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Seiru さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/11

    元の盤を所持していない若造のレビューで申し訳ないですが、なかなか面白い録音です。率直な感想を言えば「超高音質の、しかし昔ながらのハリウッド映画然としたアナログライクな音」が眼前に広がります。
    解像度は非常に良好ですが非常にデッドかつニアーな録音であるためこのような感想になりますし、奥行きのある実演のような音響を求める方には向かないかと思われます。しかしグランドキャニオン組曲にはこの超デッドな音響がプラスに働いているようで、実際に屋外…グランドキャニオンで演奏したらこう響くんじゃないのかとさえ思えます。日の出におけるフルートの歌い方なんてまるでピクニックに来たかのよう。
    アメリカンな、ハリウッドライクな、まさに本場物のグローフェを、しかも本人の指揮で楽しめる。万人受けする録音とは口が裂けても言えませんが、こういうのもありなんだな、と思った盤でした。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/11

    この3曲をカップリングしたCDにはマッジーニ四重奏団の他に、Nimbusから出ているメディチ四重奏団(残念ながらhmvでは取り扱いなし)、イギリス四重奏団(廃盤)の二種類がありますが、このうちメディチ四重奏団の録音は作曲者未亡人アーシュラ・ウッドや四重奏曲第二番の被献呈者であるジーン・スチュアートの監修を受けたメディチ四重奏団のものが、解釈・演奏・技術・録音ともに群を抜いています。恐らくメディチ四重奏団は現在流通しているぶんで在庫が終了すると思われますので、それが手に入るうちはそちらを買い求めるのをお勧めします。
    曲に関しては幻想五重奏曲、弦楽四重奏曲第一番はラヴェル師事から間もない作品であり、そこから学び取った語法とヴォーン・ウィリアムズらしい旋法性に溢れた(懐かしくもあり土臭い)旋律美に浸ることが出来ます。作曲技術的にも特に四重奏曲一番の終楽章などにその妙技を垣間見ることが出来、スコアを片手に分析するのも面白い作品です。
    弦楽四重奏曲第二番は晩年の作であり、交響曲第九番と作風の類似が見られます。「暗く謎に満ちた」作品ですが、表題である「ジーンの誕生日に」を噛み締めて聴いてみてください。いずれその真価がわかることでしょう…

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/11

    ウェンロック・エッジのために購入。
    曲の素晴らしさは言うまでもなく、それにしてもティルブロックのピアノとギルクリストの奥行きのある声がほんとうに素晴らしい…田園交響曲のような深遠で清澄な響きの海に沈むことが出来ます。やはり白眉はブリードンの丘。
    ヴォーン・ウィリアムズにハマっている方は是非とも備えていただきたいCDです。LINNの持ち味である解像度良好かつ素朴な響きの録音はこの盤でも健在でSACDとしても良質。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/07/08

    演奏自体はビクターから発売されている同全集と同じもので今更評しようがない素晴らしい物ですがPentatoneがリマスターしており音質は数段上。この時期の録音としては非常に鮮明です。
    ただ元のビクター盤を手放してしまい比較できないのですが、いくら旧東ドイツのオケだからってピッチこんなに高かったっけ…?音感上耳の良い方は違和感を感じるかもしれません。
    また序曲集は付属しておらず値段も割高です…がリマスターそのものには値段以上の価値があったのも事実。ゲヴァントハウスの妙技を存分に堪能しましょう。

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     2014/02/10

    ため息の出る美しさ。現代にこんな清澄たる作品があるとは驚きました。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/02/10

    アルバム「Wreckage」やアニマトリックス、GT3に提供された曲で有名なイギリスのDJ、Rob Overseer氏とは全く別のアーティストであり、ジャンルも異なります。念のためそこだけはご注意を。

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     2012/04/12

    SACD2chで聴いておりますがこちらの再生装置では特にノイズというものは感じられません。交響曲第一番についてのレビューですが、素晴らしい出来栄えです。第一楽章がやや軽めな感じもありますが、第一楽章コーダのトランペットの見せ場や第二楽章での打楽器群の大暴れっぷりが気持ちいいし、第三楽章の弦の美しさときたら…!そして録音の良さが半端なく、楽器の定位が非常に明確で、パートから別パートへのパッセージの受け渡しが多い今作では非常に良い効果を果たしています。ブラビンズも(さすがにバルビローリには及ばないですが)旋律的なテクスチュアを程よく歌わせながら組み上げることに成功しています。個人的にはヒコックスのSACD盤よりお勧め。難点は手に入りにくいことくらいです。また録音明瞭のため資料的価値も非常に高く、楽譜が全て見える演奏と言っても過言ではないでしょう。それだけで★5の価値は十二分にあります。素晴らしいです。名演です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/11

    「これこそフォーレだ」と文句なしに言える名演。非常に美しく、禁欲的で、慈しみに溢れた演奏です。合唱としてこの作品の演奏に参加したことがあるのですが、その時に本当のこの演奏の良さに気付かされた感じがします。コンサート・ピースとしてではなく、真の意味でレクイエムとして演奏しようとした指揮者の考えが垣間見れます。そして独唱者のエルツェも素晴らしい。彼女はシュテンツ指揮のマーラーチクルスに参加し素晴らしい歌唱を見せていますが、ここではどこか控えめに、献身的に、美しく寄り添っています。合唱は今まで入手した盤の中でもっとも美しいと思えました。一般的な名盤と比べて派手さには欠けますが、「この曲で表現した死とは、一種の喜びである」と言ったフォーレの意思は、数多ある演奏の中でこのCDにこそ表現されていると考えられます。この作品が本当に好きであるとか、或いは演奏した人にこそ聴いてほしい。そう感じさせてくれる、祈りに満ちたフォーレです。カップリングもパヴァーヌ始め秀逸。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/11

    曲、演奏の魅力がそのまま生きながらも非常に鮮明になりました。むしろ演奏の魅力は跳ね上がったと思います。ノイズもなく非常にクリアなテンシュテットは、「復活」ライヴ盤と同様に非常に貴重です。この盤は全集としてセッション録音されたものですが、その全集を持っている方ならわかるかと思いますが、テンシュテットの生きたマーラー解釈はライヴに負けず劣らずこもっています。今さら言うことはありませんが、この盤に収録されている演奏は屈指の名演。テンシュテットは録音が始まって以来の世界最高のマーラー指揮者であることを疑うことはできません。10番アダージョに関して言えば、Altusのウィーン・フィルとの4年後のライヴ演奏もありますが、オケの質と相思相愛、或いはライヴとセッションどちらをとるか?という選択肢から、甲乙付けがたいものになっていると思います。いい買い物をしました。これで晩年の「巨人」「悲劇的」「夜の歌」ライヴ盤が出たら、絶対衝動買いしてしまいそうです。EMIはいい仕事をしたと思います。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/11

    SACDで再購入しました。録音に関しては今更何も言うことはないと思います。SACDになって非常に奥行きが広がるようになりました。それにしてもツィメルマンとの「ピアノ協奏曲第一番」でも垣間見えましたが、ラトルとベルリン・フィルのコンビは本当にブラームスと相性が良い。奇矯な解釈ではありませんが、インテンポ気味の縦型演奏が多いブラームスへの見方に一石を投じる様なテンポ変動を以て、ブラームスの本来重々しかった交響曲に躍動感、生命力を与えています。それでいて縦の線も一切崩れないのはラトル、ベルリン・フィルも手腕もさながら、やはり相思相愛であるからか、と感じさせてくれるほどオケが献身的。そして自重もなく鳴り響く金管。あれ、ブラームスってこんなにかっこよかったっけ?と自分に問うてしまうような名演です。面白いです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/11

    昨年N響との復活を生で聴きましたが、アンサンブルの乱れから解釈は面白くとも好演とは言えないものでした。が、ここではシュテンツは同じ解釈のもと数段上の統率力を見せてくれていて、やっと彼の本当に表現したい「復活」が見えた気がします。主にテンポ面での解釈が独特ですが、決してそれが違和感のあるものではなく、そしてそれがある種非常に指揮者マーラーらしいとも言える草書的な、しかし冷静に計算された指揮ぶり(ある意味、シュテンツは非常にロマン主義的な指揮者なのかもしれません、レパートリーは現代物も多いけれど)。それでいて崩壊しないギュルツェニヒ管の訓練された美しいアンサンブル。5つの合唱団を合わせた壮大な復活合唱。明らかにこれが自分の知っている中で3本の指に入る名演であると評価できます。エルツェ、シュースターも素晴らしい。因みに、自分の中では復活のタイプは2つのタイプに分かれます。1楽章の練習番号18、291小節からの展開部終盤に2つの「’」がついています。そこで一旦音楽を止めるか否かが分かれ目です(この演奏は止めないタイプです)。止めるのはノイマン、ヤンソンス、テンシュテットなど。止めないのは小澤征爾など。個人的には前者はテンシュテット/LPO(89Live)、後者は小澤SKO盤が一番いいと感じていましたが、その小澤盤と十二分に張り合える演奏です(解釈がだいぶ違う分、甲乙付けがたいですが、合唱はこちらのほうが上)。また、マルチで聴いた際の終楽章バンダの響きがとても美しい。OEHMSの音は良いものが多いですが、流石ですね。文句なしに名盤です。濃い復活が聴きたければ、テンシュテットもいいですが別の解釈からアプローチするこちらも手にとってみては?

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/08/13

    演奏について「曲の本質ではない演奏」という評がちらほら見られるが、ショスタコーヴィチとレニングラード・フィルは紛れもなく初演者であり、「そうじゃない!」と言わせたなどの数々のエピソードからショスタコーヴィチ本人の楽曲に込めた意思はムラヴィンスキー本人に伝わっていると断言できる。テンポ的な解釈はライナーノーツに書かれている通り特に第四楽章冒頭で変質が見られるものの、全体的な構成感やその歌い回しでは今録音されている全ての「革命」を通して変わらない一つの頑固なる意志が見て取れる。それを以て「曲の本質を掴めていない」というのは何事か。作曲や指揮を専門的に学んでいる者として断言できるのは、作曲者の意思が現れる演奏こそ最も本質的な演奏なのである。別な解釈からのアプローチを行った演奏は否定しないし、もし私が自身の作品の奇異な解釈に出会ったとして、それが面白いものならば面白いと思うだろう(事実、奇異な演奏というのは様々な淘汰の中で生き残ってきた演奏のみを今耳にすることが出来るのである)。しかしそれによって刷り込まれたイメージのみを以て作曲者のアドバイスをも受けたこの初演者の演奏を「曲の本質ではない」と評するのは作曲家ショスタコーヴィチにも失礼である。もし本当にそれでも本質的でない演奏と思うのであれば、それはショスタコーヴィチのアドバイスを受けていない第三者が誇張した演奏を最も本質的だ!と評しているということで、本当はそれこそ本質的ではないということを自覚するべきである(より以前のムラヴィンスキーのほうが本質的であるというならばそれに文句はないが…)。自分はムラヴィンスキーの生前にはまだ生まれていなかったので、その音色を生で楽しむことなど勿論無かった訳だが、ショスタコーヴィチやムラヴィンスキーを語る書籍においても、ムラヴィンスキーはやはりショスタコーヴィチの意思を具現化するに最も相応しい役柄を演じている。同じソ連の人間同士、解釈や楽器の歌わせ方にもその「血」の色が透けて見えるようである。テンポは早いが、初演者であることを抜いてもその音色一つ一つにこもる説得力には圧倒的なものがある。そしてアンサンブルには鉄壁というより、最早一心同体なのではないかと思われるほどの統率力、素晴らしさがある。このような圧倒的な演奏力と、作曲者の薫陶を程度は兎も角受けている初演者としての流石の説得力。これを以て、この演奏は間違いなくその究極点に位置するものであり、それがリマスタリングされ最高の音質で味わえる事に対して、提供のNHKや発売元のAltusに大きい敬意を表したい。それだけで☆5といえる素晴らしさがこの名盤には存在する。録音はアナログライクで生々しく、最新DSD録音には敵わないものの楽器の響きやムラヴィンスキーの見通す楽曲解釈の構成を隅々まで味わうことが出来る上質なものである。ただ若い耳には少々マスターの高音域、金管やシンバルの強奏が耳に刺さる部分があったので、音質調整にもう少し配慮が欲しかった(ユニバーサルのシングルレイヤーSACD、エソテリックのSACDにはそういった配慮がある)。

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     2011/08/13

    大編成の「惑星」のSACDの中でも、ハンドリー盤(rpo)やロイド・ジョーンズ盤(NAXOS)が廃盤となった現在では、このSACDが最も演奏、録音両面で優れています。イギリスで活躍する韓国籍の若手指揮者ジョン・ヴィクトリン・ユウの解釈は「曲の演奏効果を引き出す」事を基調に置いた荘重なもの。テンポの差異は結構激しいですが、音響的にはカラヤンの名盤を思い出させる素晴らしい迫力があります。テンポは標準からやや遅く、「火星」においては同じくSACDのA.デイヴィス盤より1分ほど遅い演奏になっています。しかしジョンは楽器の鳴らし方をしっかり心得ており、デイヴィスよりもスペクタクル的な迫力が溢れるジュリーニ的な重さと持ち味があります。SACDの「火星」で最も満足しました。オルガンは別録りとのことですが、EXTONのミックスは素晴らしく溶け込み存在感も失っていません。特に素晴らしいのは「木星」。有名な第四主題では素晴らしくカンタービレな歌い回し!デッドな音響で軽すぎたデイヴィス盤を置き去りにする素晴らしい音楽、音響空間。そしてEXTONの素晴らしい録音技術がそれに更に磨きをかけます。楽器が全てしっかりと聞き取れるのです。全体として、この指揮者の強みは演奏効果の引き出しがとても上手いと思いました。特に強弱のメリハリのつけ方が良く、それでいて一切の迫力を失わない工夫も忘れていません。カラヤンBPOの惑星がSACD化されたら私はさすがにそれをファーストチョイスに推しますが、SACDを除いてもそれに次ぐ演奏内容を持ったこの盤を今はファースト・チョイスに薦めたいです。併録の日本組曲も素晴らしく、名盤です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/02/01

    アムランはやはりHyperion在籍のせいかかなり過小評価なピアニストだと思います。メジャー・レーベルではないせいか地味なこの録音ですが、中身は同曲屈指の名演と評価していいでしょう。ただしアメリカ圏のオーケストラの中でも特にアメリカらしさが際立つのがリットン&ダラス響。「重々しいドイツらしさ」そのものは期待しないほうが無難ですが、オケパートはブラームスらしからぬ軽やかさが逆にこの曲には大きなプラスの魅力になっていると思います。そしてやはりアムラン。世界最高の技術を持つピアニストとして有名ですが、それ以上に「クールだけれども、過剰ではない」演奏が技術の波と共に迫ってきます。いまいち通にしか知られていない感のあるアムランですが、やはりポリーニ、リヒテル等と並びつつも違った形での洗練された音楽様式を持つ世界最高峰のピアニストとして差し支え無いと思います。入荷しにくいのが難ですが、ブラームスとしてはかなりの名盤。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/01/19

    録音もさることながら、有名なプレヴィンの全集をも凌駕する圧倒的な名演には驚嘆するばかりです。エド・デ・ワールトはオーケストラビルダーとしての傑出した面がよく取り沙汰されますが、その卓越した手腕はこの録音における異常なまでに精緻な統率力やオケの超絶技巧は交響曲第二番を聴けばよくわかるはずです。弦のトレモロが混濁せずにきちんと刻まれてしまうさまは驚愕の一言。そして重さも適度で聴き飽きしない程度にロマン的です。特に秀逸なのは交響曲第二番のフィナーレ、全く乱れない最早機械とも言うべき弦の統率!しかし爆発的な高揚感は捨てず、終結時のオケ、ティンパニの刻みがここまで清々しく終わる演奏は今まで聴いたことがありません。以前第二番はゲルギエフLSO盤を高く評価しましたが、それを遥かに超える名盤です。それ以外の交響曲も、プレヴィンではやや難渋な部分が残っていましたが、それが解消された好演です。「鐘」が入っていないのだけが残念ですが、この出来にはただただ凄いとしか言えません。

    11人の方が、このレビューに「共感」しています。

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