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遊悠音詩人 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2008/02/26

    それにしても、録音の悪さは如何ともしがたいですね。まるでテープノイズの抜けたモノラル録音のようです。それから、クーベリックだからとか、チェコ・フィルだからなどという理由で手放しで賛辞を贈るのは止めましょう。あるいは、歴史的事実や逸話を前に無条件でこの演奏を受け入れるのも、個人的には避けたいと思っています。さて、クーベリックで《新世界より》を聴くなら、他のレビューにもある通り、バイエルン放送響との80年ライヴ(ORFEO)が超名演ですし、チェコ・フィルで聴きたいのならノイマンとの93年ライヴ盤(DENON)が音質面でも優れた一枚です。あるいはアンチェル盤(SUPRAPHON国内盤)も良いかも知れません。因みにクーベリックの最晩年の名演といえば、91年の来日公演(スメタナ:我が祖国/Altus)くらいでしょう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2008/02/26

    いわゆるアクロバットが大好きな人には堪らないでしょう。しかし、それはリスト辺りでやればよいことであって、チャイコフスキーやラフマニノフになるとただ忙しないだけの演奏になってしまいます。チャイコフスキーもラフマニノフも、技巧の華やかさは勿論ですが、それ以上に、ロシア的哀愁や歌心の表出が肝要になっています。独特の内声部を持ち、ノーブルでリリカルな雰囲気があるこれらの曲の真の味わいを無視してでも、技巧の凄味を求めたいのなら、どうぞご自由に聴けばよいでしょう。確かに凄まじい程のテクニックと暴発性はありますからね。しかしそれだけでは音楽とは言えないのではないでしょうか。

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     2008/02/23

    ラフマニノフの愛弟子であるホロヴィッツ、若き日に作曲者のピアノでこの曲を振ったこともあるオーマンディ、そして全盛期のNYPが、カーネギーに集った!しかもホロヴィッツの米国デビュー50周年という記念のコンサートです。どのような思いでステージに立ったのでしょうか。特別な場所、共演者、曲目と揃ったときに、普通の演奏会では考えられないような興奮や空気が満たされるのです。ライヴゆえ、あるいはホロヴィッツの老衰ゆえミスタッチが散見されます。それでも、ラフマニノフの溢れんばかりの濃厚な詩情をここまで放出させた演奏は他になく、忘れ得ぬ名演と言えましょう。マルチ・チャンネル・トランスファーによってバランスが大幅に改善された音響も魅力です。併録のソナタも、超絶的でアグレッシヴな演奏です。

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     2008/02/23

    情熱的な演奏で言えば、恐らくロジェヴェン/レニングラードPOのロンドン・ライヴ盤が最右翼でしょう。あるいはベーム/チェコPOのザルツブルク盤もよいかも知れません。しかしロジェヴェン盤は決して音質が良いわけではないし、ベーム盤も71年の録音ですから、最新のデジタル録音で聴けるチャイコフスキーの第4番ではこのヤンソンス盤が筆頭と言えましょう。とにかくメリハリが凄く、うねるようなオケからは並々ならぬエネルギーと高度なアンサンブル力を感じます。併録のピアノ協奏曲も、アグレッシヴな魅力があり、ブロンフマンの勇猛果敢なアプローチが光ります。二曲とも終演後の拍手まで収録しており、実演の興奮をダイレクトに伝えます。

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     2008/02/21

    歴史的名盤中の名盤として名高い一枚だけれども、今となっては価値が乏しいように思います。音質もいい訳ではないし、むしろギクシャクとした印象を否めません。超名曲《ボレロ》にしても、特に金管が最後までついてきておらず、ピッチは外すし息は続かないし、苦し紛れの阿鼻叫喚のように聞こえてしまいます。肝心なスネアドラムもリズムがもたつくところがあり、感心しません。「コンセルヴァトワールだから、クリュイタンスだからフランス物は凄いんだ」と手放しで絶賛するのもどうかと思います。ただし、ラヴェル入門には可。よってOK。

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     2008/02/19

    なるほど、解釈が割れるのも無理はないですな。「スクロヴァチェフスキさん、ちょっと冷静過ぎやしませんか?」という意見がある一方、ミュンシュに代表される爆烈系演奏のアンティテーゼとして支持者の多いことも事実。さて個人的には、《幻想》には破天荒さが命という観点から、どうもこの手の演奏を評価出来ずにいます。盛り上がるべきところで定速走行、金管が張り裂けて欲しいところを室内楽的緊密さでご丁寧にやってしまいます。どう考えてもアヘン中毒に陥った主人公の悶絶が見えてきません。ただし、併録の“ロミ&ジュリ”は秀逸、よってOK。

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     2008/02/18

    「クライバーさん、いくら何でも忙し過ぎやしませんか?」というのが正直な感想。第一楽章など、「田園に着いて、ハラハラとした気分に襲われる」という副題にした方がよい程です。そこには陽光に照らされた瑞々しい田園の情景もなければ、崇高な自然に感銘を受ける様子もありません。農民の集いを表しているはずの第三楽章も、開始から既に雷雨に見舞われるようだし、終楽章からも敬虔な祈りのような歌を感じられません。音質も明瞭さに欠け、オケの縦の線も乱れ気味、この盤のどこが評価に値するのでしょうか。第4&第7が名演だっただけに、一層不満です。クライバーは好きな指揮者なのに…。個人的には、ベーム&VPOの来日公演(77年3月2日)を第一に推薦します。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2008/02/18

    《皇帝》は、ミスタッチが目立つしオケとの絡みもズレが生じている印象を否めません。セル&VPOとの第3番(69年ライヴ)が熱演だっただけに、やや肩透かしを食らいました。しかし、チャイコフスキーは凄まじい!物凄いテンションの高さで、熱く、激しく奏でていきます。第一楽章の終結部など仰け反る程のアッチェレランドだし、第三楽章のピチカートも冴え冴えと響きます。終楽章の疾風怒濤のごとき迫力にはブラボーと叫びたくなる程!それでもテンションの高さではロジェヴェン&レニングラードPOのロンドン・ライヴの方が上手ですが、録音の優秀さは格段に当盤が優れています(ロジェヴェン盤は音割れや歪みがヒドイ…)。更に貴重なリハーサル風景も収められており、ファンにはたまらない一枚と申せましょう。

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     2008/02/18

    怒濤の迫力、求心力、そしてウィーン・フィルの底力!《運命》は数多の名盤がありますが、ステレオ時代では随一の出来と言えましょう。特に終楽章のコーダは仰け反る程に驀進します。ギレリスのピアノも、強靱な打鍵でガツンと聴かせます。総じて、実に男性的な演奏が収められた一枚と申せましょう。ライヴならではの臨場感も特筆されます。また、収められた三曲はともに“短調→長調”“暗→明”という流れを持っており、しかも全てベートーヴェンということで非常に一貫性があります。特にコンサートを《エグモント序曲》で開始させる辺りは、プログラム構成の妙を感じざるを得ないでしょう。

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     2008/02/18

    笑里さんの魅力がいっぱいに詰まった一冊です。しかしくれぐれも、彼女を「ヴァイオリンを弾けるアイドル」とみなすことだけは避けて欲しいと思います。笑里さんの演奏を聴けば、まさに才色兼備のヴァイオリニストであることが分かるはずです。もっとも、ややポルタメントが多過ぎたり、表情付けが甘過ぎたりするきらいはありますが、それは今後の成長と共に改善されるでしょう。彼女の演奏には、初々しさや清楚な雰囲気と、そこに垣間見える情熱や秘めた想いの同居に特色があります。それは写真にも言えることで、あどけない一面があるかと思えば思わずドキッとするほどの色っぽい表情を見せるのです。旧来型の音楽ファンからすると、いかにもアイドル的な表情に困惑するかも知れませんが、逆に従来にはない路線を行っているという意味で、興味深い演奏家と言えそうです。そんな彼女の生い立ちやヴァイオリンに対する想いが、この一冊で分かります。キラキラと輝くような魅力的な一冊です。

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     2008/02/12

    何と豊麗で、何と悦ばしく、何と歌に満ちた演奏なのでしょう!オイストラフのヴァイオリンは、筆舌に尽くし難い程素晴らしいです。最近は、テクニック一辺倒だったり、曲がいいからといって何も考えずに弾いたりするヴァイオリニストが多く、非常に残念に思います。ここでの演奏は録音から半世紀近く経ちますが、現代には求めようのない魅力があり、むしろますます生彩を放っていると言えます。因みに、某評論家が指摘するように、ソニー・クラシカルのアナログ復刻は新しいリマスタリングの度に音が悪くなる傾向にあるようです。私自身もかつてDSD盤を聴いていましたが、妙チクリンな音響や過度なヒスノイズに耐えられず手放しました。そこへいくと当盤はより生々しく聞こえます。併録のピアノ協奏曲はキラキラとしています。水晶という表現、いいですね!ライヴゆえのノイズがある分、終演を待ちきれず最後の和音の全奏と共にブラボーの嵐となる臨場感にも優れています。こちらも音質良好です。

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     2008/02/12

    旧盤と比較してみると、ハイティンクをバックにつけた当盤は、緊迫感やメリハリといったものが少し不足気味に思われます。ただしこれはシェリングの所為というよりむしろオケ側に原因がありそうです。旧盤のS=イッセルシュテットの場合、第一楽章冒頭にティンパニによって提示される5つの4分音符のリズムを常に強調しています。強弱のメリハリも見事です。そこへいくとハイティンクの指揮は何かインパクトに欠けます。シェリングの70年代がつまらなく感じるのは、バックのお陰かも知れません。70年代でも他の人と組んだライヴなどは凄い気迫です。

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     2008/02/12

    ライヴならではの気迫と、完成度の高さ!シェリングのヴァイオリンの美しさは格別です。甘すぎず渋すぎず、自然な歌心を発露しています。もしこの演奏を前にして、現代楽器か古楽器かという議論をする人がいるとすれば、それは余りにも陳腐なお話と言わざるを得ないでしょう。大切なのはバッハの音楽からどういうメッセージを感じ取り、聴衆に伝えていくかということ。シェリングは奇を衒わず、真摯に曲と対峙しています。優秀な録音も特筆されます。また、シェリングの肉声が収められていることは、ファン垂涎と言えましょう。

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     2008/02/07

    「うーん…何もここまで誇張しなくても…」というのが正直な感想。やはり《ボレロ》てルバートするのはご法度です。一定のテンポでギリギリまで粘るからこそ、コーダ以降が印象的になるのだし、ラヴェル自身もそれを望んでいたはず。《スペイン狂詩曲》の夜の不気味さは確かに凄いけれど、《ラ・ヴァルス》になるとやり過ぎです。《ラ・ヴァルス》はもともとウィーン礼讃の曲として着想されながらも、大戦の爪痕から“死の舞踏”としての香りを持つに到った曰く付きの曲ですが、そうしたほの暗さを、テンポを動かしまくるような安易な誇張で描くのでは、いささか幼稚ではないでしょうか。押し付けがましいデフォルメによらず、さり気なく、しかし思わずゾッとするような瞬間を作れる指揮者こそ、本物だと思います。

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     2008/02/04

    バーンスタインが、マーラーと一体化し全身全霊を注ぎ込んだ命懸けの演奏です。最近は、スコアに忠実なだけで中身の乏しい演奏がはびこっています。そういう演奏を好む人の言い分をざっと挙げると「表面的な感情表現を排除している素晴らしい演奏」「感情表現が濃厚なものは破綻する」「曲自体が骸骨のような曲だ」云々。そしてバーンスタインの演奏を「口説い」とこきおろす訳です。嗚呼、何をかいわんや!マーラーは多分に分裂的傾向を持ち、死を痛烈に恐れた人です。彼の人生そのものが曲に表れているのならば、単に理路整然としている訳がありましょうか?感情表現が濃厚な演奏は破綻する云々といいますが、曲そのものが破綻や混沌を描いているのですから、破綻も混沌もなく、人間的感情

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