CD 輸入盤

カンタータ集(第140、10、51、80、202番) ミュンヒンガー&シュトゥットガルト室内管、ダンコ、アメリング、クレン、ヴィンベルイ、他(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4804844
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Australia
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

多くの人に愛されたミュンヒンガーのバッハ

1960年代後半〜70年代初めのバロック音楽復興期に大活躍した巨匠ミュンヒンガー。ヴィヴァルディ『四季』の録音がベストセラーになり、『パッヘルベルのカノン』などを有名にしたなど様々な功績がありますが、何と言っても彼の本質はバッハの演奏にありました。カール・リヒターの厳格な演奏とは違い、穏やかで優しいバッハは今でも多くの人に愛されています。名歌手シュザンヌ・ダンコ、エリー・アメリングの美しい歌声も収録。(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
J.S.バッハ:
・カンタータ第51番『全地よ、神に向かいて歓呼せよ』 BWV.51
・カンタータ第202番『いまぞ去れ、悲しみの影よ(結婚カンタータ)』 BWV.202
 シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ)
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)

 録音時期:1953年9月
 録音場所:ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

・カンタータ第10番『わが魂は主をあがめ』 BWV.10
 エリー・アメリング(ソプラノ)
 ヘレン・ワッツ(アルト)
 ヴェルナー・クレン(テノール)
 マリウス・リンツラー(バス)
 ウィーン・アカデミー合唱団
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)

 録音時期:1968年5月
 録音場所:シュトゥットガルト、シュロス教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

・カンタータ第80番『われらが神は堅き砦』 BWV.80
・カンタータ第140番『目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声』 BWV.140
 ガブリエレ・フォンターナ(ソプラノ)
 ユリア・ハマリ(アルト)
 エスタ・ヴィンベルイ(テノール)
 トム・クラウセ(バス)
 シュトゥットガルト聖歌合唱団
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)

 録音時期:1984年2月
 録音場所:シュトゥットガルト、シュロス教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

・主よ、人の望みの喜びよ(BWV.147より)
・羊は安らかに草をはみ(BWV.208より
 シュトゥットガルト室内管弦楽団
 カール・ミュンヒンガー(指揮)

 録音時期:1977年10月
 録音場所:シュトゥットガルト、シュロス教会
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Cantata Jauchzet Gott in allen Landen, BWV 51
  • 02. Cantata Weichet nur, betrubte Schatten, BWV 202 (Wedding Cantata)
  • 03. Cantata Meine Seele erhebt den Herren, BWV 10
  • 04. Elly Ameling Helen Watts Werner Krenn Marius Rintzler

ディスク   2

  • 01. Cantata Ein feste Burg ist unser Gott, BWV 80
  • 02. Cantata Wachet auf, ruft uns die Stimme, BWV 140
  • 03. Jesu, joy of mans desiring
  • 04. Sheep may safely graze

ユーザーレビュー

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本盤はK.ミュンヒンガー/シュトットガルトC...

投稿日:2012/08/27 (月)

本盤はK.ミュンヒンガー/シュトットガルトCOが伴奏したバッハのカンタータ五曲で他の指揮者ほど曲数は多くはありませんが彼が収録したバッハのマタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ロ短調ミサ、クリスマス・オラトリオ、復活祭オラトリオ等と基本的には方向性は変わっておらず穏やかで優しく温かく美しいバッハを展開してくれています。とは言うものの録音時期的に早いものは彼のガチガチさがまだ々「健在」な面を見せております。即ち1953年S.ダンコ42歳、ミュンヒンガー38歳の時の演奏収録でモノラルLP時代では比較的先発組だった「祝儀物」組合せBWV51「全地よ、神に向かいて歓呼せよ」(5曲トータルタイム18’40)とBWV202「いまぞ去れ、悲しみの影よ(結婚カンタータ)」(9曲同25’28)であります。私はオペラ歌手としてのダンコが歌うSPの時のカッチーニ「アマリリ」くらいしか知らずカンタータとの結びつきは物珍しくバックが当時バロックで注目を集めていたミュンヒンガー/シュトットガルトCOという事で結構「様」になった演奏と受け止めました。当時もう押しも押されもしない柔らかな名ソプラノが例のミュンヒンガーの楷書式なタッチと上手くブレンドした名演となりました。そしてステレオ時代に入って彼のバッハ宗教曲の諸録音はもう少し当たりがマイルドになって行った様です。本盤では1968年録音のBWV10「わが魂は主をあがめ」(7曲同21’39)の頃からそういう傾向が始まりましてこの曲ではミュンヒンガーがバッハ宗教曲で重用?したE.アメリング(S、当時35歳)の他H.ワッツ(A、同41歳)、W.クレン(T、同25)、M.リンツラー(B、同36歳)と実力派メンバー、合唱はウィーン・アカデミー合唱団 が声楽陣を務めております。アメリングの歌唱にホッとさせられますね。残りの二曲BWV80「われらが神は堅き砦」(8曲、同29’08)、BWV140「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」(7曲、同28’39)は更に時代が下って1984年・・・ミュンヒンガーも69歳になっており、いわゆるバロック演奏の主流を確立しつつあったオリジナル楽器のグループに圧されつつという時期の演奏だと思います。声楽陣はG.・フォンターナ(S、同26歳)、J.ハマリ(A、同42歳)、E.ヴィンベルイ(T、同41歳)、T.クラウセ(B、同50歳)、シュトゥットガルト聖歌合唱団と言った具合でタッチも幾分軽くテンポ的にも若干速めで当時のトレンド演奏に対して善戦?した感じとなりました。マァこの五曲のカンタータの決定盤という程ではありませんが安心して聴ける名カンタータ名演奏でありましょう。私にはオリジナル楽器によるトレンド演奏での大量録音カンタータ集より気分的には受け入れられる価格も含めて素晴らしい盤であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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