ことばの波止場 中公文庫

和田誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122068872
ISBN 10 : 4122068878
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
149p;16

内容詳細

読んだらすぐに試したくなる、大人が楽しいことばの遊び―戦時中の替え歌から、落語、和歌、歌詞や訳詞。しりとり、回文、アナグラム。七五調や韻の妙。マザーグースにクマのプーさん…。和田誠さんが長年にわたってこつこつ集めた“ことばのトリビア”を紹介します。ほのぼのする挿絵入り。

目次 : 1(ことばのこばこ/ しりとり歌/ 替え歌/ 記憶法/ いろはと五十音/ マザー・グース/ クマのプーさん)/ 2(折句/ アナグラム/ 回文/ 七五調/ 韻/ 押韻の実習)

【著者紹介】
和田誠 : 1936年生まれ。多摩美術大学卒。77年から「週刊文春」の表紙を担当。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして書籍の装画、装丁を数多く手がけた。デザイン、絵画の分野で文藝春秋漫画賞、講談社出版文化賞など受賞多数のほか、翻訳、映画監督、エッセイ執筆など幅広い活動により菊池寛賞を受賞。絵本を含む自著は二百冊を超える。2019年10月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • へくとぱすかる さん

    和田さんは、絵だけでなく、ことばのセンスも抜群。いわゆる「ことば遊び」について、講演のためにまとめた資料が元。すんなり読めて楽しい。土井晩翠の名に意外なルーツが。知らなかった。アサヒビールと三ツ矢サイダーのパズルはすごいが、日本調の作品例には時代を感じる。マザーグースの翻訳は、やっぱり谷川さんのが現代的でいいと思う。文庫のしおりとは別ヴァージョンの和田さんのイラストがいい。英語・中国語の詩では当たり前な脚韻も、日本語では至難のわざだが、しかし和田さんはチャレンジした。ここまで自然な例は少ないはず。

  • momogaga さん

    和田さんの多才な魅力があふれていました。テーマは言葉遊び。題名にも遊びがありますね。

  • たぬ さん

    ☆3.5 イラストレーター兼平野レミのご夫君。そのイメージしかなかったんで文章も書いていたのかとまずは軽く驚いた。これは児童書専門店が主催したセミナーでの講演を文字起こししたもの。しりとり、いろは、回文、アナグラム… 国語の授業は好きだったけど「ことば」の面白さがわかるようになったのは大人になってからだなあ。リズム感のある詩とかね。好き。

  • くろうさぎ さん

    取り上げてある、さまざまな言葉遊びが面白い。「不思議の国のアリス」にしても、「くまのプーさん」にしても、訳者によって選ぶことばの味わいが違って、それもまた楽しみどころですよね。「折句」のところのアサヒビールの広告の例は、自分ならどんな言葉を入れるだろう?と考えたりして楽しめました。挿絵も可愛らしいし、紙質も良くて、ずっと手元に置いておきたい一冊です。

  • 新天地 さん

    和田誠さんの講演会の内容をまとめた「言葉遊び」の本。しりとり、替え歌、回文、いろは歌、アナグラム、韻等々、様々な言葉の面白さに触れてとても楽しい一時だった。「アナグラム」の章では自分の好きなアルセーヌ・ルパンや泡坂妻夫も出てきて、ある意味期待通りの面白さだった。そしてこの本で一番凄いと思ったのは最後を飾る「押韻の実習」の章。巷の日本の歌の多くだって当たり前に韻を踏んでいるが、洋楽の翻訳で元の意味を崩さずリズムを守り韻を踏むという技巧に鳥肌が立つほどだった。また一つ和田さん一面を知ることができた。

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人物・団体紹介

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和田誠

グラフィックデザイナー、イラストレーター。1959年多摩美術大学卒業、ライトパブリシティに入社。1968年からフリー。1977年より40年余り『週刊文春』の表紙を担当。1974年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。1989年ブルーリボン賞監督賞、1994年菊池寛賞、1997年毎日デザイン賞、201

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