坂の上の雲 4 文春文庫 新装版

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105792
ISBN 10 : 4167105799
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
追加情報
:
16cm,414p

商品説明

明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国…。
少将秋山好古の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また連合艦隊の参謀・少佐真之も堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida さん

    黄海海戦、浦塩艦隊撃滅、遼陽会戦、沙河会戦、旅順要塞攻略戦迄。黄海海戦で連合艦隊はロシアの旅順艦隊を殲滅出来ず、再び旅順港を封鎖する。バルチック艦隊が日本へ迫るなか、一刻も早い旅順要塞攻略が必要となる。満州の遼陽、沙河ではロシアの戦略的撤退もあり辛勝する陸軍。兵力・弾薬の欠乏のなか、旅順要塞を攻める第3軍の合流が待たれる。どこまでが真実か不明だが、旅順要塞を攻める第3軍の司令官乃木希典と伊知地参謀長の頑迷さ無能さに唖然とする。特に総攻撃を毎月26日とする理由。白襷隊の悲しさ。次巻で旅順要塞を攻略出来るか。

  • mitei さん

    旅順攻略がいよいよ本格化してきた。坂の上の雲で乃木大将のイメージが悪かったのが可哀想だった。乃木大将はその後あの昭和天皇の養育者としても立派に努めを果たされ、明治天皇の後を追われて殉死と日露戦争の戦死者を弔われてやはり立派な人であることには変わりないと思った。

  • いおむ さん

    2018年読了一冊目。艦隊戦、地上戦の凄まじさ。日露戦争の単語として知っている人物・地名や艦隊、作戦がようやくつながってよくわかった。しかし作者がもはや〈災害〉とまでいっている旅順陸軍司令部の無能頑迷さは、その戦死者の数だけでも悲惨すぎて言葉がない。

  • forest rise field さん

    歴史としての明治時代は苦手の私には物語を通して知識を付けられるから一石二鳥。司馬史観かどうこうは知識があるからこそ。まずは日露戦争がどういう経緯で始まったか?当時のロシア、日本の国情も踏まえながら戦争を俯瞰できた。旅順での乃木、伊地知の作戦不味さと頑固さが目立つ。

  • ゆか さん

    ここからは日露戦争の話。秋山兄弟もチラッとしか登場せず、陸海軍それぞれの状況の説明で1巻分。英雄として扱われている乃木、伊地知はこの本では徹底的にこけ降ろされているが、実際にはどんな人物だったのだろうか。無能2人がトップだったチームに属し、ただ死ぬ為だけに戦地に出向いた人間も少なくない。この著書では少なくてもそう言われている。現在の会社でも同じ事が言える。バカな上司を持つと自分にも響く。部下は選べても上司は選べない。でも、そうした状況を作り出したさらに彼らの上司もまた無能だったのでは?とは思える。

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人物・団体紹介

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司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。1959(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の

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