ファンタスティック・ベルリオーズ〜幻想交響曲（ラトル＆ベルリン・フィル）、『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲（プラッソン指揮）、他（3CD）

ファンタスティック・ベルリオーズ（3CD）

「標題音楽」という音楽の新しいジャンルを確立し、伝統的な形式や枠組みにとらわれない自由な交響的作品を生み出した作曲家ベルリオーズ。表現はあくまでも劇的で、その色彩的管弦楽法は、多くの作曲家に影響を与えました。そうしたベルリオーズの野心、独創性、画期的な輝きのオーケストレーションの作品の中から、特にそれに相応しい作品が収録されたアルバムです。
　同時発売の『ベルリオーズ作品全集』からの音源が使用されていますが、幻想交響曲と『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲は、異なった演奏者音源となっております。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
ベルリオーズ：
● 幻想交響曲 Op.14, H48（全曲）
　サー・サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

● 交響曲『イタリアのハロルド』 Op.16, H68〜第2楽章、第3楽章
　ドナルド・マッキネス（ヴィオラ）
　レナード・バーンスタイン指揮、フランス国立管弦楽団

● 夢とカプリッチョ Op.8, H88
　ルノー・カプソン（ヴァイオリン）、
　ダニエル・ハーディング指揮、ドイツ・カンマーフィルハーモニー

Disc2
● 劇的物語『ファウストの劫罰』 Op.24, H111より
　ハンガリー行進曲（ラコッツィ行進曲）
　妖精の踊り
　鬼火のメヌエット
　「燃える愛の炎が」
　「ラッパの合図で」
　スーザン・グラハム（メゾ・ソプラノ）
　ケント・ナガノ指揮、リヨン歌劇場管弦楽団＆合唱団

● 歌曲集『夏の夜』 Op.7, H81bより
　ヴィラネル
　ばらの精
　未知の島
　ジャネット・ベイカー（メゾ・ソプラノ）
　サー・ジョン・バルビローリ指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

● 歌劇『ベアトリスとベネディクト』 H138より
　序曲
　「ああ！ 彼女を愛してしまいそうだ」
　「ため息ついておられますわね、お嬢さま！」
　シルヴィア・マクネアー（ソプラノ）
　 キャサリン・ロビン（メゾ・ソプラノ）
　ジャン＝リュック・ヴィアラ（テノール）
　ジョン・ネルソン指揮、リヨン歌劇場管弦楽団＆合唱団

● 劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.17, H79より
　静かに晴れた夜
　音も人影もないキャピュレット家の庭
　マブ女王のスケルツォ
　リッカルド・ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団

Disc3
● 序曲『ローマの謝肉祭』 Op.9, H95
　マリス・ヤンソンス指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

● 羊飼いの乙女の恨み H7
　エルザ・ドライジグ（ソプラノ）
　ジェフ・コーエン（ピアノ）

● 歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲 H76a
　ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団

● レクィエム Op.5, H75より「入祭唱」「ラクリモサ」
　ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団＆合唱団

● 歌劇『トロイアの人々』 H133より
　王の狩りと嵐
　奴隷たちの踊り
　「陶酔と限りない恍惚の夜よ！」
　「さらば、誇れる国」
　ジョイス・ディドナート（ディド）
　マイケル・スパイアーズ（エネ）、他
　ライン国立歌劇場合唱団、バーデン州立歌劇場合唱団
　ジョン・ネルソン指揮、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団

● ド・リール／ベルリオーズ編：ラ・マルセイエーズ H51a
　オー・ド・セーヌ児童合唱団、トゥールーズ・キャピトール合唱団
　ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトール国立管弦楽団