設定があまりにもゆったりし過ぎているせいか、こうしたアプローチにはどこか違和感が漂う。フランクはブルックナーではないのだ。むしろ、カプリング曲の交響的変奏曲の方が、こうしたアプローチに適合しており、知られざる名曲に光を与えてくれたことを高く評価したい。

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     2009/07/06

    第4は、近年ではムラヴィンスキーの東京ライブ盤や、クライバーのライブ盤などのきりりと引き締まった演奏がもてはやされる傾向があるが、本盤のワルターのトラディショナルな名演を聴くと、懐かしい故郷に帰郷したようなほっとした気持ちになる。どの一部をとってもふくよかな木の温もりのようなものが感じられ、かといっていざという時の迫力にもいささかの不足はない。第5にも同様のことが言える。Blue-spec CD化も、第4ではややテープヒスが目立つものの、全般的に音質が向上しており、名盤としての価値をより一層高めることに貢献している。

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     2009/07/05

    「子供のために」という表題だけあって、バルトークとしては実に親しみやすい作品だ。もちろん、バルトークだけあって、単に親しみやすいだけにとどまらず、ハンガリーの民謡の要素を巧みに採り入れている大芸術作品であることは間違いないと思う。そんな作品で、コチシュは聴かせどころのツボを心得た絶妙の名演を成し遂げている。リマスタリングによって高音質化が図られているのも嬉しい。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/07/05

    第1楽章は普通の出来。これは平凡という意味ではなく、ジンマンの個性が出ていないという意味。それが第2楽章以下では、漸くジンマンの個性が表れてくる。緩急を際立たせたテンポ設定の妙、対旋律の驚くような活かし方、うなるような重低音、天国的な美音、そして木管や金管の不思議な音色、カウベルをはじめとする打楽器の響きの面白さ。これらを、SACDマルチチャンネルによる明晰な録音により、我々聴き手にダイレクトに描出してくれる。好き嫌いが生ずる演奏であるとは思うが、佳演との評価を下すのには躊躇しない。

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     2009/07/05

    実に迫力のある壮麗な名演だ。ショスタコーヴィチの第10には、ムラヴィンスキーやカラヤンなど名演が目白押しであるが、ビシュコフも、決して負けてはいない。それどころか、指揮者としてはまだまだ若いビシュコフがこれだけの名演を成し遂げたことを大いに評価すべきであろう。SACDマルチチャンネルによる極上の録音が、この名演の素晴らしさを更に後押ししてくれている。グラナートによる前衛的な作品も、カプリング曲としてはぴったりであり、選曲の面におけるセンスの良さを大いに感じる。

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     2009/07/05

    天上から降り注ぐかのような児童合唱と女声合唱の何という純真無垢な響きの美しさ。SACDマルチで聴くと、奥行きのある録音と相まって、部屋全体が静謐で敬虔な雰囲気で満たされる。輸入盤であることや、知られざる作品であることもあり、歌詞などはよくわからないといったハンディがあるが、それを補って余りあるほどの至福の感動を我々聴き手に与えてくれる。また、どの曲も、他のジャンルで相当に前衛的な作品を作曲しているバルトークの作とは信じられないくらいの親しみやすい作品の数々であり、それも本盤の魅力の一つだ。

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     2009/07/05

    第40番は実にゆったりとしたテンポだ。しかし、チェリビダッケのように決してもたれるようなことはなく、また、晩年のべームのように曲想が硬直したりすることなく、冒頭から終結部までモーツァルトの音楽の優美さに安心して浸ることが出来る。他方、第41番は中庸のテンポによる壮麗な演奏に仕上がっており、正にジュピターという愛称に相応しい。いずれも、クーベリックならではの名演であり、モーツァルトとの抜群の相性の良さを感じる1枚だと思う。Blu-spec CD化によって、従来CDよりも更に音像が明晰になったのは嬉しい限り。

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     2009/07/02

    晩年のジュリーニらしいゆったりとしたテンポによる壮麗なバッハだ。もともとオペラを得意としたマエストロらしく、声楽の扱いの巧さには抜群のセンスが感じられるが、併せて、晩年のジュリーニ特有のゆったりとしたテンポによる演奏様式が、バッハの宗教曲との絶妙の相性の良さを感じさせる。ミサ曲ロ短調でこれだけの名演を成し遂げられたことに鑑みれば、マタイ受難曲でも相当な名演が可能だったと思われるが、それを果たさずに引退してしまったのは返す返すも残念なことである。ジュリーニの録音への完全主義を考えると、マタイは到底実現困難だったのかもしれないが。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/30

    第1楽章はいかにも音が悪く批評にも値しないが、なぜか第2楽章以下は俄然音質がよくなり、それとともに演奏にも熱を帯びてくる。決して凡演というわけではなく、それなりの佳演であるとは思うが、フルトヴェングラーには、44年のウラニアのエロイカや、52年のスタジオ録音盤という2大名演があり、そうした中でのこの50年盤の存在意義は、フルトヴェングラーのファンでもない限りは、正直疑わしいものがあると思う。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/06/29

    両曲とも素晴らしい名演だ。第25番は圧倒的な迫力で開始されるが、そのあとに続く若き日のバレンボイムのピアノは何と典雅な魅力に満ち溢れていることか。これは、第26番にも言えることで、モーツアルトの音楽の魅力を、恣意的な表現に陥ることなく、ダイレクトに我々に伝えてくれる。バレンボイムは後年、両曲をベルリンフィルを弾き振りして録音しており、それも高水準の名演だと思うが、この曲はこう解釈するというバレンボイムの自己主張がやや際立ち、本盤のような一種の初々しいとも言うべき魅力にやや欠けるきらいがある。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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