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bratwurst さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/03/12

    フルトヴェングラーの原盤を持っている「本家」が、LPを出しました。明晰かつアナログらしい重厚さと暖かさを備えた音で、私のように、CDでは物足りないからアナログで聴きたいという人は、これでもう十分ではないかと思います。

    ただ、あれこれのノイズの向こうに「オリジナルの」音を聴きたいという向きは、中古LP店で一枚○万円とかの輸入初期LPを買うしかないのでしょう。あの「ありがたさ」は、ここにはありませんから。

    何故かこの一点だけがリリースされましたが、あとの主要録音も同様にLP化されることを待ち望んでいます。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/07

    「音質」の高さに天を仰ぎ、「盤質」の不安定さに嘆息しています…。

    2009年に同じAudite社が作成したCDと同一の音源、同一のリマスターから作られたLPですから、ディジタルとアナログの違いだけが問題になります。CDの音の窮屈さが一体何に起因するものか、自分にはわかりませんが、このアナログLPでは、もっと伸びやかな音楽を愉しむことができます。

    全部は聴いていませんが、そのなかではシューベルトのハ長調の交響曲が印象に残りました。この53年9月の演奏は、CDで聴くといつものフルトヴェングラーの「振り付け」でありながら不完全燃焼という印象が拭えません。が、テンポの激変や物々しいスフォルツァンドではないところに、この指揮者の一層の値打ちが聞き取れるのです。これは嬉しい発見でした。同じ録音の協会盤LPとも聞き比べましたが、私の耳には今回のAudite盤のほうが一層クリアで好ましく響きました。

    ですから、このLPセットの音質面での好意的な評価には、ほぼ全面的に賛同できます。ですが、ネットのあちこちから聞こえてきて、私の前のErdingerさんのレビューでも指摘されている製盤面の問題にも遭遇しました。1枚目から盛大な反りがあり、我が家のレコードプレーヤーは苦しそうにトレースしていました。貧乏性の悲しさで、全14枚を一気に聴いてしまうのが勿体無いので、キズ等の綿密なチェックはしていませんが、この様子ではどこかで出くわすのかもしれません。

    この先何年かかけてこのセットを少しずつ聴いていく事になりそうです。上述のような新たな発見が楽しみでならないとともに、製盤上の瑕疵にどこかでぶつかるのではないかと、まるで地雷原で宝探しをするような気分を味わうことになるのでしょう。それもまあ悪くはありません。

    なお、国内仕様製品がこれだけ高価でありながら、製盤に問題があるのは、「内外価格差」が一因とも思えます。原産国の価格は高品質盤のそれではありませんから。この企画の実現には日本からの要請が大きく寄与しているに違いありませんが、関係者には素晴らしい音楽を聞かせていただけたことに感謝申し上げると同時に、次回はこの点をご一考願いたいと思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/02/13

    4晩にわたる演奏のなかで、どうやらオリジナルの録画が残っているのは、ブラームスだけのようですね。ということは、他はすべてテープ消去・再利用されてしまったのでしょう。名画を火に投ずるがごとき行為ですが、当時の情況では止むを得なかったと諦めるよりありません。

    その中で、ブラームスを撮ったテープだけが、どのように「死守」されたか、想像するよりありませんが、あるいは表に出せない方法だったのかもしれません。その方(がた)がどなたか、今でもご健在かどうかも分かりませんが、心より御礼申し上げたいです。35年前、NHKホールに座っていた18歳の自分の耳と心のすべてを共鳴させた音と映像が、こうして蘇るのですから。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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