ぬえの碑 講談社ノベルス

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065150450
ISBN 10 : 4065150450
フォーマット
出版社
発行年月
2023年09月
日本
追加情報
:
832p;18

内容詳細

百鬼夜行シリーズ17年ぶりの新作長編がついに!

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。
消えた三つの他殺体を追う刑事。
妖光に翻弄される学僧。
失踪者を追い求める探偵。
死者の声を聞くために訪れた女。
そして見え隠れする公安の影。

発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、
縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。

シリーズ最新作。

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。2004年、『後巷説百物語』(角川書店)で第一三〇回直木賞を受賞。2011年、『西巷説百物語』(角川書店)で第二四回柴田錬三郎賞を受賞。2016年、遠野文化賞を受賞。2019年、埼玉文化賞を受賞。2022年、『遠巷説百物語』(角川書店)で第五六回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★★★  なんと前作より17年ぶりのシリーズ第10弾!  今までのようにリアルタイム進行ではなく、現在のちょっとした調べ事から過去に散在した事件に結びついていくという感じで、今までとはまた違ったアプローチが面白いです。  ちょいと「百鬼夜行−陽」あたりに絡む部分や、巷説百物語あたりのニュアンスもあったりして、このシリーズを読み続けているファンにはたまらない作品だったのではないかと思います。 

  • KAZOO さん

    京極さんの久方ぶりの「百鬼夜行」シリーズの最新刊で相も変わらずレンガのような本に辟易しながら読みました。まあどちらかというと鵺に関する知識を様々な文献から渉猟して紹介してくれています。そして事件らしきものがあまり起きずに京極堂の出番も以前に比べて少ない気がしました。ただやはり京極さんの蘊蓄というものがかなり出ている感じです。

  • ミキ さん

    2023-43:この作品が読める日が来るなんて夢のよう。 作中で過去の事件が一昨年って説明されてて、時空が歪んだわ。作中時間と待たされた17年の落差がヤバ。次はもっと早く読ませておくれよ。

  • さくりや さん

    待ちに待った『鵼の碑』!薔薇十字一味、完全復活。京極先生が「僕の作品は多重構造だからプロット書かないでさっさと本編書いちゃった方が早い」とおっしゃっていたが、まさしく多重構造。重なるようで重ならない複数の事件が同時進行していく様が面白かった。長編は17年振りなのに全く変わらないメインキャラクターたちが頼もしい。まあ中禅寺は関口に似てきて関口は中禅寺に似てきた感あったけど笑。久住・関口パートの一人称と三人称を行き来する語りが不気味で良かった!

  • ちょろこ さん

    とても刺さるテーマの一冊。今回は日光を舞台に繰り広げられる憑き物落とし。メンバーそれぞれが抱えた全く別の案件が日光という地に導かれるように集結していく過程は読み手の心を嫌でも掻き立てる構成。燃える碑とは何を意味するのか…こういうテーマは刺さるな。改めてこの時代設定、戦中戦後を生きているメンバーという設定が好きだ。読み手の気持ちと時に重なり時に一歩退き客観的に全体像を見渡すような緑川さん視点の描写も印象的。終盤は濃い。村を起点とし数々のテーマが重なり深みと濃さを増す。充分現在に通ずるものとして。はぁ…満足。

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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