ミッドナイト・ライブラリー

マット・ヘイグ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784596319067
ISBN 10 : 4596319065
フォーマット
発行年月
2022年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
440p;19

内容詳細

ノーラはその日人生のどん底にいた。飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。頭をめぐるのは後悔ばかり。「私がもっといい飼い主だったら」「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」「恋人と別れなければよかった」「故郷に戻らなければよかった」生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた―。2020年Goodreads Choice Awardフィクション部門受賞。

【著者紹介】
マット・ヘイグ : 1975年イギリスのシェフィールド生まれ。大学卒業後、マーケティング会社を経営するなどさまざまな職を経たのちに作家業に専念。フィクション、ノンフィクションを問わず多岐にわたるジャンルの作品を執筆し、その多くがベストセラーとなっている。“Shadow Forest”でネスレ子どもの本賞金賞を受賞し、また3作品がカーネギー賞候補作に挙げられている。『ミッドナイト・ライブラリー』は世界43カ国で刊行され全英1位を獲得、各国でロングセラーに。2020年Goodreads Choice Awardフィクション部門を受賞した

浅倉卓弥 : 1966年、札幌生まれ。作家・翻訳家。東京大学文学部卒業。2002年『四日間の奇蹟』にて第1回『このミステリーがすごい!』大賞(金賞)を受賞、同作は映画化もされミリオンセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 旅するランナー さん

    生と死の狭間にある"真夜中の図書館"。 書架に並ぶ無数の本には、自らの選択によって、なり損ねた人生が書かれている。バカリズムの脚本をハリウッドで映画化したような、大掛かりなブラッシュアップライフ。「大事なのはあなたが何を見ているかではない。何が見えているのかだ」「小さな物事の持つ意味を、決して過小評価してはいけない」など、哲学とパラレルユニバースをふりかけた、前向きに生きるための言葉が散りばめられています。

  • R さん

    生きる意味を取り戻す物語。人生に絶望した女性が、生死のはざまという奇妙な図書館にいざなわれ、もしかしたら自分が生きたかもしれない別の人生を体験していく。自分がこうだったかもといういくつかの想定違いが、結局はそれぞれに苦難もあり、また、本当に自分が生きたそれとは異なり、自分なのにそれはもはや他人だと気づいてしまう。自分がどう生きて、どうしていくか、そこでどう思うかという原点に返ってくる追体験を読書することで得られた。期待を裏切らない教訓譚だけども、嫌味じゃなかった。

  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★★  八方塞がりで人生のどん底にいた主人公が自ら命を絶とうとして生と死の狭間を彷徨っているときに出会う図書館。  その図書館で、もしもあの時違う選択をしていればありえたかもしれない人生の体験をするというストーリー。  話の内容が内容だけに冒頭はひたすら重いですが、その後はいろいろと面白い方向に話は進みます。  主人公は「選択しなかった」人生を体験して選択肢は多そうに見えるんだけど、これまでの人生の中でしっかりと種を撒いておいてパラレルワールドで実りを収穫するって発想も面白いと思いました。

  • Panzer Leader さん

    人生に疲れた主人公が自殺を試みた後、目覚めたのは生と死の狭間にある真夜中の図書館。ここで彼女は自分の選ばなかった人生を体験していく。いい年なのに大人になり切れない主人公がネガティブ志向で閉口するも、話が進むにつれ彼女の心境も変化していきラストは前向きできれいに纏まった。

  • うののささら さん

    生死の狭間にある図書館。ある本は生きていたかもしれない人生を書いている。ある時違う決断をしたらどんな人生になったか知りたいな。選ばなかったことをくやんだ人生、現実を知った時どんな気持ちになるかな。パラレルワールド違う別の世界線。うちの妻の受け売りだけどイギリスの話は日本と違いオブラートなくえぐい。無限の人生から一番幸せと思えるものを選ぶとしぼれてくる答えか。いつだって人生は行動。小さな物事を過小評価してはいけない。ひとつの後悔は連鎖してしまう。ただ目の前に差し出されたことに一生懸命取り組むのが人生かな。○

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