CD 輸入盤

パルティータ全6曲 植山けい(チェンバロ)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC052
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


「18世紀の名器で誘われるバッハへの旅路」(有田正広)
世界で活躍する植山けいが満を持してJ.S.バッハのパルティータ全6曲を録音!


世界で活躍するチェンバロ奏者の植山けいが満を持してJ.S.バッハのパルティータ全6曲を録音しました。収録はヴィラルソー城(イル=ド=フランス)にて、18世紀の名器クリスチャン・クロール(1776年製作)のチェンバロを使用しました。この楽器は当時のままの弦とプレクトリウムが残った状態で発見された大変に貴重なものです。植山のもっとも大事にしてきたレパートリーである6つのパルティータをこの名器を用いて丹精を込めて奏でます。ブックレットにはチェンバロ奏者にして音楽学の権威、オルハン・メメッドによる書き下ろしの曲目解説および使用楽器の解説付き(日英仏)です。

「チェンバロ奏者、植山けいさんのバッハ音楽、第2弾はパルティータ全曲! 植山さんは僕のクラスで4年間、古楽を学びピア二ストへの修行の旅に出て、遂にはチェンバロ奏者へと自らの地を見つけました。今は世界で活躍する堂々たるチェンバロ奏者へと! 植山さんの愛情溢れる音楽への探求心は常に私たちにたくさんのメッセージと音楽の喜びを送ってくれています。貴重な1776年製のオリジナル名器、クリスチャン・クロールから流れ出すバッハ音楽に、暫しファンタジックな世界に誘われます。」 有田正広:トラヴェルソ奏者(販売元情報)(写真c TROP STUDIO)

【収録情報】
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830


Disc1(73:48)
● パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
● パルティータ第3番イ短調 BWV.827
● パルティータ第6番ホ短調 BWV.830

Disc2(77:58)
● パルティータ第5番ト長調 BWV.829
● パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
● パルティータ第4番ニ長調 BWV.828

 植山けい(チェンバロ/調律法:レーマン)
 使用楽器:クリスチャン・クロール 1776年製作(マルク・デュコルネ氏の協力による)

 録音時期:2017年10月23-27日
 録音場所:イル=ド=フランス、ヴィラルソー城
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

 日本語帯・解説(日英仏)付
 ディスクは国内プレスとなります。

【植山けい(チェンバロ)】
ロンドン生まれ、東京育ち。2004年パオロ・ベルナルデイ・チェンバロ・コンクール第2位(イタリア)。第19回国際古楽コンクール<山梨>チェンバロ部門第3位(日本)。フランスで2008-2012年の間、レ・シエクルのチェンバロ奏者を務める傍ら、プロメテウス21によるバッハのチェンバロ協奏曲及び、ブランデンブルク協奏曲全曲演奏ツアーにソリストとして出演。その時の演奏が、フランス国内でラジオ放映され、好評を博す。また、オランダやアメリカで開催したコンサートでの演奏を地元メディアに取り上げられ、高く評価された。
 バッハのゴルトベルク変奏曲(INTEG221188)をスイス・ノイシャテル博物館所蔵ヨハネス・ルッカース1632/1745で録音し、そのディスクはレコード芸術特選盤、朝日新聞推薦盤、ディアパゾン誌新人賞(フランス)に選出。また、デュポールのチェロ・ソナタ集(INTEG221189)をラファエル・ピドゥーと世界初録音し、レコード芸術で準特選盤に選ばれる。2018年、NHK交響楽団と野平一郎氏新作発表公演に参加。ケンブリッジ古楽協会からの招聘によりソロ・リサイタルを行い、イギリス・デビューを飾った。
 桐朋学園大学ピアノ科、アムステルダム音楽院チェンバロ科(オランダ)、ロンジー音楽院チェンバロ修士課程修了(アメリカ)。これまでチェンバロをピーター・サイクス、メノ・ファン・デルフト、クリストフ・ルセ、ユゲット・ドレイフュスの各氏に師事。現在欧米と東京を中心にチェンバロ奏者として活躍中。
 京都市立芸術大学非常勤講師、同志社女子大学音楽学部嘱託講師。(販売元情報)

内容詳細

古雅にして豊麗、何とみやびやかなチェンバロの響きだろう。ゴルトベルク変奏曲に続く植山けいのバッハ第2弾はクリスチャン・クロール製の歴史的楽器を奏でたパルティータ。技法を駆使しながらもそれを感じさせない天衣無縫な表情はまさに天賦の才である。★(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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 まず注目すべきはC.クロールの1776年製造...

投稿日:2021/03/14 (日)

 まず注目すべきはC.クロールの1776年製造の歴史的チェンバロの成熟した響きの美しさである。植山けいはこの響きをよく理解したうえで、バッハの名作、6つのパルティータを見事に弾きこなしている。早すぎず遅すぎず、中庸の落ち着いたテンポで1音1音を大切にしながら、理知的だが冷たくなく、上品なやさしさが感じられ、フォルテでもうるさくはならず、繰り返しのところでの装飾も少なめで、バッハの音楽がもつ構成美や有機的な音のつながりを壊すことはない。バッハの音楽に装飾過多の厚化粧は似合わない。むしろすっぴんに近い方が良い。とはいえ、よく聞くと植山さんは細かいニュアンスもちゃんとつけており、各曲の表情はけっこう豊かである。例えば、パルティータ第5番と6番のジーグはともにフーガ形式をとるが、短調と長調の主題とテンポの違いを的確にとらえて素晴らしい演奏となっている。植山さんの演奏スタイルは、そういえば、晩年のグスタフ・レオンハルトの演奏に似ているような気がする。

まさやん さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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