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ブルノのおっさん さんのレビュー一覧 

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     2019/05/26

    いろいろなラヴェル管弦楽曲集があるなかで、本盤はとりわけ美しい仕上がりを見せているものではないでしょうか。ラヴェル作品のもつダイナミックな響きが、混濁することなく精細に表現されています。ダフニスの夜明けの場面など、およそ人が演奏しているとは思えないほど、作為を感じさせない自然な音づくりが感じられます。ボレロやクープランの墓では、ロンドン響メンバーの見事なテクニックに終始感服。最近ではブランギエ&チューリヒ管などの新しいものも出始めていますが、本盤は時代を経てもなお色褪せない、それどころかラヴェル作品の解釈の一つの大きな理想形として、今後も永く聴かれ続けるべきものだと思います…!

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     2019/05/10

    マルチヌー初期作品集!なんと素晴らしい企画。最初のスケルツォ形式の前奏曲は原曲のピアノ版で多少聴いたことのあるものですが、それ以外はまるで出会ったことのない作品ばかり。中期や後期の作品にみられる複雑な要素はほとんどなく(それゆえ単純に過ぎる感も否めませんが)、親しみやすく美しい旋律を楽しむことができました。単に断章と書かれたトラック3の曲では、チェレスタの醸し出す夢想的な雰囲気に終始ウットリ…笑。また、小さな舞踏組曲も、マルチヌーが若き日に祖国チェコの要素と近代的書法とを融合させることを試みたと思われる微笑ましい作品であり、やや冗長ながらも聴きごたえがあります(長いですが、題名は「小さな」舞踏組曲!!)。そして、何より嬉しいのが、これらの貴重な作品をシンフォニア・ヴァルソヴィアの優れた演奏で聴くことが出来ることです。一般には知られていない作品でも、丹念に、むしろ世に知らしめるかのごとく、聴き手を感動させてくれます。今後もこのシリーズが続いていくことを楽しみにしています!

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     2019/05/06

    マルチヌー初期作シリーズという、ファンにとってはあまりに素晴らしい企画。全体的に印象主義の影響が強く、やや冗長に感じられる所もありますが、後期の作品にはほとんど聞かれない純粋な美しさを湛えており、じっくり味わって聴きたい作品集です。とくに、消えゆく真夜中の第2曲、青い時は単独で演奏されても良さそうな秀作だと思います。今後このシリーズが続くのかは分かりませんが、大変興味深いものなので、より多くの知られざる作品が発掘されていくことを期待しています。

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     2019/03/06

    様々なローマ三部作の録音を聴いてきましたが、やはりムーティ盤ほど聴きやすく、美しく仕上がったものは他に見当たりません。レスピーギに特徴的なカオス的な音の饗宴、これが非常に明快に伝わってくるのが分かります。怒涛の迫力は欲しいけれど、汚いのはいただけない・・・、そんな贅沢な要求に、ムーティ盤は見事に応えてくれるものです!三部作を聴く上で、外せない名盤の1つに違いありません。

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     2019/02/14

    佐渡さんがトゥーランガリラを!と少々驚きながら購入。まことに素晴らしい演奏。ソリストのお二人はもちろん、トーンキュンストラー管の分厚い響きに魅了されました。ライヴ収録ならではの独特の緊張感も良い点ですね。さて、本盤の大きな特徴は、全体的に響きが明瞭であることです。音が複雑に絡み合う箇所でも、それぞれが何をやっているかがはっきりと分かりました。これは非常に重要な点で、トゥーランガリラのように大規模な曲はしばしば音が混濁するのですが、本盤はあちらこちらで鳴っている音が見事に調和して聞こえてきます。録音が優れているからともいえますが、佐渡さんのアンサンブルをまとめあげる手腕によるところも大きいと思われます。また、パーカッションの鳴りが明瞭で聴きやすく、オンド・マルトノもオケに隠れることなくきれいに響いていて、メシアン作品特有のリズムの妙技を思いきり楽しむことができます。他盤(よく聴いていたのはミョンフン&バスティーユ)も良いのですが、しばらくは本盤を聴き続けることになるかもしれません。トゥーランガリラ、リスナーとしても一筋縄ではいかない曲ですが、佐渡さんのファンをはじめ、オケ・ファンの方々に広くおススメしたい1枚です!

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     2019/01/28

    マルチヌーは室内楽作品も数多く残しています。自身がヴァイオリン奏者だったことから、ヴァイオリンの活躍する作品がとくに多いのですが、本盤収録のチェロ・ソナタ3曲も注目すべき作品かと思います。親しみやすさという点では、もしかするとヴァイオリン・ソナタを超えるかもしれません(これはコンチェルトにもいえるような気がします)。各曲ともそれほど長い作品ではありませんし、技巧的な面を持ちつつも、チェロの暖かい音色を生かした優美なメロディーも随所にきかれ、聴きやすい作品です。また、アリエッタとリズム・エチュードはいずれもヴァイオリン版がありますので、それと聞き比べてみるのも面白いでしょう。

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     2019/01/28

    マルチヌーの二重協奏曲2曲と、名曲ラプソディー・コンチェルトを収めた1枚。演奏の素晴らしさはもちろんですが、二重協奏曲はそれぞれ一流の姉妹による演奏ということで、企画の面白さにも惹かれました。マルセイユ・フィルの演奏は本盤で初めて聴きましたが、軽快で楽しげなサウンドがマルチヌー作品にぴったりでした。ラプソディー・コンチェルトは近年競合盤が増えてきているので、本盤も含め、色々と聴き比べてみるのも楽しそうです。

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     2019/01/22

    この頃、本家スプラフォン以外のレーベルでも録音が増えてきたマルチヌー。これも、チェコ国内にとどまらず広く活躍したビエロフラーヴェクのおかげと言えるかもしれません。さて、ハルモニアムンディから出た本ディスクは、音質が良く、特にコンチェルト2番の演奏の素晴らしさが優秀な録音と相まって非常によく伝わってきました。決して録音の多いとはいえないセレナード2番も、こじんまりとした編成のはずなのに、すごく音の広がりが大きくて豊かな印象。トッカータと・・・は、数ある録音の中でも特に弦楽の儚いメロディーが極めて美しく仕上がっている演奏です。マルチヌー・ファンはもちろん、近年著しい活躍を見せるイザベル・ファウストのファンの皆さんに対してもおすすめの1枚です。

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     2019/01/17

    ショスタコーヴィチの交響曲で、有名な5番以外のどれかを聴いてみようと探していたときに、直感で選んだ1枚です。結果は大当たり!さすがはカラヤン&ベルリン・フィル、長大な(と言ってもレニングラードほどではないですが)第10番をきわめて明快に聴かせてくれます。演奏者の技巧は非のうちどころがなく、各セクションの響きが信じがたいほどにまとまって調和しています。カラヤンの華麗かつ徹底的な指揮ぶりが目に浮かぶようです。

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     2018/12/21

    このディスクがなければヨハン・ベルンハルトの存在すら認識しないままだったと思います。実を言えばあまり期待しないで、珍しさゆえに購入した感はあったのですが、聴いてみて意外にも大満足!テレマンとの類似とか、後の大バッハへの影響とか、もちろん作風についてはそういう面もあるのでしょう。しかし、あえてそこは意識しないで聴いてみると純粋に豊かな旋律に恵まれた作品であることが即座に理解できると思います。特にト短調の組曲はソロ・ヴァイオリンが活躍するコンチェルト的な要素もあって面白い作品です。バロック時代の主要な作品をある程度聴き終えたという人には、ちょっぴりマニアックな本盤を是非ともお薦めしたいです。演奏のフライブルク管は言うまでもなく素晴らしい!

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     2018/11/11

    あまりに素晴らしいヤナーチェク。これほど豊穣な響きのヤナーチェクは、逆に地元チェコのオケには出せない気がします。たしかに地元チェコ系の渋みのある演奏の方が、ヤナーチェク本来の、独特な哀愁を帯びた雰囲気にマッチするのだという見方もあるのかもしれません。しかし、そうだとしても、本盤の演奏は心から曲に浸って感動できる、稀に見るものです。シンフォニエッタでは、煌めくばかりの金管(しかもブーブーと煩わしい感じも無い)、重々しくならない程よいスピード感、そして何よりウィーン・フィルの極上のストリングスが堪能できます!タラス・ブーリバも素晴らしい。とくに他の録音よりもオルガンがよく響いており、個人的にかなり好きな音作りです。そして、それほど録音の多くないターリヒ編曲の歌劇《利口な女狐の物語》組曲が、これまた名演!チェコ・フィルとの録音もありますので、聴き比べてみると面白いかもしれません(同じマッケラスでも随分と違う!)。

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     2018/11/03

    マルチヌー本人がヴァイオリン弾きということもあり、彼の協奏的作品はいずれも複雑な技巧を凝らしたものばかりです。そんな作品をまとめてシリーズとして発売している本企画は極めて意欲的!それでは、演奏について。古楽で知られるホグウッドですが、過去にデッカ等でもマルチヌーをはじめ近代モノを振っており、本盤も抜群のセンスを誇っています。マトウシェクはスプラフォンでのマルチヌー録音で高名なヴァイオリニスト。技術的な難しさなど全く意識させず、余裕を感じさせる演奏です。特に最後のチェコ狂詩曲が素晴らしい。スプラフォンでのピアノ伴奏版の録音と聞き比べてみるのも面白いかもしれません。

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     2018/05/31

    最後まで聴いてみて、須賀田という作曲家の実に多彩な作風を楽しむことができました。よくこの時代の邦人作曲家は、同時代の音楽(ストラヴィンスキー、ラヴェル等)の影響を受けている(もう少し悪く言えば真似っ子)というように書かれることがありますが、だからこそ、むしろその音楽の多様さが面白いのだと思います。最初の「交響的序曲」を聴く限りでも、その重厚さと軽快さの絶妙な対比あるいは調和を感じることができるはずです。確かに、これぞ、という強烈な印象を与えるものは少ないかもしれませんが、何回聴いても飽きを感じさせない作品だと思います。とくに「東洋の舞姫」は、長さも程よく、1回聴くとやみつきになってしまいます。どうしてもマイナーな作曲家というイメージがありますが、いずれも親しみやすい作品ですので、邦人作曲家あるいは近現代音楽ファンでなくても楽しめるのではないでしょうか。

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     2018/03/11

    「葬送の歌」の録音がついに出ました!曲自体はそれほど強い印象を与えるものとは感じませんでしたが、後の「火の鳥」を予感させる濃厚なオーケストレーションを堪能できる作品です。決して録音が多いとはいえない、これまた初期作の歌曲「牧神と羊飼いの娘」も収録されており、ストラヴィンスキー初期作をまとまった形で聴くことができる点で有意義なアルバムでもあります。後半の「春の祭典」もやはり好演。クリーヴランド管との録音から実に30年近く経ちますが、シャイーならではの、どこか余裕の感じられるスッキリとした演奏は健在です。今後も大切に聴いていきたい1枚です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/03/09

    実はエルガーの協奏曲をそれほど気に入って聴いたことがなかったのですが、本盤は違いました!とくに第2楽章の急速な弓さばきは筆舌に尽くしがたいものです。管弦楽もベルリン・フィルということで、さすがの素晴らしい演奏。そして、もう1つ見逃してはならないのが、後半のマルチヌー!ノイマン=チェコ・フィルのスプラフォン録音(チェロ独奏:マイ)ぐらいでしかお目にかかれなかった協奏曲ですが、今回はなんとも貴重な、ベルリン・フィルと俊英ウルバンスキによるライヴ録音の登場ということで、嬉しい限りです。ベルリン・フィルがマルチヌーを演奏すること自体がほとんどなかったのではないかと思いますので、その点でも興味深いものです。第1楽章を聴き始めて、やや早めのテンポでサクッと行くのかと思うと、中間部の抒情的な場面ではしっかりと旋律を歌ってくれました(ここが、たまらないところですね)。そして、チェロと楽器群とのせわしない対話が続く第3楽章でも、見事な掛け合いを聴かせてくれました。ソル・ガベッタには、いつの日か、協奏曲の2番やソナタなども録音してほしいところです。

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