アストリッド・リンドグレーン

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山賊のむすめローニャ 岩波少年文庫

アストリッド・リンドグレーン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001140927
ISBN 10 : 4001140926
フォーマット
出版社
発行年月
2001年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,375p

内容詳細

落雷でまっぷたつになった森の古城に、山賊が二組。
片方のかしらにはひとり娘のローニャが、もう一方にはひとり息子のビルクがいました。
きょうだいのように仲良くなったふたりは、大人たちのいがみ合いに心をいため、森へと逃れます。
北欧の大自然を背景に、親と子の葛藤と和解、少女と少年の成長と愛をみごとに描いた物語。

【著者紹介】
アストリッド・リンドグレーン : 1907〜。スウェーデン南西部のヴィンメルビューに生まれる。小学校の先生や事務員をしながら、執筆活動をはじめ、『長くつ下のピッピ』で子どもたちの圧倒的な人気を得た。1958年に国際アンデルセン賞を受賞

大塚勇三 : 1921年、中国東北部に生まれる。東京大学法学部卒業。出版社勤務ののち、ドイツ、北欧などの児童文学の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • absinthe さん

    面白かった。子供は自由に伸び伸びと育っている。子供だけでも生きられるなどと嘘ごとを描くでもなく、親に頼らなければ何もできないなどと押しつけもしない。森で起きる様々な事を受け止める娘の目線は何もかもが新鮮でみずみずしく感じられる。鳥女やトロルなどファンタジらしい仕掛けも北欧らしくて面白い。

  • mocha さん

    雷の日に生まれた子は一筋縄ではいかない定め。危険と喜びがいっぱいの森を庭として、心豊かに成長していくローニャ。愛情深い両親との葛藤、淡い恋心など、幼い読者にもしっかりと伝わる物語だと思う。冬の厳しさと、生命あふれる夏の美しさ。灰色小人や鳥女やトロルが暮らす北欧の森はとても魅力的だ。訳の古めかしさも味わいとして楽しめた。

  • ゆかーん さん

    NHKでやっているアニメが大好きで、原作を読んでみたくなりました(笑)開いてみたら驚きです!原作にとても忠実で、アニメの世界と原作の世界が全く同じでした。ジブリの製作者さんたちが、原作をいかに大切にしていたのかを知ることができて嬉しい限りです!アニメでは、ローニャとビルクの会話が大好きでした。中でもビルクの大人っぽい雰囲気が本当に素敵です!あんなかっこいい男の子が、目の前に現れたら誰だって頼りたくなることでしょう!今はまだ兄弟と呼び合う仲ですが、二人の将来はきっと恋人同士になると期待しています(笑)

  • スノーマン さん

    アニメに影響されて、息子の図書館本を借りる際『あ、お母さんコレ読みたいし借りて!』と言い、二週間たち『まだ読んでる途中やから延長して』と更にお願いした(笑)面白かった。敵同士の子供ということで思いつめ方がまるでロミオとジュリエットのようでいて、幼い喧嘩からたくましい思いやりにまで成長する様子も微笑ましい。ピッピを描いた北欧作家さんとは存じず、そういえばピッピも読んでないかも!この森のなかの世界観は怪しくも惹かれる。挿絵も雰囲気ぴったり。四季がある国って良い。

  • 星落秋風五丈原 さん

    敵対する一家のローニャとビルクが、ひょんな事から仲良くなってしまったから さあ大変。すわロミオとジュリエットの再現か?と思いきや、この二人、年こそ 幼いが、もっと肝が太い。「その名前をお捨てになって(よよ)」などという形に こだわる無駄を省き、何と、熊の洞で二人だけの暮らしを始めてしまう。 リンドグレーンは、ピッピやロッタちゃんのような、ずんずん前を行く強気なヒロインが本当に好きなのだろう。けれどいくら強気といっても、ローニャは決時には自分の命を、大切な人のために引き替えにする勇気も持っている。

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アストリッド・リンドグレーン

1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方生まれ。1945年刊行の『長くつ下のピッピ』で子どもたちの心をつかみ、数多くの作品を生み出す。その作品は全世界100か国以上で読み継がれている。没年、「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」が設立、2005年には、原稿や書簡類がユネスコの「世界の記

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