CD

浜松市楽器博物館コレクションシリーズ28 ショパン&リスト:エチュード集〜プレイエル&エラールピアノによる〜小倉貴久子

ショパン (1810-1849)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
LMCD1922
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

浜松市楽器博物館コレクションシリーズ28
ショパン&リスト エチュード集〜プレイエル&エラールピアノによる〜
小倉貴久子(フォルテピアノ)


1830年のプレイエルと1874年のエラール、パリを代表する2つのピアノによる19世紀的ピアニズムの精華。
 浜松市楽器博物館コレクションシリーズ28は、博物館が所有するプレイエル・ピアノとエラール・ピアノの音色を堪能できる一枚。パリでヴィルトゥオーゾの頂点にあった二人の作曲家、ショパンとリストが愛したそれぞれのピアノで、ピアニズムの精華というべきエチュードを収録しています。19世紀ピアノ音楽の道標として重要な役割を果たした楽器のそれぞれの個性を楽しむこともできます。(ALM RECORDS)

【収録情報】
ショパン:
12のエチュード 作品10
・第1番 ハ長調
・第2番 イ短調
・第3番 ホ長調『別れの曲』
・第4番 嬰ハ短調 No.4
・第5番 変ト長調『黒鍵』
・第6番 変ホ短調
・第7番 ハ長調
・第8番 ヘ長調
・第9番 ヘ短調
・第10番 変イ長調
・第11番 変ホ長調
・第12番 ハ短調『革命』

12のエチュード 作品25
・第1番 変イ長調『エオリアン・ハープ』
・第2番 ヘ短調
・第3番 へ長調
・第4番 イ短調
・第5番 ホ短調
・第6番 嬰ト短調
・第7番 嬰ハ短調
・第8番 変ニ長調
・第9番 変ト長調『蝶々』
・第10番 ロ短調
・第11番 イ短調『木枯らし』
・第12番 ハ短調『大洋』

リスト:パガニーニ大練習曲集 S.141より
・第2曲 変ホ長調『オクターブ』
・第3曲 嬰ト長調『ラ・カンパネラ(鐘)』
・第4曲 ホ長調『アルペジオ』
・第6曲 イ短調『主題と変奏』

 小倉貴久子(フォルテピアノ)
【使用フォルテピアノ】
 プレイエル パリ、1830年、突き上げ式、シングル・エスケープメント78鍵、A=429Hz  浜松市楽器博物館所蔵
 エラール パリ、1874年、突き上げ式、ダブル・エスケープメント85鍵、A=430Hz 浜松市楽器博物館所蔵

 録音時期:2006年5月29日、6月1日/2010年4月21-22日、25日、28日
 録音場所:アクトシティ浜松音楽工房ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 発売元:浜松市楽器博物館
 販売元:コジマ録音

内容詳細

作品が生まれた頃に製作されたピアノの、輝きすぎずどこか木の質感を感じさせる響きで聴くと、たとえばショパンは情動の色模様の移ろいがよりくっきりと立ち、リストは音域による色の違いがタッチや書法とピタリ響き合う。演奏はその特質を引き立てて明敏だ。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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軽い軽い軽い、重力の鎖から開放されたかの...

投稿日:2011/02/20 (日)

軽い軽い軽い、重力の鎖から開放されたかのような軽さ。テンポも軽快、タッチも軽やか。なにより、プレイエルのピアノ自体が軽いのだ。自分が今まで聴いてきたショパンとはまるで違う。目から鱗が落ちるとは正にこのこと。深刻さが足りないとか、軽薄であるとか、そういうんじゃありません。

Yas さん | 静岡県 | 不明

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浜松市楽器博物館所蔵の1830年製プレイエル...

投稿日:2010/12/27 (月)

浜松市楽器博物館所蔵の1830年製プレイエルを用いたショパンのエチュード全曲。演奏の小倉貴久子はプルージュ古楽コンクールなどの優勝歴を持つフォルテピアノ奏者で、これまでも多くのディスクで素晴らしい演奏を聴かせてくれていた。録音自体は2006年に行われているが、ショパンイヤーに合わせてのリリースになったのだろう。私的にはショパンイヤー最大の収穫がこのディスクとの出会いだった。楽器の機構上の制約などまったく感じさせない自由さ、奔放さ、闊達さ。演奏家と楽器がまさに一体となって生み出される音楽の何という瑞々しさ。ショパンが「エチュード」として表現したかったものをいとも鮮やかに眼前に展開される驚きと、新たな発見の喜びを聴き手に与えてくれる稀有な名演奏である。時代楽器によるショパン演奏というと、母国のポーランドで制作された全集もなかなか愉しい聴き物であったが、小倉さんの演奏のインパクトの前にはすっかり色あせたものになってしまったことは否めない。正直言ってレベルが数段違うのである。またこのディスクには来るべきリストイヤーへの橋渡しの意味合いか、「パガニーニ練習曲集」から「オクターブ」「ラ・カンパネッラ」「アルペジオ」「主題と変奏」の4曲を1874年製のエラールで演奏したもの(こちらの録音は2010年4月)が収録されており、こちらも楽器の音色と演奏の美しさに心奪われるひとときを与えてくれる。

Deadman returns さん | 埼玉県 | 不明

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ショパン (1810-1849)

。39年の短い生涯を、作曲とピアノ演奏で駆け抜けた「ピアノの詩人」の素晴らしい音楽が世界中で鳴り響きます。世界各国でさまざまなコンサートやイベントがおこなわれ、CDやDVDなど、数多くの音楽ソフトもリリースされ、ショパンの音楽が過去最高の注目を集めるにぎやかな年になりそうです。

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