ドラマで眠っているあいだにを聴いてなんていい曲なんだと思い、このアルバムに出会いました。1,2,4,5曲目を聴くと、朝のすがすがしい気分もしくは教会の中にいるような気持ちになります。6曲目はとても愉快な楽しい曲だったり、ここは外国なのかなと思うようないろいろなイメージが膨らみます。

シンプルな中に力強さを持ったビューティフルハミングバードの最新作、　 オリジナルとカバー曲の繰り返し、この曲の構成がまた上手い結果を持たせたのだ、聞き返しても飽きの来ない、むしろ聞く物を引き寄せる魅力を持つ、カバー曲についても単なるカバーではなく、何処かで聞いた事があるのだけど！とも思わせてしまうほど完成度が高く、完全にビューティフルハミングバードの世界へと聴く者を導くのだ、透明感があり心の中奥深くに浸み渡る、小池光子の唄声、このアルバムを聴いて気が付いたのだがほとんどの曲にはイントロらしき物がない、それによって、聴く時の不必要な先入観を持たずに聴くことができる、決して聴いて損をさせないアルバムに仕上がっている、繰り返し聴けば聞くほどに二人の魅力はますのだ、何度も聴くうちに小池光子のヴォーカルは単なる歌声ではなくなり、むしろ鳥の囀りの如く曲の演奏の一部となり、田畑伸明のギターが小池のヴォーカルを優しく支える様に唄う、これまでには出会った事の無かったタイプのアルバムであり私の一生涯のコレクションの中の一枚となった。

ジャケットの鳥人間？のやさしい笑顔につられ、購入。ジャケットのイメージどおりのやさしさと素朴さ、そして大空を羽ばたくような躍動感を併せ持った歌世界に、軽い衝撃を受けました。それにしても味わい深いボーカルです。４曲目で、「ラーラーラー」と歌っている（と思われる）のが、「ローローロー」と聴こえるところなど、特徴的で、歌が自然と心に沁みてきます。