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kuzu2001 さんのレビュー一覧 

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     2011/01/01

    オーストリア期待のウェルザー=メストがシュターツオパーに着任と同時に任されたニューイヤーコンサートは、彼の生真面目さがややリラックスして、いい意味の気品を保っています。ウィーンのリズムを体で知っている彼ならではの、きちんとしているようでも暖かみのある楽しいコンサートでした。映像監督は、昨年のカリーナ・フィビッヒからブライアン・ラージに戻り、スタンダードな演出。放送では大半がカットされたインターバル映像も含めて、ブルーレイを「買い」です。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/09/01

    プレヴィンのジャズを「趣味の域を超える」とか「本業者に比べ」とかいう枠で語る方がいますが、それはあまりにもひどい誤りで、失礼きわまりない話です。アンドレ・プレヴィンは1950年代から60年代にかけて世界最高のジャズピアニストの一人として活躍していたのですから。
    彼は、映画音楽作曲家としても同じように世界の頂点を極めた後、60年代半ば頃から指揮者(およびクラシックのピアニスト)に専念するようになったのです。それからは、ジャズでの仕事を封印した時期が続きましたが、80年代にエラ・フィッツジェラルドのアルバムでジャズに復帰。以後クラシックとジャズの両方の仕事を並行し、両面で上質な作品を出し続けています。
    彼のジャズは知的と評されることが多いのですが、それは指揮をするときと同様、作曲家であるがゆえの彼の音楽への洞察力の現れです。コンテンポラリーレーベルと契約していたこの時期、このジェローム・カーンや、ヴァーノン・デュークといった作曲家トリビュートのアルバムを録音していますが、いずれも考え抜かれていながら活きのいい躍動感を失わないプレヴィンの音楽です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/27

    これはオペラ映像の頂点と言える作品です。もちろん間もなくDVD化(願わくばBDも)されるであろう2009年11月公演の映像(ライブビューイングも行われたHD収録)に比べると、さすがに20年以上前のNTSC映像は古色蒼然の感を禁じ得ません。さらにひとたび生で体験してしまうと、ゼフィレッリがステージの隅々まで仕掛けた綿密な演出を、クロースアップを多用するブライアン・ラージのフレーミングではカバーしきれていないもどかしさも。しかし、こと音楽の説得力となると、この87年版のほうが上回っているように思います。また、荒唐無稽なストーリーだけに、出演者のビジュアルにも説得力がないとお笑いになりかねないのですが、その点でも87年版のキャスティングは満足できるものです。アンドレア・グルーバーがタイトルロールを歌っている時期に映像収録が行われていれば最高のものになった可能性がありますが、それが夢でしかない以上、このディスクの王座は当分揺るぎはしないでしょう。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/01/26

    購入してみてびっくり。収録曲リストにはなかったMorton Gouldの演奏によるCole Porterの”So In Love”が追加収録されて全21曲。この”So In Love”は日曜洋画劇場のエンドテーマに長年使われてきた1951年発売のモノラル録音。正規CD化がこれまでなかったのでファン垂涎の幻の音源でした。RCAがソニー傘下に入ったおかげで陽の目を見たといえるでしょう。これが聞けるだけでこのアルバムを購入する価値があったというもの。ちょっと偏った評価かもしれませんが、星を大盤振る舞いしちゃいます。

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     2010/01/23

    初登場の2008年以上に表情のたっぷり乗った、サービス満点のプレートル節が楽しいニューイヤーコンサート。今回の特徴は、長年映像監督を務めてきたブライアン・ラージが退き、アシスタントディレクターから昇格したカリーナ・フィビッヒが独り立ちした初回のニューイヤーであること。ムジークフェラインザールにいつもより遥かに明るい照明を持ち込み、小型になったリモコンカメラをフルに活用して、天井近くからのアングルをはじめ新たな視点の映像を多用している。
    おそらく特典映像になるであろうバレエシーンも美術史美術館の正面大階段の吹き抜けなどダイナミックな演出(衣装を担当したヴァレンチノの自己顕示はちょっと興ざめだけど)。アンコールの「美しく青きドナウ」ではドナウの源泉から黒海にそそぐまでの随所の絶景をちりばめる。個人的には「ウィーンのボンボン」で見られた菓子工房のシーンでザッハトルテなどの代表的なウィーン菓子が食欲をそそるけど。
    なによりパッケージ発売で楽しみなのは、TV中継では最後の10分がカットされてしまったメイキング映像が特典収録されるとみられること。コンサートのリハーサル風景はもとより、上記のバレエや風景映像などの撮影の様子がとても興味深かった。これが収録されていないとしたらこのビデオディスクの魅力は半減だろう。
    ところでひとつだけ残念なのは、これだけ見所のある映像なのに、なぜか1月20日現在ブルーレイのリリースが発表されていないこと。ぜひハイビジョンで発売してほしい。でもそれまで購入を待てるかな。DVDのSD画質ということで、星一つ減点します。

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     2009/10/19

    MTTがロンドン交響楽団以後のポストとして、格下と思えたSFSを選んだときは、意外に思ったものだが、このマーラーチクルスを聞いてきて、不明を恥じるとともに、MTTの本意がわかってきた。特にマルチチャンネルで聞くと、音場の見通しがよく、音楽のすみずみに配された仕掛けが手に取るようにわかる。それでいながら、自然な情感がそこかしこに滲み、この曲に期待される高揚感も期待以上。コンサート以外で、これだけすべての条件を満たしたマーラーの「第8」体験は初めて。
    ところで、至る所で「MTT&SFSのマーラー最終章」と喧伝されているようだが、2010年には、真の完結編である歌曲集(リュッケルト、さすらう若者、角笛)が控えている。21世紀最初のディケード(「嘆きの歌」は20世紀だけど)を通してのMTTの仕事を最後まで聞き届けたい。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/08/31

    待ちに待った1982年のMETのラ・ボエームの復活です。1977年のパヴァロッティ版ではファブリッツィオ・メラーノの簡素なデザインでしたから、凝りに凝ったゼフィレッリの演出に触れることができ、カレーラスの繊細なロドルフォが聞けるこの映像作品は、パイオニアが権利を手放して以来、オークションでも高値を呼んでいたもの。歌手のアップが多い「寄った」映像と、豪奢で贅沢な演奏が相まってMETの本領を実感できます。ただ、せっかくゼフィレッリが仕掛ける舞台の全貌を画面で追いきれない点に若干不満も。その不満を埋めたければ、同じ演出でも2008年4月のMET公演を収録したDVDを合わせて見るのがお勧め。そちらはHDの大画面を意識した画角なので、第2幕・第3幕での通行人の些細な仕草など、舞台の隅々まで見渡せ、心なしか演奏もよりスリムでストレート。ステージからより距離をおいた、客観的な視点で楽しめます。でも僕には、今回再発売される1982年版がこのプッチーニの傑作に浸る感動を与えてくれた最高の映像作品なのです。感謝!

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     2009/08/21

    買う気は全くなかったけど、友人の棚にあったので、怖いもの聞きたさに、聞いてしまいました。案の定です。聞くんじゃなかった。
    確かに上手ですけど、やっちゃいけない暴挙ってあると思う。ラフマニノフの第2からストリングスを抜くって、誰が思い立ったんですか。クラリネットソロがどれほど美しくても、だめです。あの変なピアノ協奏曲(第5番)版がまだまともに思えます。違和感だらけの響きが耳についてしまいました。吹奏楽がいよいよ大嫌いになりそうです。

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